沖縄本島から飛行機で約50分、台湾と目と鼻の先にある「石垣島」は、幅広い年代から人気を集める沖縄の離島です。周囲は約140kmあり、一周走るのに車で約3時間かかる大きさ。八重山諸島の中心地であり、竹富島や小浜島、西表島などへの船も石垣島から発着するため、離島巡りを楽しむ拠点にもなっています。石垣島の魅力は何と言っても美しい海。ビーチで遊んだり、シュノーケリングやダイビングを楽しんだりして、八重山の海を満喫しましょう!
八重山諸島の海開きは“日本で一番早い海開き”として知られています。全国の一般的な海開きは7月上旬頃ですが、日本の南に位置する八重山諸島の海開きはなんと毎年3月中旬~下旬にかけて行われます。東京ではまだコートが必要な時期ですね。また、海開きは八重山諸島で一斉に行われることも特徴です。海開き当日には「日本最南端の海開き」というイベントが、石垣島、竹富島、与那国島のうち1島を会場に、毎年交代で開催されています。イベントでは海の安全祈願のほか、子供たちによる初泳ぎ、郷土芸能、音楽ライブなどが開催され、大勢の人で賑わいます。海開き直後は水温が低めなので、水着一枚では肌寒さを感じることも。ウェットスーツなどを着用してマリンスポーツを楽しみましょう。八重山諸島の海遊びは、4月中旬頃から9月頃までがベストシーズンです。10月頃から水温が少しずつ下がっていき、10月末には海遊びのシーズンも終了します。
石垣島には美しいビーチがたくさんあります。アクティビティが充実した大きなビーチや、シュノーケリングが有名なビーチ、穴場ののんびりビーチ。その時の気分によって場所を選ぶことができるので、一度の旅行で多彩なビーチ体験ができるのも魅力です。そんな石垣島でぜひ訪れていただきたいおすすめのビーチを紹介しましょう。
石垣島随一の人気観光スポットとなっている川平湾。透明度の高い青く澄んだ海に小さな島々が浮かぶ光景を、写真などで一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。絶景に酔いしれるのもいいですが、川平湾ではマリンスポーツを体験するのもおすすめです。浅いビーチからエントリーするため、初心者にも安心なシュノーケリングや、海の上をのんびりクルージングできるSUPなどを楽しむことができます。
石垣島の北部に位置する「米原ビーチ」は、観光客だけでなく地元の人々もよく足を運ぶビーチとして知られています。全長約1kmと石垣島のなかでも規模が大きく、白砂の美しさが特徴です。サンゴ礁とリーフに囲まれているため、波は穏やか。遠浅の海なので、遊泳にも適しています。浜辺の近くにはサンゴ礁が広がり、見られる魚の種類も多いので、シュノーケリングスポットとしても有名。シュノーケリングの道具を借りることができる店もあるため、手ぶらで出かけてもOKです。近くには米原キャンプ場もあり、バーベキューを楽しむこともできます。
市街地から車で約50分、石垣島北西部・久宇良に位置する「石垣島サンセットビーチ」。映画のロケ地にもなった真っ白な砂浜や、透明度が高く美しい海に広がるサンゴを楽しむことができます。砂浜に大きな岩などもないため、子供連れでも安心して遊ぶことができます。マリンショップではシュノーケルセットやウェットスーツ、ライフジャケットなどをレンタルすることも可能。アクティビティも充実していて、シュノーケリングツアーやウェイクボード、SUPなどを体験することができます。
石垣島北部、川平湾から車で10分ほどの距離にある「底地ビーチ」。緑の林を抜けた先に広がる白い砂浜と大きな弧を描いた海岸線が美しいビーチです。砂浜は約1kmも続き、石垣を代表するロングビーチのひとつとなっています。また、湾の内側にあるため波が非常に穏やかで遠浅の海なので遊泳に適しています。7~9月頃にはクラゲ防止ネットが設置されるほか、監視員がいるのも安心。マリンアクティビティはSUPやカヤック、カヌーを楽しむことができます。また、島の西側に位置するため夕陽のビュースポットでもあります。夕方に訪れてのんびりとサンセットを見入るのもおすすめです。
