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奄美大島へ行こう!各都市からの飛行機ルート&フライト運航情報

透明度抜群の美しい海やマングローブの森など、昔と変わらない姿の自然があふれている奄美大島。そんな奄美大島に行ってみたい!と考えている方も多いと思いますが、気になるのは現地までのフライト情報ですよね。この記事では各都市からの行き方や、奄美大島周辺の離島情報も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

2020/10/30

奄美大島行きのフライト情報

直行便の運航状況と所要時間

那覇発

沖縄から奄美大島へ飛行機で向かう場合、那覇からRAC(琉球エアコミューター)というエアラインを利用します。あまり聞いたことがない名前かもしれませんが、RACは那覇空港を拠点に沖縄及び奄美の離島路線を運航している航空会で、日本航空(JAL)グループの構成企業です。沖縄と奄美大島を結ぶRACのフライトは1日1往復の就航となっていて、フライト時間はおよそ1時間です。

鹿児島発

鹿児島空港から向かう場合は、JALまたはスカイマークのいずれかを利用します。JALは便数も多く、自分の旅の計画に合わせてフレキシブルにスケジュールを立てることができます。一方スカイマークは1日2便と本数は少ないものの、JALより価格が安いことが多く、リーズナブルに旅行をしたい方におすすめです。

福岡発

福岡からはJAC(日本エアコミューター)というエアラインを利用します。所要時間は約1時間で、1日に1往復のフライトが就航しています。他の都市から来て福岡でJACに乗り継ぐ場合は、早朝6:30頃には到着している必要があるため、経由地にはあまりおすすめできません。

大阪発

関西からは、伊丹空港から行く方法と関西国際空港から行く方法があります。伊丹空港からはJALが1日1便就航しています。関西国際空港からの場合、ピーチが1日1便就航しています。フライトの所要時間は伊丹と関空どちらからでもほとんど変わらず、1時間30分程度になります。

東京(羽田・成田)発

東京からは、羽田空港から行く方法と成田空港から行く方法があります。羽田からはJALが1日1便就航していて、所要時間は約2時間15分。成田からの場合はピーチが1日1便就航しています。所要時間は約2時間40分。ピーチの方が安く行けることが多いですが、所要時間や都心からのアクセスを重視するなら羽田からJALで行くことをおすすめします。

広島、名古屋、札幌からの行き方

主なルートと航空会社

広島、名古屋、札幌からは直行便がないため、それぞれ次のように乗り継いで奄美大島へ向かう必要があります。広島から行く場合、福岡まで新幹線または電車で向かい、福岡空港からJACというLCC(格安航空会社)を利用するのが一般的です。名古屋からは、鹿児島等で飛行機を乗り継いで向かうことが多いようです。札幌からだと、羽田、成田、関空等の大きな空港を経由して向かうのが一般的です。予算や所要時間を考慮して、自分にぴったりの方法を探してみてくださいね。

時刻表

奄美大島空港の公式ホームページにて、各都市からの到着時刻と奄美空港出発時刻が確認できます。ただしこのスケジュールは予告なしに変更される場合もありますので、利用する際には各航空会社へ直接問い合わせてくださいね。

月間時刻表|奄美空港

月間時刻表、スケジュール等は予告なしに変更される場合がございます。

奄美大島のアクセス料金&島内の移動手段

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チケットの値段

航空券は予約する時期によって料金が異なりますが、大体の相場をご紹介します。LCCの場合、東京なら往復15,000円、大阪なら13,000ほどで往復利用できることもあります。LCCを使わない場合、出発地にもよりますが35,000~50,000円くらいが相場のようです。

フェリー経由の場合

飛行機で直接奄美大島へ行く方法以外に、鹿児島または沖縄からフェリーで向かう方法もあります。鹿児島からの料金ですが、最も安い2等席で9,220円となっています。那覇港から向かう場合は、2等席で9,750円です。ただしフェリーの料金は改定されることもあるので、予約前に公式サイト等で料金を確認するようにしましょう。

鹿児島航路|運賃のご案内

マルエーフェリー株式会社 鹿児島航路の旅客運賃及び各種割引について

比較的安い時期

美しい海と自然を満喫できる奄美大島の夏は、多くの観光客でにぎわいます。シーズン中だと料金も高くなるため、避けて空いている時期にのんびり遊びたいという方もいるのではないでしょうか。そんな方におすすめなのが、4月~梅雨入り前、または10月~11月です。真夏のような強い日差しもなく、過ごしやすい気候が続きます。天気に恵まれれば、シーズン中のように海水浴やマリンスポーツなどを楽しむこともできますよ。

