Photo by E Noa Tours
ハワイ観光はトロリーでお得に！料金、乗り方、運行ルート
オアフ島を代表する乗り物といえば「ワイキキトロリー」。これはワイキキの有名観光スポットを巡り、ドライバーのガイドを聞きながら景色を満喫することができるバスです。人気のアトラクション入場券がセットになったものもあり、初めてハワイを旅する時にもピッタリ。この記事ではワイキキトロリーの料金や乗り方、運行エリアやお得な情報まで詳しくご紹介します。
2020/02/14
オアフ島を代表する乗り物といえば「ワイキキトロリー」。これはワイキキの有名観光スポットを巡り、ドライバーのガイドを聞きながら景色を満喫することができるバスです。人気のアトラクション入場券がセットになったものもあり、初めてハワイを旅する時にもピッタリ。この記事ではワイキキトロリーの料金や乗り方、運行エリアやお得な情報まで詳しくご紹介します。
ワイキキトロリーとはワイキキやホノルル市内にある主な観光スポットを巡回するバスです。窓がなく吹き抜け型の車体が多いので、ハワイならではの心地よい風を感じながら乗車できるのが魅力。ハワイに熟知したドライバーのガイドを聞きながら乗車できるので、楽しみながらハワイのことを深く知ることができるんですよ。
ワイキキトロリーには以下の6種類があります。ひとつずつ特徴を見ていきましょう。
ホノルル市内の人気の観光名所を周るコースです。ハワイならではの歴史や文化を学べるコースで、華麗な「イオラニ宮殿」や、ハワイ王国を建国した「カメハメハ大王像」、5万点以上の作品を所蔵する「ホノルル美術館」などの名所に停車します。さらに活気あふれるチャイナタウンや、町全体がウォールアートで彩られたフォトジェニックなエリア、「カカアコ」にも停車。グルメやアート鑑賞、ショッピングを楽しみたい時にもピッタリですよ。レッドラインは1周約120分、約60分間隔で運行しています。
オアフ島の象徴でもある「ダイヤモンドヘッド」に立ち寄るコースです。ダイヤモンドヘッドの登山口まで運行しているので、すぐに登山を楽しめます。また毎週土曜日の午前中には、100店舗以上のお店が集結する「KCCファーマーズマーケット」にも停車。このマーケットでは、ローカル素材を使ったお惣菜や地元産の野菜、果物、個性的な雑貨など、ありとあらゆるアイテムが揃うのでお土産探しにもおすすめです。さらに小さな子供も楽しめる、ホノルル動物園やワイキキ水族館にも停車します。グリーンラインは1周約70分、約35分間隔で運行しています。
ハワイで唯一の政府公認の免税店「Tギャラリアワイキキ By DFS」や、世界最大規模を誇るオープンエア・ショッピングセンターの「アラモアナセンター」などを巡るコースです。ショッピングやグルメを満喫したい人におすすめで、ラグジュアリーなショップやレストラン、洗練されたホテルが集結する「ワイキキ・ビーチ・ウォーク」にも停車します。ピンクラインは1周約60分、約10分間隔で運行しています。
オアフ島の東海岸を巡るコースです。心地よい風を感じながら美しい海岸線を満喫できるのも魅力。全米1位に選ばれたこともある美しいビーチ、「ハナウマ湾」にも停車します。自然保護区に指定されているハナウマ湾の海水は、透明度が高く抜群の美しさ。鮮やかな熱帯魚やサンゴも生息しており、シュノーケリングを楽しむこともできます。運が良ければウミガメに遭遇することも！またブルーラインは、100以上のショップや映画館、デパートが集まる「カハラモール」にも停車します。カハラモールには、オーガニック食品や雑貨を扱う人気のスーパーマーケット、「ホールフーズマーケット」も入っていますよ。ブルーラインは2階建てのトロリーなので、より高い場所から風光明媚な景色を楽しめるのもうれしいところ。初めてハワイを訪れる人にもおすすめです。ブルーラインの運行は1日3便で、1周約2時間30分で巡ります。
ワイキキの免税店から、「アラモアナセンター」「アロハスタジアム（スワップミート開催日のみ）」「パールハーバー」などを巡るコースです。パールハーバーでは、太平洋戦争の歴史を深く学べる「アリゾナ記念館」や戦艦ミズーリなどを見学できます。また400以上の店舗が集まる人気マーケット「スワップミート」では、ローカルフードのほかアクセサリーや小物、Tシャツ、工芸品などが手に入ります。パープルラインは1周約2時間20分、約70分間隔で運行しています。
2018年10月から運行がスタートした、オアフ島の人気カフェやレストランを巡るコースで、「イエローライン」とも呼ばれます。話題のグルメ店を気軽に回れるとあって、観光客の支持が高いことでも知られています。地元雑誌が主催するグルメ賞「ハレアイナアワード ベスト朝食賞」に輝いたパンケーキが絶品の「カフェ・カイラ」、豪快でボリュームたっぷりのポークチョップが味わえる「サイド・ストリート・イン」、もっちりした食感がたまらないマラサダ（揚げパン）が名物の「レナーズベーカリー」など、ハワイを旅したら一度は味わいたいグルメを存分に堪能することができます。イエローラインは1周約60分、約60分間隔で運行しています。
