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ラニカイ・ビーチの魅力や楽しみ方を徹底解説|おすすめスポット、グルメ情報

オアフ島の東部に位置する「ラニカイビーチ」はハワイで最も美しいビーチとも言われています。ハワイ語で「ラニ」は天国、「カイ」は海の意味を持ちます。その名の通り天国のように美しい海は、全米No1ビーチにも輝いたこともあります。ラニカイビーチの魅力、アクセス方法、周辺のおすすめスポットまでたっぷり紹介します。

2020/06/03

ラニカイビーチの魅力

ラニカイビーチの最大の魅力は透明度の高い海と真っ白でサラサラな砂浜。エメラルドグリーンとアクアブルーに輝く海のグラデーションとパウダーサンドといわれる白い砂浜は息を呑むほどの美しさです。ラニカイビーチはカイルアの高級住宅街の中にあり、民家と民家の間の小道を抜けた先に絶景が広がっています。ワイキキビーチのように混雑していないので、プライベートのような空間でゆっくりと楽しむことができる点も魅力のひとつです。

ラニカイビーチへの行き方

ラニカイビーチはオアフ島の東側に広がるカイルア地区に位置します。ホテル等が密集するワイキキ地区から少し離れた車で約30~40分の場所にある、カイルア地区最大のビーチパーク・カイルアビーチに隣接するビーチです。住宅街の中にあり、大きな標識などもないので事前に行き方をチェックしておきましょう。

ザ・バス

オアフ島の公共バス「ザ・バス」で行く場合は、アラモアナセンターから67番・671番を乗り継いでラニカイビーチまで行くことが可能です。

まず、アラモアナショッピングセンターから出ている67番のバス(Honolulu - Kailua - Waimanalo - Sea Life Park)に乗りカイルア地区の中心街「カイルアタウン」へ向かいます。

カイルアタウンでラニカイビーチ方面へ行く671番のバス(Kailua - Lanikai)へ乗り継ぎとなりますが、バス停が異なるので注意が必要。

カイルアタウンのバス停「Kailua Rd + Hamakua Dr」で下車し、降車バス停からバスの進行方向へ進んだ先にあるバス停「Kailua Rd + Opp Oneawa St」から671番のバスに乗るとスムーズです。ラニカイビーチ方面のバスへ乗り換えをする人々も多いので、バスの運転手へ事前にラニカイビーチへ行きたい旨を伝えておくと良いでしょう。場合にもよりますが、降りるタイミングや乗り換えのバス停を教えてくれる運転手もいるようです。

671番のバスへ乗車後は、住宅地を挟んでラニカイビーチと平行に走る通り(Mokulua Dr)沿いのバス停「Mokulua Dr + Opp Haokea Dr」または「Mokulua Dr + Opp Kaelepulu Dr」で降車します。降車後、住宅の間の小道を通り抜けるとラニカイビーチがあります。

ビーチへ続く小道は全部で11本あります。どの入口からもラニカイビーチへ繋がっていますが、それぞれの入り口によって道の先に見えるビーチの光景が異なります。時間に余裕があればお気に入りの小道を探してみるのもよいでしょう。

ザ・バスの所要時間は1時間30分前後ですが、交通事情や乗り換えの時間等も考慮し時間には十分に余裕を持ってスケジュールを立てましょう。

※バスのルート等は変更になる場合があります。

乗り換えをせず、カイルアタウンから自転車をレンタルし、ラニカイビーチへ向かうのもおすすめです。カイルアタウンからラニカイビーチまでは自転車で15分程度。カイルアタウンには日本語対応のレンタサイクルショップもあるので安心です。カイルアの街を散策しながらビーチに向かうのもよい思い出になりそうです。

