ハワイのマウイ島にある人気観光スポットといえば、ハレアカラ国立公園です。世界最大級の休火山であるハレアカラ山には、山頂からサンセットやサンライズを見るために、多くの観光客が訪れています。今回は、ハレアカラ山を有しダイナミックで美しい自然を堪能できる、ハレアカラ国立公園への行き方や見どころについて詳しく紹介します。
ハレアカラ国立公園はハワイのマウイ島に位置しており、世界最大級の休火山であるハレアカラ山を有しています。標高約3,055mのマウイ島で最高峰のハレアカラ山は、ハワイ語で「太陽の家」という意味で、マウイ島のどこからでも見つけることができるといわれるほど雄大です。
ハレアカラ国立公園は、マウイ島東部にあるハレアカラ山の周辺約120㎢を敷地とした広大な自然公園です。カフルイ空港から約60㎞、ワイレアから約85㎞の場所にあります。
ハレアカラ国立公園へのアクセス方法は、個人でレンタカーを借りて向かうか、ツアーに参加するのが一般的です。 レンタカーを借りて空港のあるカフルイから向かう場合、所要時間は約1時間30分~2時間、ワイレアから行く場合は約2時間~2時間30分、島の西端のカアナパリやラハイナからは約3時間程度かかり、どれもハイウェイを乗り継いで向かうことになります。標高が高いので、個人で行く際は途中で休憩をはさむなど高山病に気を付けながら、ゆっくり登るようにしましょう。
海外での運転が心配という方はツアーがおすすめです。オプショナルツアーなどを利用すれば道中の心配がないうえ、防寒具の用意や入園手続きなどもすべて代行してくれるので、安全かつスムーズにハレアカラ国立公園を満喫できます。
ハレアカラ国立公園の入園料は、3日間有効で車両1台につき25ドル、オートバイ1台につき20ドル、徒歩や自転車で入園する場合は1人あたり12ドルです。ただし、これは2019年12月までの入園料で、2020年1月より値上げが発表されています。2020年1月からは、車両1台につき30ドル、オートバイ1台につき25ドル、徒歩や自転車で入園する場合は1人あたり15ドルに変わります。
また、午前3時~7時の間は、事前に予約していた方のみ入園可能となっています。サンライズ時の予約は国立公園の公式ホームページから申し込みができ、車1台につき1ドルの予約料金がかかります。入園時に、予約者本人であるという証明書と予約領収書が必要なので、個人で予約する場合は忘れないようにしましょう。
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※ 施設に関する料金等の情報は予告なく変更になる場合があります。
ハレアカラ国立公園の見どころは、なんといってもダイナミックな自然です。満点の星空や大きなクレーター、美しいサンセットとサンライズ、そして珍しい高山植物など、多くの魅力が詰まっています。ここからは、ハレアカラ国立公園で特に注目したい見どころを紹介します。
国立公園内にあるハレアカラ山は山頂付近まで車で行くこともできるので登山が苦手でも問題ないほか、気温差や標高差の幅から多様な動植物に出会えます。公園内では約850種もの植物が確認されており、そのうち約300種類はハワイの固有種です。20年~30年に一度、花を咲かせ枯れてしまう、絶滅危惧種の「シルバーソード」といった希少な高山植物も見られます
公園内の西南エリアにある「ピピワイ・トレイル」も、大自然の魅力を存分に味わうことができる人気スポットのひとつです。写真映えスポットになっている迫力満点の巨大菩提樹や、高さ約123mの崖から流れ落ちるワイモク滝などは圧巻で、ハレアカラ国立公園に来たら必ず訪れたい場所といえます。
ハレアカラ山の山頂下にある駐車場のそばに、ハレアカラ・ビジター・センターがあります。標高約2,969mの地点に立つこの施設には、ハレアカラの文化や自然史の資料が展示されており、ポスターなどのちょっとしたおみやげも購入できます。
山頂に向かうまでの道中には、巨大なハレアカラ・クレーターを臨むことができます。このクレーター、大きなものだと直径約11.25㎞、深さは約800mにもおよびます。また、ここではスライディング・サンドと呼ばれる砂の波紋が見られ、まるで月面のような光景を楽しめます。異空間のような景色が広がるクレーターは、名作映画「2001年宇宙の旅」のロケ地として使われています。
