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ハワイの観光名所17選│エリアごとのおすすめスポット

観光客が多く訪れるハワイは、美しい自然に囲まれた魅力あふれるリゾート地として高い人気があります。定番の観光スポットもたくさんあり、一度訪れただけでは足りずに何度も足を運ぶ方も多く見られます。この記事では、日本人に愛されるハワイの人気観光名所をエリアごとに紹介します。

2020/02/18

ハワイの観光名所:ハワイ島

ハワイ島はハワイ諸島の中で最も大きく、最も新しい島です。火山活動の続く火山が5つもあることから、白い砂浜より溶岩性の黒い砂のビーチが多く見られます。いまだ成長を続けるハワイ島でおすすめの観光名所を紹介します。

世界遺産キラウエア火山国立公園(ハワイ火山国立公園)

ハワイで唯一の世界遺産・キラウエア火山は、現在も活発な活動が続く世界有数の火山です。火山の神ペレが住む神聖な場所として、ハワイの人々の信仰を集めるパワースポットとして知られます。キラウエア・ビジター・センターでは、火山の最新情報やマップなども入手できます。キラウエアを訪れたなら必ず立ち寄りましょう。

国立公園内には、キラウエア・カルデラを一望できるホテルもあります。ボルケーノ・ハウスは、1846年から営業している老舗ホテル。宿泊客以外でも利用でき、展望台からカルデラを眺めることもできます。

マウナケア山麓

ハワイ語で「白い山」の意味を持つマウナケア山は、標高約4,207mの美しい火山。冬には山頂が雪で覆われます。マウナケアの山頂付近は天気も安定していて空気が澄んでいるので、星空観測におすすめのスポット。日本をはじめ世界中の天体望遠鏡があることでも有名です。

星空観測とともに、沈みゆく夕陽を鑑賞するサンセットツアーや、昇る朝日にパワーをもらえそうなサンライズツアーなども人気があります。

ハワイの観光名所:オアフ島

オアフ島はハワイにある島の中で最も栄えている島で、州都のホノルルがあります。リゾートホテルやレストランの立ち並ぶ賑やかなエリアだけでなく、ハワイらしい自然も多く残っていて観光と自然の両方を満喫することができます。オアフ島でおすすめの観光名所をいくつか紹介します。

ダイヤモンドヘッド

ハワイのシンボルとしてワイキキビーチの東にそびえ立つのがダイヤモンドヘッドです。約15年前までは活動していたという休火山で、19世紀にイギリスの水夫たちがこの山で見つけた鉱物をダイヤモンドと勘違いしたことからその名がつきました。

眺めるだけでも感動しますが、登山道が整備されており気軽にトレッキングを楽しむこともできます。山頂からの眺望もおすすめで、日の出を見るために早朝から出かける方も多いようです。

サンドバー(天国の海、天使の海)

ハワイのカネオヘ湾に浮かぶ白い砂浜がサンドバーです。長い年月をかけて海底に積もり続けたサンゴの細かい砂が、この白い砂浜を形成しています。

引き潮のときに幻のように現れる砂洲で、天国の海や天使の海とも呼ばれます。エメラルドグリーンの海とのコントラストが、幻想的な絶景を満喫させてくれるでしょう。

ノースショア

オワフ島の北側にあるノースショアはサーフィンの聖地として知られており、ビッグウェーブを求めて世界のサーファーたちが訪れます。

自然の残る古い町並みも魅力で、ワイキキとはひと味違うのんびりした雰囲気を味わえます。

ハナウマ湾

ハナウマ湾はオアフ島の東南部にあり、ワイキキから車なら20分ほどで行くことができます。ハナウマ湾自然保護区内にあるビーチでは全米No.1ビーチに選ばれたこともあり、透明度の高い海に色とりどりの魚たちが泳いでいます。シュノーケリングを楽しみたい方におすすめのスポットです。

アラモアナセンター

世界最大級のオープンエア・ショッピングモールであるアラモアナセンターには約350の店舗が立ち並んでいます。デパートやサーフショップ、一流ブランドショップや水着専門店などバラエティ豊かなお店があり、食事やショッピングを楽しめます。ハワイの爽やかな風が通り抜ける場所で、お店を眺めながら散歩を楽しむ方もいます。

ハワイの観光名所:マウイ島

マウイ島は、「渓谷の島」「魔法の島」などと呼ばれ、美しいビーチや神秘的な渓谷のある島です。まだ日本人観光客はそれほど多くないので、アメリカならではのリゾートを楽しむのに向いています。マウイ島でおすすめの観光名所を厳選して紹介します。

ハレアカラ国立公園

ハレアカラ火山がある国立公園です。世界最大級のカルデラ火口のある休火山で、その神秘的な風景を求めて「2001年宇宙の旅」などさまざまな映画の撮影もおこなわれました。

