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ハワイのパワースポット6選│癒やし効果絶大!自然を感じる観光名所

日本国内でパワースポット巡りなどが人気ですが、ハワイにも世界的に有名なパワースポットがあります。古代ハワイの王族のみが立ち入ることのできた神聖な場所や、信仰の対象となっている強力なスポットが点在し、現代に受け継がれています。観光地としても有名な「ハレアカラ山」や「コオリナ」などのパワースポットを訪れ、いつもとは違う景色の中で心身ともにリフレッシュしましょう!

2020/02/14

ハワイのおすすめパワースポット:ハレアカラ山

マウイ島で最高峰のハレアカラ山は、標高約3,055mを誇る世界最大級の休火山です。山頂から望む直径約12㎞の赤茶けたクレーター内には、大小11個もの噴石丘(小高い丘)や火山弾(岩石)、溶岩流の跡、砂の波紋などが広がり、まるで異世界にトリップしたような景観に圧倒されます。この巨大クレーターは、映画の撮影やNASAの訓練などに使われたことでも有名です。

ハレアカラは、サンライズやサンセットツアー、星空観測ができるスポットとして人気があります。またハレアカラには絶滅危惧種の動物や高山植物が多く生息しており、運が良ければ希少な生物に出会えることもあります。

パワースポットの由来

ハワイの神々にまつわる伝説を持つハレアカラには、強いマナ(エネルギー)が宿っていると信じられています。ハワイ語で「太陽の家」という意味のハレアカラは、古代より、神が住まう聖域(パワースポット)として人々に崇められてきました。クレーターにはヘイアウ(神殿)や祭壇跡があるほか、次のような神話も残っています。

遥か昔のこと。太陽は今よりも速く、月はゆっくりと動いていました。ある日、島の名前のルーツとなった半分神様で半分人間(半神半人)のマウイは、「日が暮れるのが早すぎて作業ができない」と嘆く母親のために行動を起こします。ハレアカラ山頂に登ってきた太陽をロープで捕らえ、もっとゆっくり進むようにと諭したのです。マウイのおかげで太陽は今のような動きをするようになり、昼間が長くなったと伝えられています。

また、火山の女神ペレが、終の棲家であるハワイ島に辿り着く前にハレアカラに訪れ、巨大クレーターをつくったという神話もあります。

ハレアカラ山頂近くには、「マグネティックピーク」と呼ばれる鉄分を多く含んだ火山岩の山(磁場)があり、こちらもパワースポットとされています。ただし強力な電磁波を放出しているため、立ち入り禁止区域になっています。

アクセス

ハレアカラ山はハレアカラ国立公園内にあります。ハレアカラ国立公園までは公共の交通機関がないため、ツアーやレンタカーで向かう人が多いようです。ハレアカラ山頂付近までの所要時間は、車で約1時間20分。ツアーを利用せず個人で山頂エリアに行く場合、午前3~7時のサンライズの時間帯は予約が必要です。早朝に訪れるのであれば公式サイトから事前に予約を行いましょう。

Haleakalā National Park (U.S. National Park Service)

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ハワイのおすすめパワースポット:クカニロコ・バースストーン

ハワイのスピリチュアルスポットのなかでも有名な「クカニロコ・バースストーン」は、オアフ島ワヒアワの北に広がる大平原にあります。クカニロコはハワイ語で「内部からの叫びを収める」という意味。両脇に点々と岩が配された道を進むと、ハワイ王族の女性たちの出産を見守ってきたバースストーン群が見えてきます。ユーカリやヤシといった南国ならではの樹木が、大小18個の石に寄り添うように立ち、幻想的な雰囲気をかもし出しています。

パワースポットの由来

クカニロコは古代ハワイ王族の出産場所で、この地には島全体から集まったパワーが渦巻き、強力な霊力(マナ)がみなぎっているといわれています。クカニロコのバースストーンには、出産の苦しみを軽減してくれる不思議なマナがあるとされ、この場所で産まれた子どもは偉大な力を宿す王になると伝えられています。現在では、この言い伝えにあやかって、子宝祈願や安産祈願に訪れる新婚さんが多いそう。

