2021年になっても、当分海外旅行は解禁とはならず、しばらくは日本国内で楽しむことを余儀なくされそうですね。国内旅行は日帰り、もしくは2~3日間休暇を合わせれば出かけられるので、この機会に家族旅行を計画してみませんか。
この記事では、地方やテーマごとで家族旅行におすすめの行き先を紹介していきます。
「武蔵」の土地の名にちなんだ全長634mのタワーは、今や東京都の新しい象徴として知らない人はいません。四季折々の内装を施した高速エレベーターで地上350mの展望デッキへ上れば、開放的な巨大ガラスからは約70km先まで見渡すことができます。さらに、100m上った地上450mの展望回廊では、チューブ型のガラス張り回廊が続き、まるで空中散歩をしているような感覚になるでしょう。
富士山までも見渡すことができ明るい景色が楽しめる昼間、宝石を散りばめたような美しい夜景が楽しめる日暮れ後、全く異なる表情を見せる絶景をお楽しみください。
まったりと日本古来の風景に親しみたい、下町の活気を感じたいという方におすすめなのが浅草散策です。浅草寺の参道である仲見世通りには代々続くお菓子屋、お土産屋が軒を連ね、歩いているだけでタイムスリップしたような気分を味わえます。また、参道を逸れて脇道に入れば昔ながらの喫茶店や食事処に加え、最新のお洒落カフェなどもあり参拝客を決して飽きさせません。人混みを避けて、浅草寺に少々遅い初詣に出かけてみてもいいですね。
栃木県足利市にある100,000㎡ の敷地面積を誇るフラワーパークでは、季節に合わせて多くの花が色とりどりに咲き誇ります。円のシンボルである大藤は太く逞しい中央の幹から広く枝分かれをし、目の前いっぱいに広がる藤色が眼を見張る程です。また、冬の季節(2月7日まで)は「光の花の庭」と第してイルミネーションも開催されています。
2017年に日本三大イルミネーションに選出されて以降人気を博し、夜景観光士が選ぶイルミネーションランキングでは5年連続で全国1位を受賞して高い評価を得ています。光で見事に表現された花園を、ぜひ体感してみてください。
自然や温泉、歴史的背建造物、グルメなど多くのアクティビティが詰まった場所として長年大人気なのが日光です。日本三大名瀑の一つにも数えられている落下高さ97mの華厳の滝、約2万年前に男体山の噴火による溶岩で渓谷がせき止められ、原形ができたと言われる中禅寺湖など自然に触れられるスポットも沢山あります。また、二荒山神社、日光東照宮など世界遺産に登録されている神社仏閣も多く、歴史的背建造物巡りにも最適です。
また、鬼怒川温泉や川治温泉など良質な温泉地としても有名なので、旅の最後に疲れまで癒やしてからご帰宅ください。
関西最大の人気テーマパークと言えば、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン。ジュラシックパークやジョーズなど定番のアトラクションやショーに加え、近年では、映画の世界観を精巧に再現した「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」、ミニオンの空間に迷い込める「ミニオン・パーク」など、新しいエリアが続々オープンしています。加えて、2021年2月4日には任天堂のキャラクターやゲームの世界を最新鋭のテクノロジーで再現した「スーパー・ニンテンドー・ワールド」のオープンも決定しています。
迫力満点のクラシック映画から最新のゲームの世界まで、まさに老若男女で満喫できるUSJを改めて訪れてみてはいかがでしょうか。
トンネル型水槽「アクアゲート」をくぐり抜けると、日本から世界各国の海、列島、森林などを再現した常設展示を通して海洋生物を見学できます。中でも、タスマン海エリアにいるカマイルカや太平洋エリアにいる体長12mを超える巨大なジンベイザメなどは、水族館ながらも大規模な地球や海洋を目の前に実感できる貴重な体験となるでしょう。また、身体感エリアではワモンアザラシやミナミイワトビペンギンなどがより近くに展示されており、気温、音、においなどをリアルに感じることができます。
