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バンコクでWi-Fiを利用する方法|無料とレンタルどちらにすべき?

海外旅行に行く際、必ず確保しておきたいのがインターネット環境です。日本国内との連絡や調べもの、旅程を組むのに、Wi-Fiはもはや無くてはならないものといえるでしょう。タイの首都バンコクはWi-Fiが広く普及しており、ホテルはもちろん、街中の飲食店、空港やバス停でもフリーWi-Fiが利用できます。今回はバンコクのWi-Fi事情について、レンタルWi-Fiや現地のSIMカードも含めて紹介します。

2020/02/18

バンコクのWi-Fi事情

海外旅行の際、お目当ての観光スポットやレストラン情報などを調べるためにスマホを使用する方は多いでしょう。となれば、スマホ使用に欠かせないWi-Fi事情が気になりますよね。ここからは、バンコクのWi-Fi環境を見ていきましょう。

フリーWi-Fiスポットが多い

タイの首都バンコクでは広くWi-Fiが普及しており、特にフリーWi-Fiスポットは日本よりも多く感じられるほどです。一般に速度は日本より若干遅く、また途切れることもありますが、旅行中の使用に大きな支障はないでしょう。

フリーWi-Fiスポットは大きく「タイ政府提供のWi-Fi」「民間のWi-Fi」に分けられます。まずはタイ政府提供の「Free Public WiFi」について、内容や使い方を紹介しましょう。

フリーWi-Fiスポット① Free Public WiFi

政府提供のWi-Fiとして、駅、バス停、観光地、公共施設などで利用できます。エリアはタイ全土をカバーしており、なんとスポット総数は2万か所以上。一般に民間のものより速度が遅く、特にアクセスが集中すると遅くなる傾向にあります。

利用には登録が必要で、方法は「サービスセンターでの登録」と「ネット上での登録」の2種類です。「サービスセンターでの登録」は現地の施設でパスポートを提示する方法ですが、時間をとられてしまうのでおすすめできません。使いたいときに「ネット上での登録」で済ませるのが便利です。

ネット上で登録を行う場合、まず「Free Public WiFi」のアクセスポイント「ICT_Free_WiFi」に接続します。登録画面が出てくるので、名前、パスポート番号、住所、電話番号、メールアドレスなどを入力しましょう。登録画面は英語のみ対応です。

登録が済めば、1回2時間まで「Free Public WiFi」を利用できます。利用が終わった際は、個人情報を守るためにも必ずログアウトをしてください。1回の登録で、6か月間利用が可能です。

フリーWi-Fiスポット② 民間のWi-Fi

ホテルだけでなく、レストランや大型商業施設、カフェなどで気軽に利用できます。フリーWi-Fiスポットがあるお店には「Wi-Fi Free」という表示があるので、それを目印に探してみましょう。民間のフリーWi-Fiの利用方法は、大きく3つです。

1つ目は、お店のスタッフにネットワーク名とパスワードを聞く方法。チェーンではない飲食店には最も多い方法です。

2つ目は、自分で登録する方法。上述の政府提供Wi-Fiのようにパスポート番号などを入力、登録してから利用します。お店によってはレシートにパスワードの記載がある場合もあるので、捨ててしまわないよう注意しましょう。多くの場合は1回で使える時間に制限が設けられています。スターバックスやマクドナルドなど、チェーン店に多い方法です。

3つ目は、インフォメーションセンターなどで登録する方法。ターミナル21、サイアムパラゴンなどの大型商業施設では、インフォメーションセンターやサービスカウンターにパスポートを提示することで、Wi-Fiスポットへのアクセス権がもらえます。こちらも1回の利用時間に制限があるので注意しましょう。

そのほか、スワンナプーム国際空港、ドンムアン空港でも無料Wi-Fiが利用可能です。アクセスポイント名は「@AirportTrueFreeWiFi」あるいは「@AirportAISFreeWiFi」です。登録サイトにアクセスし、パスポート番号などを入力することで、1回2時間まで使用できます。登録ページは日本語に言語設定できるので、登録も比較的簡単です。

ストレスなくどこでもWi-Fiを使用したい場合は有料レンタルがおすすめ

このように、バンコクではフリーWi-Fiスポットが非常に充実していますが、もちろん中にはWi-Fiがない場所もあります。また、あくまでフリーWi-Fiなので、アクセスが増えると遅くなるなど、速度にはあまり期待ができません。ストレスなくどこでもWi-Fiを使用したい場合は有料レンタルがおすすめです。  