市街地から車で約10分というアクセスのよさが魅力の「ANAインターコンチネンタル石垣リゾート」の敷地内にある約700mの人工ビーチです。ホテル内のビーチですが、宿泊客以外でも利用することが可能です。ホテルが管理するビーチハウスでは、さまざまなアイテムをレンタル可能。アクアサイクルやシーカヤック、SUP、ウィンドサーフィンなど動力を使わないエコなアクティビティも楽しむことができます。ビーチ内に浮かぶ海のアスレチック「マエサトオーシャンパーク」はトランポリンやシーソーなどの遊具で遊ぶことができ、子供が喜ぶこと間違いなしの施設です。のんびり過ごすにも、アクティブに過ごすにも最適な、好立地のビーチです。観光客が少ない穴場のビーチは地形的に危険が伴う場合もあるので、地元の人に尋ねてから向かうと安心です。また、ハブクラゲなどの危険生物にも注意しましょう。
いずれのビーチでも、日焼対策には注意が必要。本土とは比べものにならないほど紫外線が強いため、効果の高い日焼け止めを塗ったり、ラッシュガードを着用したりして、肌を保護しましょう。
海のきれいな石垣島を訪れたなら、ぜひビーチ沿いのリゾートホテルに宿泊したいもの。石垣島のなかでも特におすすめのリゾートホテルを紹介しましょう。
「フサキビーチリゾート ホテル&ヴィラズ」は、市街地から車で約35分、島の西側に位置するリゾートホテルです。南国の木々や花に囲まれた敷地内に琉球伝統の赤瓦を使ったコテージが立ち並び、リゾート気分を満喫できること間違いなし。施設の前には色とりどりの熱帯魚が集まる天然のビーチ「フサキビーチ」が広がり、遊泳やマリン
アクティビティを楽しむ人々で賑わいを見せます。パラソルやビーチチェアはもちろん、シュノーケルセットや防水デジタルカメラなどのレンタルも充実。ドラゴンボートやマリンジェット、フライジェットなどスリル満点のものから、SUP体験ツアー、クリアカヤックなどのんびりと楽しめるものまで、マリンアクティビティも充実しています。
ビーチは宿泊者以外にも開放されています。また、ベッドガードやベビーベッドの貸出、子供用の食事や離乳食、アレルギー対応食の用意など子供や幼児連れの家族にうれしいサービスも盛りだくさん。穏やかな海は子供のビーチデビューにもぴったりですよ。
石垣島は八重山諸島の中心となる島で、リゾート施設も多く、観光客も多く訪れる人気のスポット。山や川、マングローブ林など変化に富んだ豊かな自然に囲まれていて、表情豊かな景観を楽しむことができます。
海は、手つかずの自然が残ったのんびりとしたビーチからアクティビティが充実した賑やかなビーチまで個性豊か。日本有数のシュノーケリングスポットがあるのも石垣島です。アクティブに過ごしたい方には石垣島の海をきっと気に入るのではないでしょうか。
一方、宮古島には山や川がなく、海水に土砂が流れ込むことが少ないため、海の透明度が高いと言われています。観光客も石垣島に比べると少なく、のんびり過ごしてリフレッシュしたい方には宮古島のビーチもおすすめです。
沖縄県の島として3番目の広さを誇る石垣島には、ビーチもたくさん。1日のうちにいくつかのビーチを巡ることもできます。オプショナルツアーを利用すれば、近隣の島に渡って、マリンスポーツなどのアクティビティを気軽に楽しめるのでおすすめ。ベルトラでは、石垣島はもちろん、石垣島発着の離島ツアーなども豊富に揃えています。旅の参考に、ぜひチェックしてみてくださいね。
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