島内の移動手段

バス

観光に便利な公共交通機関として、「しまバス」という路線バスがあります。北部から南部まで走っているため観光にぴったりで、空港発着便も走っています。ただし普通に乗ると料金が高いので、観光を満喫したいなら路線バス乗り放題券(フリーパス)がお得。大人料金で1日券2,100円、2日券で3,150円、3日券で4,200円となっています。1日にどれだけ乗っても同じ値段なので、効率よくいろいろな観光スポットを巡ることができますよ。

タクシー

観光タクシーを利用すれば、現地の交通事情を知り尽くしたドライバーが効率よく名所を巡ってくれます。代表的なモデルコースもありますが、ガイドブックに載っていないような観光スポットに行ってみたいという方には特におすすめの移動手段です。

島観光にはレンタカーも人気。予定している方はぜひチェックしてみてください。

奄美空港周辺のおすすめホテル

ザ・シーン(THE SCENE amami spa&resort)

奄美大島唯一の天然温泉を満喫できる、高級リゾートホテル。ビーチまでたったの15秒という絶好のロケーションで、お部屋の大きな窓からはオーシャンビューが楽しめます。スパやヘッドマッサージをはじめとするリラクゼーション体験はもちろん、マングローブカヌーツアーや黒ウサギナイトツアーなどのアクティビティも充実しています。

奄美大島ホテルリゾート コーラルパームス

客室は全室オーシャンビューで、お部屋からいつでも奄美の海を見渡せるという絶好のロケーション。お部屋にいながら朝の美しい日の出、ゆっくりと沈んでいく夕日、きらきらと輝く星空を眺めてのんびりくつろぐことができます。

伝泊 The Beachfront MIJORA

奄美出身の建築家が設計した、ヴィラタイプのホテルです。全棟に共通する空間のこだわりは、目の前に広がる奄美の美しい海に面する壁面が全てガラス張りという開放感。隣の部屋との間にはコンクリートの壁があるので、プライベートもしっかり守られています。余計なものを削ぎ落とした美しい空間で過ごす時間は、日々の疲れを癒やしてくれること間違いなしです。

奄美大島周辺の離島

喜界島

「日本で最も美しい村」にも加盟している喜界町がある喜界島。喜界島へは、奄美大島から日本エアーコミューターを利用して、飛行時間わずか5分という早さで到着してしまいます。「サトウキビの一本道」として知られている、見渡す限りのサトウキビ畑と広い空に続くおよそ3.5kmの一本道が有名です。映画やドラマのロケ地としても利用されている絶景スポットなので、ぜひ足を運んでみてください。

日帰りでも楽しめる?

奄美から飛行機で行く場合は10:10に到着し、16:50に喜界島を出発する便を利用すれば日帰り観光が可能です。全部の観光スポットを6時間で回りきることは難しいですが、目当てを数か所に絞れば喜界島を満喫できますよ。

徳之島

奄美大島と同じく珍しい生き物たちが数多く生息していて、世界自然遺産登録を目指している徳之島。おすすめの観光スポットは、金見(かなみ)集落にある樹齢300年超えのソテツで作られた「金見崎ソテツトンネル」です。トンネルを抜けた先には「金見崎展望所」があり、太平洋と東シナ海を見渡せる絶景が広がっているので、天気のいい日にぜひ訪れてほしい景勝地です。奄美大島からフェリーで行くか、鹿児島から飛行機で行くのが一般的です。

与論島

美しいビーチが数多く存在している与論島。春から夏にかけての干潮時だけに姿を現す百合ヶ浜をはじめ、波が穏やかで泳ぎやすいウドノスビーチや、「龍の住む浜」とも呼ばれるパワースポットとしても知られる寺崎海岸など、個性豊かなビーチがたくさんあります。ぜひ自分だけのお気に入りの海を探してみてください。奄美大島からはフェリーまたは飛行機、鹿児島からは飛行機で行くことができます。

離島割引

鹿児島や沖縄を始めとする一部エリアでは、飛行機やフェリーの運賃割引制度を利用できる「離島割引カード」を交付しています。これはその地域に住んでいる住民や、進学のために転出した準住民等が対象となっているため、ほとんどの観光客は利用対象外となります。

奄美大島の現地ツアーは事前予約で効率よく観光!

手つかずの雄大な自然が残る奄美大島。離島はアクセスしづらいというイメージが強いですが、東京や大阪からは直行便もあるので意外とすぐに遊びに行くことができてしまいます。そんな奄美大島を余すことなく満喫するなら、現地オプショナルツアーがおすすめです。個人手配では網羅しづらい観光スポットでも、ツアーなら効率よく周ることができますよ。気になる方は、ぜひ以下のリンクをチェックしてみてください。

※交通機関や施設の料金、時間等は予告なく変更になる場合があります。最新情報は公式サイトも合わせてご確認ください。

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