Wi-Fiルーターを有料でレンタルする方法

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Wi-FiルーターのレンタルやSIMカードを購入すれば、無料のWi-Fiスポットに頼らず、どこでもネット接続ができます。日本でレンタルしてから出発する方法、現地でレンタルする方法、SIMカードの購入方法について、詳しく見ていきましょう。

日本でレンタルする場合

日本でWi-Fiルーターをレンタルする場合は、出発前にネットなどで申し込みをし、本体を受け取ってから海外に向かいます。受取方法は主に、空港受取か宅配受取。どちらの場合も送料や手数料が加算されるケースが多いです。

レンタル料金は、使えるデータ容量や旅行期間によって左右されます。目安は1GBまでで800円~1,000円/日、容量無制限なら1,000円~2,000円/日前後です。行き帰りの時間も料金がかかってしまうのは難点ですが、同行者と料金を等分すれば、さほど高くはならないでしょう。返却も空港または宅配で行います。

日本でWi-Fiルーターがレンタルできる会社は「イモトのWiFi」「Wi-Ho!」「フォートラベルグローバルWiFi」、「ジャパエモ」など。受取方法や料金に違いがあるので、比較検討のうえ、ご自身の状況に一番合う会社での契約をおすすめします。

現地でレンタルする場合

現地でWi-Fiルーターをレンタルする場合は、日本で予約し、バンコクの空港やホテルで受取、返却を行います。料金はやはり、利用日数やデータ容量に左右されます。

バンコクのWi-Fiルーターレンタルで有名な会社が「Smile WiFi」。タイ最大手の「AIS」の通信網を利用しており、タイ国内を最も広くカバーしています。スワンナプーム国際空港、ドンムアン空港どちらにもカウンターがあり、当日申し込みも可能です。当日申し込みの普通料金は、データ無制限で250バーツ/日、事前にサイト上でクレジットカード決済をしていくと200バーツ/日に割引されます。行き帰りの移動時間がレンタル期間に換算されないため、日本でレンタルするよりも割安になるケースが多いといわれています。

現地でSIMカードを購入する場合

タイのSIMカードを購入すれば、インターネット接続だけでなく、プランによっては電話の利用も可能です。ただし、日本とは違う番号が付与される点には注意しましょう。多くの会社で、契約時に3Gと4GLTEのプラン、どちらかを選択できます。料金はさほど変わらないので、高速通信可能な4GLTEを選ぶのがおすすめです。

バンコクで契約できるSIMカードの会社は、主にAIS、dtac、true move Hの3社。どれも空港や大型商業施設内のショップで手続き可能です。中でもtrue move Hはスワンナプーム、ドンムアンの両空港にショップを構えていて便利です。人気のプランは8日間3GBの利用と100バーツ分の通話がついて299バーツのプラン。1.5GBを超えると速度制限が入りますが、1,000円程度でネットと通話の両方を利用できるのは便利です。

なお、現地のSIMを利用する場合は、SIMフリーのスマートフォンが必要です。日本において、キャリア(NTTドコモ、au、ソフトバンクなど)で購入した端末には、その会社でしか使用できないようロックがかけられています。ただし、日本では2015年5月からSIMロック解除が義務化されており、それ以降に購入した機種はすべてロックが解除できます。特に手続きをした記憶のない方は、まだロックがかかっている可能性が高いので、キャリアショップなどで事前に手続きを行いましょう。

加えて、現地でSIMカードを挿入したのちに、「APN設定」が必要なケースもあります。「APN設定」とは「アクセス・ポイント・ネーム設定」の略で、SIMカードを利用するのに必要な設定です。現地のショップなどで、あらかじめ設定方法を聞いておきましょう。

バンコクはフリーWi-Fiが充実!確実に利用するならレンタルも!

バンコクはフリーWi-Fiスポットが非常に充実しており、その数は日本よりも多いほどです。非常に便利ですが、速度はそこまで期待できず、もちろんWi-Fiが使えない場所もあります。確実に利用したい場合は、Wi-Fiルーターのレンタル、現地SIMの購入を検討してみてください。ベルトラでは、バンコクで使えるWi-Fiルーターレンタルプランも用意しています。ぜひチェックしてみてください。

※交通機関や施設の料金、時間等は予告なく変更になる場合があります。最新情報は公式サイトも合わせてご確認ください。

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