最後に紹介するのは、ハレアカラ山最大の見どころであるサンセットとサンライズです。雲海から太陽が昇る様子は神々しく、どこを切り取っても絶景の一言に尽きます。サンセットタイムには、太陽が雲海を赤く染めながら沈んでいき、その後に広がる満点の星空はこの上なくロマンティックな空間を演出してくれます。美しい日の出や日の入りを楽しめる現地オプショナルツアーには、たいてい星空観測も含まれています。
ハレアカラ国立公園の周辺には、おしゃれなレストランやグルメ好きも夢中になるレストランが点在しています。ハレアカラ国立公園に行ったならぜひ立ち寄りたい、おすすめのレストランを紹介します。
マウイ島北部海岸のハナハイウェイ沿いに位置するハナファームでは、ハワイの新鮮なフルーツや野菜を使った料理を堪能できます。また、トロピカルフルーツやスパイスも栽培していて、それらを使って作ったジャムやキャンディーは、おみやげにもおすすめです。
Hana Farms is a tropical farm and marketplace located in the exotic rainforests of Maui's northern …
マウイ島クラのハレアカラ山脈の斜面に建っているレストランです。 午前7時30分~午後8時まで営業しているので、朝食、ランチ、ディナーのどの時間帯でも利用できるのはうれしいですね。ハワイらしいエッグベネディクトやロコモコ、パンケーキが味わえるほか、ランチやディナータイムには自家製のラザニアやオリジナルパスタなどが楽しめます。テイクアウトも可能なので、お弁当を買いに立ち寄るのもおすすめ。
Open Daily Breakfast 7:30am – 10:30am Lunch & Dinner 11am – 8:00pm Mondays: Closed for Breakfast, O…
ハレアカラの麓にあるおしゃれなレストランです。メニューはサンドイッチやピザのような軽食から、ローストチキンやステーキのようながっつりメニューまで幅広く、いつも観光客でにぎわっています。人気店のため席が埋まっていることが多いので、気になる方は事前に予約しておきましょう。
ハレアカラ国立公園のサンライズやサンセットを狙うなら、周辺のホテルに泊まって、ゆっくり準備を整えたいですよね。ここでは、ハレアカラ国立公園周辺のおすすめホテルを紹介します。
ルメリアマウイはマカワオ地区に位置するリゾートホテルです。ホテル敷地内ではヨガやダンスなどのワークショップが毎日開催されているので、観光を終えて1日のんびりホテルで過ごしたいという日にもおすすめです。人気のスパでは、ホットストーンマッサージやフェイシャルトリートメントなど、豊富なトリートメントセラピーが用意されています。ぜひ、トリートメントで至福の時を味わいながら旅の疲れを癒してください。
Lumeria Maui is an educational retreat center in Hawaii offering overnight accommodations, daily ed…
ホノカラニビーチまで約3kmと、ビーチへのアクセスもよいハナエリアに位置するホテルです。アクティビティとしてシュノーケリングやハイキングも開催しているほか、バーベキュー設備も利用できます。ホームページは言語を変更できて日本語表記も可能なので、英語が苦手な方でも予約しやすい点もうれしいポイントです。
Heavenly Hana Paradiseは、エアコン、無料Wi-Fi、キングサイズのベッドを備えており、ハワイ、マウイ、ハワイにあります。敷地内の無料専用駐車場を利用できます。 全ユニッ…
マウイ島の人気観光スポットであるハレアカラ国立公園では、サンライズやサンセット、星空、巨大なクレーター、希少な植物の鑑賞など、多くの楽しみ方があります。ただ個人での予約や運転、事前準備などに不安があるという方は、現地オプショナルツアーの利用がおすすめです。入園の手続きや事前予約、現地までの送迎、装備にいたるまでしっかりと準備してくれるので、不安なくハレアカラ国立公園の魅力を満喫できるでしょう。
ベルトラでは、ハレアカラ国立公園の自然を楽しめる現地オプショナルツアーをご用意しておりますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
※交通機関や施設の料金、時間等は予告なく変更になる場合があります。最新情報は公式サイトも合わせてご確認ください。