雲の上にある山頂から見渡せる満天の星空や、たっぷりした雲の中から昇ってくる朝日と沈む夕陽はここでしか見られない絶景です。

モロキニ島

モロキニ島は、マウイ島の南東のワイレア沖に浮かぶ三日月の形をした無人島です。穏やかな波とサンゴ礁に囲まれた透明度の高い海が特徴で、シュノーケリングを楽しむ方が多く訪れます。

海洋生物保護区に指定されており、色とりどりの熱帯魚を見ることができます。ウミガメやイルカと出会えるツアーがおすすめです。

ハワイの観光名所:カウアイ島

カウアイ島は、ハワイの島のなかでも最も古く歴史ある島といわれています。悠久の自然を有する島であることから「ガーデンアイランド」と呼ばれることもあります。ここではカウアイ島のおすすめの観光名所を3つ紹介します。

シダの洞窟

ワイルア州立公園の中にあるシダの洞窟は、ハワイ王族の結婚式やパーティーが開かれていた神聖な場所です。古代ハワイでは身分の高い者以外は近づくことを許されていなかったそう。シダの洞窟は、エルビス・プレスリーが映画「ブルー・ハワイ」の中で、ウェディング・ソングを歌った場所としても有名です。カップルで訪れると永遠の愛が宿るといわれており、恋人たちに人気があります。

ワイメア渓谷

ワイメア渓谷は太平洋のグランド・キャニオンと呼ばれています。世界一降水量が多いワイアレアレ山から雨水が流れ出し、数千年かけて浸食されて彫刻のように深い切り込みが作られました。

本家グランド・キャニオンよりスケールは小さいものの、その神秘的な美しさは他に類を見ず多くの観光客が訪れます。

ナ・パリ・コースト州立公園

ナ・パリ・コースト州立公園は、カウアイ島の北から西に伸びる全長約27km海岸線にあります。ナ・パリはハワイ語で「断崖」の意味。海に垂直にそびえ立つ崖や糸のように白く流れ落ちる滝、緑深い渓谷など、秘境とも呼ばれる美しい絶景を楽しめます。恐竜映画「ジュラシックパーク」のロケ地としても有名です。

ハワイの観光名所:モロカイ島

モロカイ島は、オアフ島から南東に約40km離れたところに位置する東西に横たわる細長い島です。フラダンスとも呼ばれる「フラ」が生まれた島としても知られています。モロカイ島の観光名所を3つ紹介しましょう。

クミミビーチ

カウナカカイから車で40分のところにあるクミミビーチは、島で最も穏やかなビーチといわれています。金色の砂浜、透明度が高くゆるやかに押し寄せる波が特徴で、シュノーケリングにもおすすめのスポットです。地元の方たちにも人気が高いビーチなので、モロカイ島の人々に交じって島の雰囲気を満喫できます。

ケプヒビーチ

ケプヒビーチの海岸線では、息を飲むような美しさの夕陽を見ることができます。年間を通して高めの波が立ち、サーファーに好まれるほか、野生のアザラシののんびりした寝姿を見ることもできます。

ハラワ渓谷

モロカイ先住民が住み着いた最初の場所です。白く美しく流れる滝もいくつかあり、展望台からは絶景を眺めることができます。南国らしい植物や鮮やかな花々が咲き誇っていて、モロカイ島の原風景を楽しむのにおすすめのスポットです。

ハワイの観光名所:ラナイ島

ラナイ島はマウイ島の西、ハワイ諸島の中央に位置する島です。手つかずの自然や古きハワイの慣習や風俗も残り、静かに過ごしたい人におすすめです。島の南部には、カメハメハ大王が避暑地として釣りを楽しんだ跡もあります。ラナイ島で特におすすめしたい観光名所は次の2つです。

プウペヘ(スウィートハート・ロック)

プウペヘは、スウィートハート・ロックと呼ばれる高さ約24mの大きな岩です。マウイ島のシンボルともいわれるプウペヘには、若き恋人たちの悲しい恋の物語も伝わります。ここから見える茜色の夕陽は、ドラマチックな絶景として地元の人たちにも愛されています。

ケアヒアカヴェロ(神々の庭園)

ラナイ島の北側のエリアにあるケアヒアカヴェロは、神々の楽園とも呼ばれる広大な赤茶色の大地です。そこには火山岩が風化した丸く赤い岩がゴロゴロと不規則に転がっていて、えもいわれぬ神秘的な佇まいを見ることができます。他にはない不思議な景色は神々の庭園ならではといえるでしょう。

まだまだあるハワイの人気スポット

日本人のみならず世界中の人が訪れるハワイですが、あまり知られていないおすすめの観光スポットが数多くあります。この記事で紹介したハワイの観光名所はほんの一部ですが、ベルトラでは魅力的な現地オプショナルツアーを豊富に取り揃えています。実際に訪れれば、あなただけのとっておきの場所が見つかるかもしれませんよ。

※交通機関や施設の料金、時間等は予告なく変更になる場合があります。最新情報は公式サイトも合わせてご確認ください。

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