日本から約6時間~7時間で到着できるバンコクは、日本人に人気の観光地のひとつです。バンコクには寺院やマーケットなどたくさんの観光スポットがありますが、中でも近年人気なのがルーフトップバー。ルーフトップバーでは、建物の最上階でバンコクの景色を眺めながらお酒を味わうことができ、ゆったりと贅沢な時間を過ごせます。この記事では、バンコクに行ったら一度は訪れてみたい人気のルーフトップバーを紹介します。
ルーフトップバーは東京でも人気の夜遊びスポットですが、ルーフトップバーのブームの先駆けとなったのはバンコクです。高層ビルが建ち並ぶバンコクの高級ホテルがオープンさせたことで、そのブームは世界中に広がっています。
最上階に設けられたオープン形式のバーは開放感にあふれ、ルーフトップバーから夕日を眺めていると、西へ沈む太陽の美しさに見とれてしまうでしょう。日が沈めば美しいバンコクの夜景が広がり、その夜景を眺めながらアルコールやソフトドリンクを楽しめます。高層ビル群の向こうには美しい星々がきらめき、まるで映画を観ているような非日常の雰囲気を味わえますよ。
SNS映えする場所でもあるので、バンコク旅行の思い出づくりには欠かせないスポットのひとつです。
ルーフトップバーでは、ソフトドリンクやノンアルコールカクテルなどさまざまなメニューを取りそろえているので、アルコールが飲めない方でも入店できます。また、ルーフトップバーの中には未成年の方や小さな子供と一緒に入れるお店もあるので、家族連れで行く方は事前に調べておくことをおすすめします。
ここからは、バンコクでおすすめしたい人気のルーフトップバーを紹介します。定番から穴場まで、どのお店もいろいろな特色を持っているので、気になったお店はチェックしてみてください。
バンコクの最高峰5つ星ホテル「バンコク・マリオット・ホテル・スクンビット」の最上階(48階、49階)にあるのが「オクターブ・ルーフトップ・ラウンジ&バー」。BTSトンロー駅のすぐそばにあるホテルで、アクセスのよい立地にあります。このバーは360度すべてを見わたせる展望が特徴。バンコクの夜景を一人占めしたい方におすすめです。中央にある円形バーカウンターはナイトタイムにはDJブースとなり、心地よいハウスミュージックが流れます。
5つ星ホテルですがコスパがよく、ハッピーアワーであればドリンクも1杯数百円程度で楽しめます。さらに、ドレスコードもゆるいので若いカップルや家族連れも多く訪れています。
Read all about Octave Rooftop Lounge & Bar, a hotel restaurant at the Bangkok Marriott Hotel Sukhum…
バンコク内の高級5つ星ホテル「バンヤンツリー・バンコク」の61階にあるルーフトップバーで、バンコクの二大ルーフトップバーのひとつとして大変人気があります。
バーの隣にはレストラン「ヴァーティゴ」が併設されていて、アルコール類などのドリンクだけでなく、シーフード料理やステーキなどの食事を楽しむこともできます。ムーン・バーにはテーブル席もあるので、最も見晴らしのよい席を取りたいなら、オープン時間の17時すぎに入店しましょう。ムーン・バーのドレスコードは特になく、カジュアルな服装でも入店できます。
高級5つ星ホテル「タワー・クラブ・アット・ルブア」の最上階(63階)にある「スカイバー」は、「ヴァーティゴ&ムーン・バー」と並んで人気のルーフトップバー。ブラッドリー・クーパー主演の映画『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』(2011)のロケにも使われた場所です。
こちらのスカイバーでは、カクテルやシャンパン、ワインなどを楽しめます。映画にちなんで「ハングオーバー」の名が付いたカクテルも味わえます。
残念ながら未成年者および7歳以下の子供は入場できないのでご注意ください。また、ドレスコードがあり、短パン、サンダル、タンクトップといった格好では入店できないので、スマートカジュアルに着替えてから行きましょう。
One of the world's highest bars, Sky Bar had a starring role in the Hangover 2 movie. Start your ni…