レンタカー

ラニカイビーチまでは、ワイキキからH-1フリーウェイ・パリファイウェイ(Hwy 61)を経由し車で約30分~40分。ラニカイビーチには駐車スペースがかなり少なく時間帯や場所によっては駐車禁止になる等厳しく取り締まれているので、カイルアビーチの駐車場に車を停めて徒歩でラニカイビーチまで向かうのがおすすめです。カイルアビーチの駐車場からラニカイビーチまでは徒歩で約10分の場所にあります。ビーチ沿いの道路を進み、民家の間の小道を抜けると美しいラニカイビーチが広がっています。ラニカイビーチに向かう途中にある「LANIKAI」の文字が記された石像の前での記念撮影もおすすめです。

現地オプショナルツアーを利用

バスや車での移動が心配の方は、現地オプショナルツアーを活用しましょう。ホテルからの送迎もついているので安心です。VELTRAでは、周辺の人気スポットの観光やカイルア地区での自由時間をたっぷりとったツアーや、カヤックのレンタルがついたツアー等、ラニカイビーチのあるカイルア地区を効率よく満喫できるツアーを用意しています。自分好みのスケジュールにアレンジできる貸切チャーターツアーもおすすめ。なお、現在ラニカイビーチへは商業車の乗り入れが禁止されているため、現地オプショナルツアーに参加する場合はカイルアタウンやカイルアビーチから自身での移動が必要となるのでご注意を。事前にツアースケジュールを確認しておきましょう。

ラニカイビーチとカイルアビーチ

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ラニカイビーチとカイルアビーチはどちらもオアフ島を代表する美しいビーチですが、それぞれ違った特徴があります。ラニカイビーチへ行く際にはカイルアビーチもあわせて楽しみましょう。

ラニカイビーチ

ラニカイビーチは、公共のビーチですが、駐車場やトイレ、シャワー、ライフガード監視塔などは設置されていません。周辺にお店等もなく少し不便に感じるかもしれませんが、美しい海を目の前にゆっくりとした贅沢なひとときを過ごせます。

カイルアビーチ

カイルアビーチは、無料の駐車場やトイレ、シャワー、ライフガード監視塔などの十分な設備が完備されている安心・安全なビーチパークです。ビーチの裏手の公園内にはピクニックテーブルやサイクリングロードもあり、週末にはローカルの家族連れなどでも賑わいます。1998年にはラニカイビーチに続いて全米No.1に選ばれた、ラニカイビーチに並ぶ美しいビーチです。

ラニカイビーチの注意点、設備情報

トイレ・シャワー、更衣室の施設が無い

先にも述べたように、ラニカイビーチには、トイレや屋外のシャワー、更衣室の設備はありません。隣接するカイルアビーチパーク内の設備を利用しましょう。

駐車スペースが十分でない

駐車場もないのでレンタカーの方は注意が必要です。ラニカイビーチ付近は駐車禁止のエリアも多くあり、路上駐車の取締も厳しいので、カイルアビーチの駐車場に停めてビーチまで歩くか、カイルアタウンからレンタサイクルを利用するようにしましょう。

周辺に売店が無い

ラニカイビーチは住宅街の中にあり、周辺には軽食を購入できる売店やパラソル等のレンタルショップもありません。軽食や飲み物は事前に準備しておきましょう。カイルアビーチ近くの「Kalapawai Market」では軽食や飲み物、ゴザ等のビーチグッズの購入も可能です。ビーチにはゴミ箱もないのでゴミは必ず自身で持ち帰りましょう。

木陰が少ない

ラニカイビーチは木陰が少ないため日中は日差しも強く、パラソル等の貸し出しも無いので日焼け止めや帽子等をお忘れなく。日焼け対策アイテムは事前に準備しておきましょう。

ラニカイビーチの楽しみ方

ラニカイビーチではひたすらのんびりと贅沢な時間を過ごすのがおすすめです。透明度の高い海で泳いだり、穏やかな波の音を聞きながら読書やお昼寝をしたり、ゆっくりとした時間の流れをお楽しみください。シュノーケルをする場合は、シュノーケルセットの持参が必要です。ライフガードがいないので、安全面には十分に注意を払いながら楽しみましょう。天国の海と呼ばれるビーチにて贅沢なひとときを満喫してください。