神聖な場所のため、当時は一般人が入り込まないように厳重にガードされていました。万が一入り込んだ人は処刑されたとも伝わっています。現地の人々の間では今も信仰の対象とされているので、石に足を乗せることや座ることは厳禁です。

アクセス

ワイキキからクカニロコ・バースストーンまでの所要時間は、車で約40分。レンタカーで行く場合は、H2フリーウェイを終点近くまで走りましょう。ワヒアワで降り、ノース・カメハメハ・ハイウェイを直進します。街を抜けてノースショア方面へ走り、橋を渡って次の信号(交差点)を左折すると駐車スペースが。その先をさらに進むとクカニロコ・バースストーンがあります。The Bus(ザ・バス)を利用する場合は、アラモアナセンターから52番のバスに乗車してワヒアワで下車すればすぐ目の前が目的地です。

ハワイのおすすめパワースポット:コオリナ

オアフ島の西部にあるコオリナは、ハワイの最高位にある王族が保養のために訪れていたとされる癒しのエリア。古代の文化や伝統が息づく場所ですが、近年は開発が進み、自然豊かでラグジュアリーなリゾート地として多くの観光客を惹きつけています。

パワースポットの由来

コオリナには2つのヘイアウ(神殿)があり、どちらも癒し効果のあるパワースポットとして知られています。

1つは、オアフ島のなかでもヒーリングパワーが強いとされる「ケアイヴァ・ヘイアウ」。ここは、「カフナ・ラパアウ」というヒーラーを育てていた場所で、ハワイで人気のロミロミや、古来よりハワイに伝わる自然療法が実践されていたそうです。カフナ・ラパアウは薬草などの知識が豊富で、医者として働くこともあったといわれています。

もう1つは、海神を祀っていたとされる「クイリオロア・ヘイアウ」。見晴らしがよく、夜になると満天の星空が広がるこの場所では、太陽・月・星の位置や動きに基づく天文の知識や、航海術などが教えられていました。ヒーリングプールと呼ばれる潮だまりでは、禊(みそぎ)も行われていたそうです。

アクセス

コオリナへ車で行く場合の所要時間は、ワイキキからは約40分、ダニエル・K・イノウエ国際空港からは約30分。H1フリーウェイWESTをワイアナエ方面に向かいHI-93Wを直進するとコオリナへの出口があります。出口を道なりに右に進むとコオリナ・リゾートへ。送迎シャトルバスを利用すると便利です。

ハワイのおすすめパワースポット:マカプウ

オアフ島にあるマカプウ岬の近くには、「マカプウ・ヘイアウ」と呼ばれる聖域があります。マカプウ岬はホエールウォッチングスポットとしても有名ですが、かつてこの場所では漁の成功や漁師の無事、渡航の安全を祈願していたとされています。

マカプウ岬の手前には、「ペレの椅子」と呼ばれる高さ10m近い奇妙な形状の溶岩石があります。名前の由来は、火山の女神ペレがハワイの島々を巡っているときに、この溶岩石で休憩したという言い伝えにあるようです。

パワースポットの由来

マカプウ・ヘイアウの下にある入江には、「マカプウ・ヒーリングプール」という浅い岩場に海水が溜まってできた潮だまりがあります。古代ハワイアンたちは、このプールに足を浸せば心身の疲れが癒されると信じ、病気治療などに使っていたそうです。

アクセス

ワイキキからThe Bus(ザ・バス)が運行しており、22・23番のバスに乗って約55分。ゴルフ場前のバス停で下車後、遊歩道を歩いて向かいます。帰りはシーライフパーク(始発)から乗車するとよいでしょう。

車で行く場合は、ワイキキからH1フリーウェイを東に走ります。カラニアナオレ・ハイウェイ と合流した道を進み、曲がりくねった海岸線へ。さらに走ると左手に赤い屋根が目印になっているシーライフパークが見えます。道路が混雑するので、ツアーを利用するのがおすすめです。