バンコクのナイトスポット「ソイカウボーイ」のすぐ近くにあるルーフトップバー。その名のとおり、店内には全長24mもの長いテーブルとバーカウンターがあり、50人が一度に座れます。ロングテーブル以外に、屋外のテラス席や掘りごたつのようなテーブル席も利用可能です。隣の人を気にせず楽しみたい方にはこちらがおすすめ。
この店があるのは「コラムレジデンス」というサービスアパートメントの25階で、超高層というわけではありませんが、ここからの夜景も大変すばらしく、地元の人や観光客で賑わっています。
ウィスキーなどのリキュールメニューの値段は250~500バーツほど、オリジナルカクテルは320バーツほどで注文できます。シェフの創作タイ料理は盛り付けまでこだわって作られているので注目を。
「キングパワー・マハナコーンビル」の最上階(78階)にあるマハナコーン・スカイウォークは、地上310mと、タイで一番高いビルにあるルーフトップバーです。屋上の床の一部はガラス張りになっているので、その上を歩くとまるで空中遊泳をしているような気分になるでしょう。
ここは純粋なルーフトップバーではなく展望台にあるバーなので、朝10時からと早い時間帯から営業しています。展望台なので、もちろん小さな子供も入場可能です。家族そろって、タイで一番高いビルから絶景を満喫することができます。展望台とルーフトップへの入場料は、大人1名で約1,000バーツ(およそ3,500円)です
King Power Mahanakhon Building was conceived to reflect the ambition and excitement of one of the w…
バンコクの中心部にある超高級ホテル「センタラ・グランド・アット・セントラルワールド」の最上階にあるルーフトップバーです。蓮の花をイメージしたホテルで、レッドスカイのシンボルである大きなアーチも、蓮の花をイメージして作られています。
54階のレストランフロアから55階のバーエリアまでの2フロア分に巨大なワインセラーがあり、スタッフがワイヤーで宙づりになってワインを取りに行くという、日本では考えられないような演出が楽しめます。BTSサイアム駅やチットロム駅から近く、アクセスのよい場所にあるので、ホテルに戻る前に立ち寄りやすいバーといえます。
バンコクのルーフトップバーの多くは、5つ星ホテルの最上階にあります。そのため、サンダルや短パン、あるいはタンクトップやジャージのような服装では入店できない場合があります。どこのルーフトップバーでもドレスコードはスマートカジュアル以上だと思っておきましょう。
バンコクの中でも特にドレスコードが厳しいのが、ルブアという5つ星ホテルにある「シロッコ」です。ネクタイは不要ですが、男性ならジャケットを着用、女性はエレガントな服装がおすすめです。
眺めのよいルーフトップバーからは写真を撮りたくなるでしょう。しかし、階段部分や店内の一部などでは、混雑を避けるために写真撮影を禁止している場合があります。三脚の持ち込みも断られることがありますので、写真を撮りたい場合はあらかじめお店の撮影ルールを確認しておきましょう。
人気のお店にスムーズに入店するには、事前予約をしたほうがよいでしょう。インターネットや電話でも予約は可能ですが、ご自身で予約ができない場合は、ホテルのコンシェルジュへ頼む、あるいは現地オプショナルツアーを利用することもできます。
バンコクのルーフトップバーは、「バンコクの摩天楼」ともいわれる中心街のきらびやかな夜景を楽しめるとあって、人気が高まっています。ドリンクやフードのメニューも豊富で、ロマンチックな大人の時間をゆったりと過ごすのにぴったりのスポットです。
ただし、特に人気のルーフトップバーは席が埋まってしまうのも早いので、営業時間や場所、アクセスなど、事前のチェックが欠かせません。ベルトラでは、バンコクの人気ルーフトップバーを事前予約できる現地オプショナルツアーがあるので、ぜひチェックしてみてください。
※交通機関や施設の料金、時間等は予告なく変更になる場合があります。最新情報は公式サイトも合わせてご確認ください。