ワイキキトロリー乗車時に1回券を購入できるのは、ピンクラインとイエローラインのみで、大人も子供も片道2ドルです。その他のトロリーは、1日券、4日券、7日券を購入して乗車します。チケットはワイキキ中心部にある免税店「Tギャラリアハワイ by DFS」のチケットブースで入手可能。またワイキキトロリーの公式ホームページからも購入することができます。ホームページは日本語に対応しているので安心ですよ。購入した乗車チケットは、失くさないように気をつけましょう。
・1日券／1日1ライン（グリーンライン、ブルーライン、レッドライン、パープルライン）＋ピンクライン乗り放題：大人25ドル、子供15ドル
・1日券／6ライン乗り放題チケット：大人45ドル、子供25ドル
・4日券／6ライン乗り放題チケット：大人65ドル、子供40ドル
・7日券／6ライン乗り放題チケット：大人75ドル、子供49ドル
※料金等の情報は予告なく変更になる場合があります。
ワイキキトロリーの各バス停から乗車します。乗車する際に、ドライバーに1日券などのチケットを提示すれば利用することができます。乗り降り自由で、乗車したまま各コースを1周巡ることもできます。
各トロリーの停留所は下記の通りです。曜日や時間帯によっては停車しない停留所もあるので、詳細は公式ホームページなどで確認してください。
主にダウンタウンエリアを周遊するルートです。
イリカイ・ホテル、サラトガ通り（トランプ・ホテル）、Tギャラリアハワイ by DFS、モアナサーフライダー、デューク・カハナモク像、アストン・ワイキキ・ビーチ・ホテル、ホノルル美術館、ハワイ州政府庁舎前（イオラニ宮殿）、パンチボウル（車窓）、フォスター植物園、出雲大社、チャイナタウン／ダウンタウン、カメハメハ大王像、ソルト（カカアコ）、オハナ・ハレ・マーケットプレイス、ワードセンター、アラモアナセンター（海側）、イリカイ・ホテル、Tギャラリアハワイ by DFS
ダイヤモンドヘッドを含む、ワイキキの東側エリアを周遊するルートです。
イリカイ・ホテル、サラトガ通り（トランプ・ホテル）、Tギャラリアハワイ by DFS、モアナサーフライダー、デューク・カハナモク像、ホノルル動物園／カピオラニ公園、ワイキキ水族館、ダイヤモンドヘッド・サーフ・ルックアウト（車窓）、ダイヤモンドヘッド・クレーター（内側）、ダイヤモンドヘッド（外側）／カハラ・ルックアウト、カハラモール、KCCファーマーズマーケット、モンサラット通り、ホテル・ラ・クロワ、Tギャラリアハワイ by DFS
ワイキキの中心部を周遊するルートです。
Tギャラリアハワイ by DFS、モアナサーフライダー、デューク・カハナモク像、アストン・ワイキキ・ビーチ・ホテル、ヒルトン・ワイキキ・ビーチ、インターナショナル・マーケットプレイス、コートヤード・バイ・マリオット、ホテル・ラ・クロワ、サラトガ通り（郵便局前）、ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ（カリア通り）、アクア・パームズ・ワイキキ、アラモアナセンター（山側・降車のみ）、アラモアナセンター（海側）、イリカイ・ホテル、サラトガ通り（トランプ・ホテル）、エッグスンシングス、Tギャラリアハワイ by DFS
ワイキキからオアフ島東部エリアを周遊するコースです。
イリカイ・ホテル、Tギャラリアハワイ by DFS、デューク・カハナモク像、ハナウマ湾展望台、ハロナ潮吹き穴、サンディー・ビーチ、シーライフパーク、ココマリーナ・センター、カハラモール、Tギャラリアハワイ by DFS
パールハーバーを含む、ワイキキの西側エリアを周遊するルートです。
Tギャラリアハワイ by DFS、デューク・カハナモク像、アストン・ワイキキ・ビーチ・ホテル、アクア・パームズ・ワイキキ、アラモアナセンター、アロハスタジアム、パールハーバー、ビショップ博物館、ピア38、ワードセンター、アラモアナセンター、イリカイ・ホテル、Tギャラリアハワイ by DFS
カパフル通りを中心にオアフ島の人気カフェやレストランを周遊するルートです。
インターナショナル・マーケットプレイス、Tギャラリアハワイ by DFS、モアナサーフライダー、デューク・カハナモク像、アストン・ワイキキ・ビーチ・ホテル、レインボー・ドライブ・イン、レナーズベーカリー、マーケットシティ・ショッピングセンター（セキヤズ・レストラン）、マーケットシティ・ショッピングセンター（ウォールグリーン）、セーフウェイ、ハイリズ・ハワイアンフード、サイド・ストリート・イン、インターナショナル・マーケットプレイス
「ピンクライン」に限り、乗車時にJCBのクレジットカードを提示すると無料で利用することができます。クレジットカード1枚につき、大人2名と子供1名分の運賃が無料になるので、家族でハワイ旅行をする際には大変お得です。保有している人はぜひ持参されることをおすすめします。
オアフ島観光に便利なワイキキトロリー。吹き抜け型の車体なので爽やかな空気を肌で感じながら移動を楽しめるのも魅力です。現地や公式ホームページからもチケットは入手できますが、ベルトラでも乗り放題パスを購入することができます。さらに人気店の割引券やギフトのプレゼントもご用意。気になる人はぜひチェックしてみてくださいね。
※交通機関や施設の料金、時間等は予告なく変更になる場合があります。最新情報は公式サイトも合わせてご確認ください。