ハワイのおすすめパワースポット:マウナラニリゾート

ハワイ島のマウナラニリゾートは、世界三大パワースポットの1つに数えられる場所です。マウナラニとは「天国に届く丘」という意味。カメハメハ大王などの王族が保養地として利用していたそうで、古代から神聖視されていました。リゾート内には「カラフイプアア・ヒストリック・パーク」という公園があり、古代ハワイアンの史跡を巡るトレイル(遊歩道)が整備されています。

パワースポットの由来

ハワイ島の5つの火山の中心にあるマウナラニは、強いマナ(霊力)が宿る神聖な場所。なかでも最強のパワーを持つとされているのは「フィッシュポンド(養殖池)」で、ここで養殖した魚は王族に献上されていたそうです。フィッシュポンドの傍らには積み上げられた石の祭壇があり、ここには5つの火山のパワーが集まるといわれています。

またマウナラニの溶岩洞窟では、カメラで撮影すると人間の周りにオーラのようなものが写ることで有名です。

アクセス

路線バスは1日数本しかないため、ツアーを利用することをおすすめします。レンタカーの場合は、コナ国際空港からハイウェイ19号線を北に走り、マウナラニ・ドライブで左折するとリゾートの敷地内に着きます。所要時間は約50分。

ハワイのおすすめパワースポット:マノアの滝

マノアの滝は、ワイキキからアクセスしやすい緑豊かな場所にあるパワースポットです。映画のロケ地としても知られ、雨が多いせいか「虹の谷」とも呼ばれています。マノアの滝まで続くマノア・フォールズ・トレイルは、観光客に人気のトレッキングコース。片道1時間弱の初心者向きコースなので、比較的気軽に参加できます。

※2019年11月時点、トレイルの整備のため平日は閉鎖されています。

パワースポットの由来

マノアの滝のあるマノア渓谷にはよく虹が架かることから、虹にまつわる伝説がいくつか残っています。そのうちの1つを紹介しましょう。

カハラオプナは風の神である父と雨の神である母との間に生まれたとても美しい娘で、カウヒという婚約者がいました。しかし、カウヒは嫉妬深く残虐な性格で、身勝手な考えから娘を何度も殺めます。そのたびにフクロウの守護神が生き返らせていましたが、これを繰り返すうちにとうとう蘇生を諦めてしまいます。そこに通りかかったのがマハナという青年です。マハナは秘密の洞窟で娘を癒し、惹かれ合うふたりはやがて結婚します。しかしそれを知ったカウヒは再び、娘を殺してしまいます。嘆き悲しむマハナの目に映ったのは、美しい虹。神は、娘が虹に生まれ変わったことを告げたのでした。こうしてカハラオプナは「虹の女神」と呼ばれるようになったのです。ハワイアンにとって虹は特別な存在。この地が聖域とされているのも理解できますね。

アクセス

マノアの滝へは、アラモアナショッピングセンターからザ・バスを利用して約20分。5番バスに乗って終点で下車します。レンタカーを使用する場合は、プナホウストリートを山方面に向かいマノアロードへ。ワイキキから近い場所にありますが、道路が混むのでラッシュアワーをなるべく避けることをおすすめします。

Manoa Falls Trail

NOTE: The trail is closed weekdays and only open Saturday and Sunday. It is subject to additional c…

ハワイのパワースポットでリゾートを楽しみながら癒されよう!

自然豊かなハワイには、強力なパワーを持つ場所が点在していて、その癒し効果は古代から現代まで変わりません。パワースポットの多くは観光地になっており、トレッキングやリゾートを楽しみながらリフレッシュできます。ベルトラの現地オプショナルツアーで自分の行きたいパワースポットを選んで旅を楽しみましょう。

※交通機関や施設の料金、時間等は予告なく変更になる場合があります。最新情報は公式サイトも合わせてご確認ください。

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