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ハワイのおすすめサーフィンスポットとは?遊ぶときの注意点

世界屈指のリゾート地、ハワイ・オアフ島。風光明媚なビーチでゆっくり過ごすのも至福のひと時ですが、ハワイは年間を通してサーフィンを楽しめる場所でもあります。サーフィンファンにとってはまさに楽園というべき島です。この記事では、ハワイ・オアフ島のおすすめサーフィンスポットや時期、注意すべきポイントなどを詳しく紹介しましょう。

2020/02/14

ハワイでサーフィンをするのにおすすめのシーズン

一年中サーフィンを満喫できる場所として、世界中から多くのサーファーが訪れるハワイ・オアフ島。常夏というイメージが連想しやすいハワイですが実は年間を通して夏というわけではなく、大きく分けて夏と冬の2つの季節があります。それぞれの季節によって波の大きさや高さが変わるためしっかり計画しておくことが大切です。

初めてサーフィンを楽しみたい人や中級者におすすめなのは夏(4~9月)です。オアフ島の南部以外を除けば夏の波は比較的穏やかなのが特徴。一方で冬(10~3月)は、全エリアを通して波が高いという傾向にあります。ビッグウェーブも押し寄せてくるため、国際的な大会も冬に開催されることが多く、上級者向けシーズンと言われています。大まかにいうと上級者は「冬」が最も適した季節で、初級者~中級者は「夏」が安全と考えてよいでしょう。

ハワイのおすすめサーフィンスポット

日本からの直行便も多くハワイ諸島の中でも気軽に行きやすいオアフ島。エメラルドブルーの海と心地よい空気に包まれたオアフ島は、初めてサーフィンを挑戦したいという人にもピッタリのロケーションです。ここではオアフ島を象徴するワイキキビーチのおすすめサーフィンスポットを紹介しましょう。

ワイキキ

オアフ島の中心街、ワイキキに面しているビーチがワイキキビーチです。主に北東からの穏やかな貿易風が吹き続けており、年間を通して波が穏やかであることが特徴。初心者から中級者におすすめのサーフポイントと言えるでしょう。砂浜が広いので準備や後片付けをするのにも便利。オアフ島の中でも特にサーフボードを扱うショップが充実しています。また多くのスクールがサーフィンレッスンを実施しているので、初心者にとって気軽に挑戦しやすいのも魅力です。ちなみにワイキキビーチではローカルのサーファーはほとんど見られないので、初心者でも周辺にあまり気を使わずにサーフィンを楽しめることでしょう。

アラモアナボウルズ

比較的波が穏やかなワイキキビーチにおいて、やや高い波が立つことで知られているのがアラモアナボウルズです。ワイキキきっての巨大なショッピングセンター、アラモアナセンターの近くにあるビーチで全長は約1kmに渡ります。

全体的には波がやさしいため、水遊びをする観光客が目立ちますが、陸から離れた沖は波がやや高く、サーファーの姿も多く見られます。ワイキキビーチのようにたくさんの人で賑わっていないので、穴場のサーフィンスポットと言えるでしょう。夏(5〜8月)には、オアフ島サウスショアを代表する高い波に出会える場所として知られており、観光客だけでなく多くの地元サーファーも訪れています。ロングボード、ショートボードの両方のボードで楽しめるのも魅力です。ただし、海底のいたるところにウニが生息しているので、うっかり足をついてしまうと怪我をしてしまう可能性も。十分注意しましょう。

ダイヤモンドヘッド

ダイヤモンドヘッドの麓の入り口近くにあるサーフィンスポットです。サウスショアエリアのサーフィンスポットとしては最も東に位置しています。

地形的に風の影響を受けやすく、日中はビッグウェーブが押し寄せてくることも多いため、中級者〜上級者向けのサーフィンスポットと言えるでしょう。ダイヤモンドヘッド周辺のサーフィンスポットは以下の3つのポイントから成ります。

ダイヤモンドヘッド・クリフス

ダイヤモンドヘッドを背にして左に位置するのがクリフスです。海から陸に向かって波に乗ると、ダイヤモンドヘッドが眼前に広がるという絶景に包まれながらサーフィンを楽しめることで有名。風が弱い時が多く波も比較的穏やかなので、ダイヤモンドヘッド周辺で初めてサーフィンをする時にもおすすめのポイントです。  

ダイヤモンドヘッド・ライトハウス

ダイアモンドヘッドの灯台の目の前にあるサーフィンスポットです。上記のクリフスよりも高い波が押し寄せてくることが多く、スピーディーなチューブも頻繁に作られることから上級者向けのポイントとして親しまれています。

全体的にリーフが浅いため、事前に深さをチェックしておかなければ怪我をしてしまうこともあるので注意しましょう。また海底にはウニも多いのでトゲを踏まないように気をつけたいところです。

ダイヤモンドヘッド・スーサイド

ワイキキからダイヤモンドヘッドに向かう手前にあるサーフィンスポットです。上記2つのポイントよりパーキングからやや遠いため、サーファーが比較的少ないという特徴があります。混雑していないので、ほかの人をあまり気にせずに楽しめます。

ハワイでサーフィンをするときの注意点

1年中サーフィンを楽しむことができるオアフ島。初心者でも気軽に挑戦できることも魅力ですが、やはり自然を相手にするというスポーツであることは忘れてはいけません。ここではオアフ島でサーフィンをするときの注意点を紹介しましょう。

各ビーチのルールを守る

世界共通の認識である“ワンマン・ワンウェーブ”というルールは絶対に守りましょう。一つの波の中で最も波が高いポイントをピークと言いますが、波に乗る優先権はこのピークの一番近くにいる人という暗黙の了解があります。優先権を持っている人の邪魔をしてしまうような行為は避けたいところです。

レベルに合った場所でサーフィンをする

このページでも紹介したように、同じオアフ島においても地形や風の強さによって波の高さも大きく異なります。思わぬ怪我や事故を防ぐためにも、自分のレベルにあったポイントでサーフィンを楽しむようにしましょう。

サメ対策をする 

実はオアフ島を始めハワイの海にはサメが出没することで知られています。タイガーシャークと呼ばれる凶暴なサメも生息していることで有名。命を守るためにも事前の注意が必要です。人が多い場所にはサメが近寄りにくいと言われており、人がいない海でのサーフィンは避けたいところ。また10月は特にサメが目撃されているので特に気をつけましょう。

サーフィンの聖地ハワイは初心者にもうれしい魅力が充実!

いつ訪れてもサーフィンを楽しめるハワイ。エリアによって多彩な波に出会えるオアフ島は、上級者にはもちろん初心者にとってもうれしい条件が揃っています。グッズをレンタルして個人でトライするのもいいですが、やはり一度はインストラクターのサーフィンレッスンを受けておくと安心です。ベルトラでは経験豊富なインストラクター付きの現地オプショナルツアーを豊富に用意しております。サーフィンだけでなくノースショア観光がセットになったものもありますよ。気になる人はぜひチェックしてみてくださいね。

※交通機関や施設の料金、時間等は予告なく変更になる場合があります。最新情報は公式サイトも合わせてご確認ください。

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