木製とスチールのハイブリッドで、ほぼ直角での落下やスクリューが迫力満点のコースター「白鯨」や走路全長2,479mでギネス記録認定もされた「スチールドラゴン2000」などスリルを感じられるアトラクションから、小さなお子様も楽しめるキッズタウンなどあらゆる種類のアトラクションがある大型遊園地です。敷地内には「長島温泉 湯あみの島」という温泉施設もあるので、合わせてぜひご利用ください。
名古屋駅から直通バスが運行しています(所要時間約50分)。
なばなの里は、春は桜やチューリップ、梅雨から夏にかけては紫陽花や花しょうぶが咲き乱れる美しいガーデンです。また、冬の季節には毎年テーマが異なる大規模なイルミネーションが開催されます。2021年5月31日までは特別メインエリア「奇跡の大樹」と題してみなぎる生命力を色鮮やかでダイナミックに表現しています。他にも光のトンネル「華回廊」や光の海を表現した「ミレニアムガーデン」など見どころ満載なので、ぜひチェックしてみてください。
発着駅からの近鉄電車+三重交通バス+「なばなの里」入村券+「なばなの里」内で利用できる金券1,000円分のお得な料金でセットプランを販売しています。
「なばなの里イルミネーション 近鉄電車&バス割引セットきっぷ」は、電車・バスの往復乗車券と入村チケットがセットになったお得なきっぷです。なばなの里内で利用できる金券も付いてきます。
東京・有明に2020年6月に新しく誕生した最新スポット「Small Worlds Tokyo」。
「ガリバートンネルを抜けると、そこは不思議な1/80の世界」をテーマに、世界各国の魅力的な街や空想上の生き物、宇宙センターなどがミニチュアで再現され、目の前に広がります。
建物や風景だけでなく、人物までも精巧に表現されていて、生活感が溢れまるで息遣いまで聞こえてきそうです。目を凝らして底にいる人々の会話や生活を想像するのも面白そうですね。実際には海外旅行へ行けなくとも、様々な場所へ瞬時に行ったような気分が味わえるとてもユニークな最新スポットです。
温泉、プール、レストラン、ホテル宿泊、各種イベント、そしてなんと言っても本格的なフラダンスショーが楽しめる総合娯楽施設です。南国のムードや音楽に包まれ、プロのフラダンスやハワイアンダンス、迫力満点のファイヤーダンスショーなどを堪能できまるで本当にハワイに来たかのような感覚が味わえます。
中には複数のスライダーを含むプール、江戸情緒溢れる大型露天風呂、ハワイ感溢れるレストランやお土産ショップなど、宿泊しても遊びきれないようなアクティビティが沢山あり、世代を超えてお楽しみいただけるでしょう。
色々我慢が多かった2020年、近場へ出かけるのもいいけれど、やっぱり遠出をしたいというご家族には、九州や北海道の旅行が大変人気が高いです。良質で心も身体もリラックスできる温泉や自然が生み出す絶景に、ぜひ癒されに行ってください。
日本一の「温泉県」と表される大分県で有名なのが、言わずと知れた別府温泉と由布院温泉です。別府と由布院は隣同士でレンタカーや観光バス、電車など移動手段も充実しています。
街の至るところで温泉が湧き続け「地獄めぐり」も外せない観光となっている別府と、100~500円の安価で気軽に利用できる「共同浴場・立ち寄り湯」が豊富でもあり、金鱗湖など自然も豊かな由布院、ぜひ2つとも訪れてみてください。
別府市内で、温泉街の情緒が溢れ散策も楽しいのは「鉄輪(かんなわ)」地区です。
「みゆき坂」と「いでゆ坂」という緩やかな坂を中心に広がるこじんまりとした街は、至る所に足湯スポットがあり足を休めながら楽しむことができます。また、絶えず温泉が湧いているのでその湯気を利用して卵や野菜、プリンを蒸し上げるグルメ「地獄蒸し」も有名なので、食べ歩きしながらゆったりお散歩するのがおすすめです。
絶景にグルメにドライブに、北海道のアクティビティは沢山ありますが、冬の季節が彩る北海道は現実離れした美しさに包まれていることでしょう。
冬の澄んだ空気の中でさらに映える函館の夜景を観るもよし、美瑛町で雪に包まれた白銀青い池や白ひげの滝に出かけるもよし、キラキラと輝く冬ならではの絶景が目の前に広がりますね。
まだまだ油断を許さない状況ではありますが、この機会に身近な場所に改めて出かけてみると新たな発見があるかもしれません。また、人混みを避けて、自然の多い場所へ旅行するのもリフレッシュになるでしょう。
※交通機関や施設の料金、時間等は予告なく変更になる場合があります。最新情報は公式サイトも合わせてご確認ください。