ラニカイビーチ周辺のグルメ、ランチスポット

美しい海に癒やされた後は、周辺のおいしいものも堪能しましょう。ぜひ立ち寄ってほしいおすすめスポットを紹介します。

ラニカイ・ジュース(Lanikai Juise)

ハワイ産のオーガニック野菜やフルーツを使用したジュース、スムージーが魅力のカイルア生まれのジュース専門店。ハワイの太陽をたっぷり浴びて育った野菜やフルーツは栄養満点。フレッシュジュースやスムージーの他、アサイーボウルも人気です。カラフルな店内はSNS映えすること間違いなし。

ブーツアンドキモズ

日本未上陸の連日行列の絶えない名店です。マカダミアナッツソースがたっぷりかかった「マカダミアナッツパンケーキ」は地元の人々から観光客まで愛されつづけている看板メニュー。ブーツアンドキモズ秘伝のマカダミアナッツソースは絶品です。食べごたえのあるオムレツやエッグベネディクトも大人気。平日でも1時間以上待つ場合もあるので、待ち時間がもったいないなという方は、テイクアウトしてビーチで食べるのもおすすめです。

ラニカイビーチ近くの人気スポット

ラニカイビーチ周辺にはショッピングスポットからハイキングスポットまで沢山の魅力が集結しています。周辺の人気スポットも網羅し、ラニカイビーチの旅をさらに満喫しましょう。

カイルアタウン

カイルア地区の中心の「カイルアタウン」はお洒落で可愛らしい町並みが広がります。オーガニックスーパーやローカルデザイナーのセレクトショップ、ギャラリー、お洒落なレストランやカフェが集まるエリアです。オーガニックスーパーのホールフーズ・マーケットではランチにもぴったりなデリを楽しめる他、カイルア店限定のエコバックなどお土産にもぴったりな品が揃っています。ハワイらしい雑貨やアートを取り揃えたショップもあり、食事から買い物まで満喫できます。カラフルな標識など写真映えスポットも沢山あるのも見どころです。ビーチとあわせてカイルアタウン散策も楽しんでみてください。

ラニカイ・ピルボックス

ラニカイビーチの裏手にあるトレッキングコース「ラニカイ・ピルボックス(カイヴァリッジトレイル)」。ピルボックスとは戦時中に作られたトーチカのことです。頂上にあるカラフルにペイントされたピルボックスはSNS映えすること間違いなし。頂上からはラニカイビーチとカイルアビーチを一望できます。トレッキングコースは片道約30分の比較的分かりやすいコースになりますが、ダイヤモンドヘッドのように整備されておらず、砂利道や歩きづらい場所もあるので、スニーカー等滑りづらい履物で行くのがおすすめ。ぜひラニカイビーチを違った角度から楽しんでみてください。途中に木陰はないので、帽子や日焼け止めなど紫外線対策は万全に。飲み物の準備もお忘れなく。

ラニカイビーチから見える2つの島は何?

ラニカイビーチの沖合に浮かぶ2つの双子島・モクルア島野鳥の巣があり自然保護地区になっている貴重な島です。右側の島の名前が「モク・イキ」、左側が「モク・ヌイ」といわれています。モク・ヌイ島の一部のみ上陸が許されており、カイルアビーチからシーカヤックで上陸が可能です。体力に自信がある方はカヤックを借りて自然豊かな島・モクルア島へも足を伸ばしてみましょう。

全米No.1のビーチを満喫しよう!周辺観光もセットで楽しむのがおすすめ!

全米No.1ビーチ・ラニカイビーチで、日常を忘れ思う存分贅沢な時間を満喫しましょう。VELTRAでは、隣のカイルアビーチや魅力的なカイルアの街、またラニカイビーチ周辺の魅力をたっぷり満喫できる充実の内容を揃えた現地オプショナルツアーを用意しています。ワイキキのホテルからの送迎もついているので、移動も安心です。ぜひチェックしてみてくださいね。

※交通機関や施設の料金、時間等は予告なく変更になる場合があります。最新情報は公式サイトも合わせてご確認ください。

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