日本との時差はマイナス1時間で、日本人旅行者にも人気のアジアリゾート・バリ。森や山、海といった美しく豊かな自然、古代遺跡などの歴史的名所、自然派エステやスパなど、バリには何度でも訪れたくなる魅力がいっぱい!この記事では、バリ島本島と周辺のおすすめ観光スポットや現地をとことん楽しむためのおすすめスポットを紹介します。
バリとはインドネシア共和国に属する島であり、第一級地方自治体のバリ州のこと。約17,000以上の島々から成り立つインドネシアの中で、バリ州はバリ島とその周辺の5つの島(ペニダ島、レンボンガン島、チュニガン島、スランガン島、ムンジャンガン島)で形成されています。州都はデンパサールで、9つの第二級地方自治体で構成されています。
日本からはバリ島デンパサールのングラ・ライ国際空港への直行便が運航されています。ガルーダ・インドネシア航空を利用して、成田空港から約7時間30分、関西国際空港から約7時間で到着します。ほかにシンガポールなど東南アジアの主要都市を経由する行き方もあります。空港から中心部へ移動する手段は車のみ。エアポートタクシーを利用するか、ホテルに送迎予約をして迎えに来てもらうこともできます。
1年を通じて平均気温は25℃以上、乾季と雨季があります。4~10月が乾季、11~3月が雨季にあたり、バリへの旅行は湿度が比較的低い4~10月がおすすめです。11~3月は激しい雨の日が多く、1日を通して湿度は高めです。
公用語はインドネシア語ですが、バリでは独自のバリ語が使われることもあります。ホテルや旅行者の多いレストランやショップでは英語が通じるところが多いです。
通貨はRp.(ルピア)で、Rp.10,000=約77円です(2019年時点)。Rp.500、Rp.1000、Rp.5000、Rp.1万、Rp.2万、Rp.5万、Rp.10万の7種類。硬貨はRp.25、50、100、500、1000の5種類あります。ミネラルウォーター(500ml)は Rp.3,000で、日本円に換算すると約23円。物価は比較的安いほうです。
美しい海に囲まれたバリならビーチで思う存分、マリンアクティビティを楽しめます。シュノーケリングをはじめマリンウォークや体験ダイビング、バナナボートなど選択肢はさまざま。ダイビングのメッカでもあるバリでは、砂浜からエントリーするビーチダイビングでもトロピカルな熱帯魚などに出会えるポイントが点在しています。
ビーチリゾートのイメージが強いバリですが、ウブドを中心とした内陸部にも行くべき場所がたくさん。世界遺産のライステラス(棚田)、景勝地のキンタマーニ高原などの美しい景色が旅行者を惹きつけています。合わせて、感動的なサンセットを望むタナ・ロット寺院やウルワツ寺院を巡るプランなど島内の人気観光地を行くツアーが多数催行されています。
スパ天国のバリでは、高級ホテルをはじめ中心部の街なかにも、スパやマッサージ施設が多くあります。インドネシア式ヘッドスパの「クリームバス」や伝統的なオイルマッサージの「バリニーズエステ」などメニューは多彩。夜23時まで営業しているところが一般的なので、昼間はたっぷり観光してスパ&エステで1日を締めくくるというプランも可能です。
壮大なスケールの自然や歴史ある寺院、伝統的な民族文化など、どこをとっても魅力的なバリ島。
バリ島観光で押さえるべき人気スポットを3つピックアップしました。
稲作が盛んなバリ島には、山や丘を切り開いて作られたライステラス(棚田)が点在しています。ウブド中心部から車で約40分、バリ島のライステラスのなかでも比較的アクセスがいい「テガララン」は観光スポットとして人気です。見渡す限り一面に緑が広がる棚田は、ヤシの木なども生い茂り南国らしさが漂います。道路沿いにはカフェやレストランも営業していて、ライステラスの絶景を眺めながら食事もできます。
空港から近く、最も活気があるバリ島観光の中心地にあるビーチリゾート。ビーチ沿いにはショッピングモールやホテルが立ち並びにぎやかな雰囲気です。繁華街のすぐそばに位置する「クタ・ビーチ」では、サーフボードやパラソルのレンタルもしていて海水浴やのんびりお散歩を楽しめます。「クタ・ビーチ」は波が穏やかなことでも知られ、サーフィンデビューするのにもぴったりですよ。
“神々の棲む島”ともいわれるバリ島には、昔から大切にされてきたパワースポットがあります。
ウルワツ寺院もそのひとつで、10世紀に高僧によって建立されたといわれるヒンドゥー教寺院の中でも特に重要な寺院です。約75mの断崖絶壁に立ち、建物の断崖に沿った遊歩道からインド洋の絶景が見渡せます。夕日をバックに行われる伝統舞踊のケチャックダンスも見どころのひとつで、ケチャックダンス観賞がセットになったツアーなども人気です。
バリへ来たら本島だけにとどまらず、少し足を延ばして離島にも行ってみましょう。バリ島周辺には5つの小島があり、本島からスピードボートに乗って気軽に行ける島もあります。
“最後の楽園”と呼ばれ、手軽に行ける秘境として近年人気を集めています。なかでも、「ケリンキンビーチ」は島を代表するビューポイント。青い海と空、白い砂浜が、島の地形と調和して感動的な美しさです。シュノーケリングツアーや、崖道を歩いてビーチに降りるトレッキングツアー(雨季を除く)なども体験できます。
バリ島からスピードボードで約30分とアクセスがよく、マングローブの森など手つかずの自然が多く残っています。島内の定番観光スポットといえば美しいエメラルドブルーの海「ドリームビーチ」。透明度抜群の海中では美しいサンゴの周りをたくさんの熱帯魚が舞い、シュノーケリングなどのアクティビティを楽しめます。
レンボンガン島とイエローブリッジで繋がっている小さな島です。ビュースポットはいくつもありますが、鮮やかなターコイズブルーの「ブルーラグーン・ビーチ」の美しさは格別。入江の先端には「ジャンピング・クリフ」という飛び込みスポットがあり、高さ約13mの岩肌からラグーンにダイブできます。スリルたっぷりで人気のアクティビティです。
バリ島から道路が開通して、中心部のクタから車を使って約30分で行ける陸続きの島です。“カメ
の島”とも呼ばれるこの島には、ウミガメの保護飼育センター「Turtle Conservation andEducation Center(TCEC)」があり、施設の見学のほか運が良ければウミガメの赤ちゃんと触れ合うこともできます。サーフポイントとして有名な「スランガンビーチ」もありますが、2018年より観光開発が進められていて現在(2019年12月時点)は立入り禁止になっています。
バリ島中心部から車とボートで4時間以上かかる秘境で、自然を満喫するにはもってこいの場所です。バリ西部国立公園の一部で、島全体が見どころになっています。サンゴ礁や魚の種類も多く、国立公園として保護されているので海の美しさは折り紙付き。シュノーケリングはもちろん、鳥やシカなどの野生動物が生息する公園内をトレッキングすることもできます。
エリアごとにそれぞれの魅力があるバリ。南部リゾートで寺院観光、東部エリアでマリンスポーツ、中部エリアで世界遺産のライステラス(棚田)見学など、見どころがたくさん。ベルトラではバリの魅力的なオプショナルツアーを豊富に取り揃えています。ぜひ一度訪れてみてください。
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