到着したその日から楽しめるグアム。日本から一番近いアメリカとして、海外旅行初心者の方にも人気なビーチリゾートです。ここでは、旅行の計画に必ず把握しておく必要がある日本との時差やフライトについて紹介します。
グアムは、日本との時差がたったの1時間。日本より1時間進んでいるので、日本時間に1時間足せばグアムの時間を把握できます。日本がお昼12時の時、グアムは13時となります。時計を現地時間に合わせるものとても簡単ですね。
たった1時間の差しかないため、時差ボケの心配もありません。到着した瞬間からさっそく観光にでかけたり、カフェでゆっくりしたり、貴重な旅行の時間を有効活用することができるでしょう。
グアムの標準時(タイムゾーン)の名称は「ChST」と表示されます。グアムは、協定世界時(UTC)から10時間進んだ時間帯となっているので、「UTC+10」と表記されます。
グアムのように、協定世界時を10時間進ませた標準時は「チャモロ標準時」と呼ばれています。グアムの他、北マリアナ諸島に含まれるサイパン島やテニアン島、ロタ島などがこのチャモロ標準時となっています。
アメリカ本土ではサマータイムが実施されていますが、グアムでは導入していません。日本との時差は年間を通してどの日でも1時間となります。夏時間の心配は無用です!
せっかくの旅行だから晴れてほしい!と願うのは当然です。現地の天気は出発前からとても気になりますよね。グアムの気候は、4つの季節を持つ日本人には馴染みの薄い気候であるとも言えます。年間の最高気温は約32℃、最低気温は約21℃。1年を通して泳ぐことが可能な常夏の島です。季節は、雨の少ない11月~5月の乾季と、南国特有のスコールが発生する6月~10月の雨季に分けられ、年間降雨平均量は2,300mm。ただし、どちらの季節も一時的にスコールが起きるのは同じで、雨季のほうがスコールの発生確率が多いという違いです。また、7月~10月の台風シーズンには大型台風が発生することもあります。
雨季と乾季に分けられるグアムの季節ですが、雨季のグアム旅行は楽しめないなんてことはありません。スコールがきたとしても短時間で止み、その後は常夏グアムの日差しが降り注ぎ、遊泳禁止にならない限りビーチでも思いっきり遊ぶことができます。外出したい気分にならないときでも、ホテルのプールやスパなど、室内でも十分にリゾート気分を味わうこともできます。ホテルの予約時には、ホテルの屋内サービスも合わせてチェックするとより充実した滞在を楽しむことができるでしょう。
平均湿度は70%で、決して乾燥しているわけではないのですが、どの時期でも心地よい風が吹くので日本の夏よりグアムのほうが過ごしやすい、爽やかと感じる人もいます。基本的にどの時期にいっても夏服のみで過ごすことができますが、屋内はクーラーが効きすぎている場所もあるので、カーディガンなど薄手の上着を持参しておくと安心です。
日本から一番近いアメリカのビーチリゾート。複数の都市からグアム国際空港への直行便が就航しているので非常に便利です。航路、時期、天候によってフライト時間は変わってきますので、だいたいの所要時間として把握しておきましょう。
約3時間45分。成田空港からは、ユナイテッド航空のや日本航空などの大手エアラインのほか、リーズナブルな料金が魅力なチェジュ航空が就航しています。旅のスタイルやお気に入りのエアラインに合わせて選びましょう。
中部国際空港セントレアから就航している直行便は、約3時間半を要します。全日空またはユナイテッド航空を利用できます。
九州で唯一、グアムへの直行便が就航している福岡空港。約4時間でグアムに到着します。九州在住の人でも関西や関東を経由せず、同じ九州から行けるのは嬉しいポイントです。
残念ながら、現在は新千歳空港からの直行便はありません。新千歳からは国内の成田空港や関西国際空港などの主要空港でグアム行きのフライトに乗り継ぐことができます。乗継便には、LCCや大韓航空、ユナイテッド航空を利用することができます。利用する航空会社によって乗り継ぎ時間が大きく異なりますので、値段と所要時間の両方を照らし合わせてフライトを決めましょう。
日本国内からの直行便であれば、飛行時間は4時間前後とそれほど長くありません。飛行機の中では、滞在中に行きたいレストランやカフェ、チャレンジしたいマリンスポーツをピックアップをするなど、あれこれ計画を立てるのがおすすめです。映画やドラマを見たり、機内食を楽しんだり、快適に過ごしているとあっという間にグアムに到着。睡眠を取りたい方は、ネックピローやアイマスクなどのアイテムも準備しておきましょう。
日本から約4時間のフライトで到着するリゾート。なかなか長期の連休を取ることが難しい人でも、国内旅行の感覚で週末気軽に行けるビーチとして満足できること間違いなしです。日本との時差も1時間しかないので、ビーチ好きの人だけでなく、海外旅行が初めてという人にもおすすめの渡航先です。時差ボケが心配という小さな子供やお年寄りも安心。家族みんなで満喫できるビーチリゾートで、現地オプショナルツアーを通してより思い出いっぱいの旅行にしましょう!
※交通機関や施設の料金、時間等は予告なく変更になる場合があります。最新情報は公式サイトも合わせてご確認ください。