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1年中、夏の服装で過ごせる?常夏グアムの気候について

面積が淡路島と同じくらいの南国リゾート、グアム。日本からの直行便にて約3時間半のフライトで到着するコンパクトなグアム島は、日本との時差は1時間のみで、ダイナミックな自然とアメリカンスタイルの生活を気軽に楽しむことができるビーチリゾートです。ここでは、海外旅行初心者にもおすすめしたい魅力溢れるグアムの気候について紹介します。

2020/11/22

グアムの気候について

 グアムの平均最高気温は約32℃、平均最低気温は約21℃。年間平均気温は約28℃の海洋性亜熱帯気候で、1年を通して安定しています。グアムには日本のように春夏秋冬の四季はなく、一年中が夏。平均湿度は常に約70%を超えており、決して乾燥しているわけではないですが、毎日心地よい海風が吹いていることから、真夏の日本から来た人たちには過ごしやすい、爽やかと感じることも。朝晩は湿度が低い分、少し肌寒く感じることもありますが、基本的にTシャツ、短パンなどの夏服のみで大丈夫です。

 そんなグアムの季節は「雨季」と「乾季」に分けられます。その差は、南国特有の突発的な大雨「スコール」がくる回数にあります。

 

雨季の特徴

雨季はだいたい6月~10月。と言っても、日本人に馴染みのある梅雨のように一日中雨が降るのではなく、スコールの数が増えます。

乾季の特徴

乾季はだいたい11月~5月。時折、夕立のようなスコールがありますが、爽やかな夏を楽しめます。

降水量

年間降雨平均量は2300mm。この3分の2の量が雨季に集中しています。

台風シーズンに注意

7月~10月は台風シーズン。日本に来る台風と違って、台風が発生する熱帯低気圧はグアム近海で発生するため、竜巻のような激しい強さで風が吹き、すぐに去っていきます。その後、台風は徐々に北上していくのが通常のパターンです。しかし、この台風シーズンは雨季と重なり、雨や風も一段と激しくなり、美しいビーチも恐ろしい波を立てます。台風が直撃してしまうと、マリンスポーツなどのアクティビティがキャンセルになってしまったり、フライトの遅延や欠航が考えられます。出発前は台風情報や天気予報をチェックし、最悪の事態も考慮し、柔軟に対応できるようにしましょう。

おすすめのシーズン

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12月~5月

乾季の中でも雨が少ない12月~5月がベストシーズン。降水量が下がり、もっとも湿度が少なくなるので快適に過ごせます。それだけではなく、海の透明度も抜群に高いので、まさに南国ビーチリゾートの雰囲気を楽しむことができます。グアムの美しさが一段と解き放たれるようなこの時期は、澄んだ海でのマリンスポーツも一層楽しめそうです。

雨季でも楽しめる?

 雨季のグアムは楽しくない?そんなことはありません!雨と聞くとマイナスのイメージを持ってしまいますが、グアムではスコールが来ても一瞬の雨さえしのげば、その後は日差しが降り注ぎ、観光したり遊泳禁止にならない限りビーチで遊ぶことができます。さらに、スコールのあと、ダブルレインボーが見られるチャンスがあるのもこの時期です。

 また、屋内には屋内ならではの楽しみ方もたくさん。グルメを堪能するだけでなく、ホテルやレストランではショー付きのディナーがあったり、免税価格でショッピングを楽しむことができたり、ホテルのスパやエステ、プールでリゾート気分を味わうのもおすすめです。

グアム旅行におすすめの持ち物

帽子

赤道に近いグアムの日差しと紫外線は日本に比べてとても強く、紫外線対策は必須。日焼けや熱中症を防ぐため、UVカット機能のついた帽子をおすすめします。

サングラス

日差しの強いグアムでの必需品。サングラスをかけることで目の日焼けを防止しましょう。サングラスをしていないと目がヒリヒリしたり充血したり、トラブルの原因に。ドライブをする予定がある人は、運転の際にも活躍します。

日焼け止め

常夏グアムでは日焼け止めも欠かせません。現地のコンビニやスーパーなどでもたくさん取り扱われているので、日本で用意しなくても現地調達できるので安心。マリンスポーツをする場合は水に強い製品を選びましょう。ただ、敏感肌の人には合わず肌が荒れてしまうこともあるので注意が必要です。不安な人は使い慣れているものを準備しましょう。

羽織りもの(冷房対策)

屋外は真夏の暑さでも、室内はクーラーが効きすぎて逆に寒く感じることもあります。レストランやショッピングモールなどに出かける際は、薄手のカーディガン等、持ち運びやすい長袖があると便利です。

グアムの気温まとめ

雨季と乾季に分けられるグアムの季節。ベストシーズンは12月~5月とされていますが、雨季でも十分楽しむことができます。南国グアムではマリンスポーツだけでなく、屋内でもリゾート気分を満喫できるエンターテインメントが充実!スコールに遭遇しても去った後はからっと晴れて気分も爽快。日焼け対策をしっかり行い、現地オプショナルツアーで優雅な常夏グアムを思う存分エンジョイしましょう!

※交通機関や施設の料金、時間等は予告なく変更になる場合があります。最新情報は公式サイトも合わせてご確認ください。

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