小笠原諸島父島の大人気トレッキングスポット・ハートロック。海のイメージが強い小笠原諸島ですが、自然豊かな小笠原にはこの島でしか見ることの出来ない希少な動植物や歴史をうかがえる戦跡など山の魅力も豊富です。今回は小笠原諸島の山の魅力が詰まった「ハートロック」の見どころや楽しみ方を紹介します。小笠原旅行を検討中の方はぜひチェックしてみてくださいね。
ハートロックの正式名称は千尋岩。父島の南端に位置する高さ約260mの大きな岩です。断崖にはV時に切れ込んだ断層があり、海側から見るとその赤い岩肌の断層がハート型に見えることから「ハートロック」と呼ばれています。
ハートロックは父島の玄関口・二見港から車で約15分の場所に位置します。「生態系保護地域」に指定されているため、立ち入りには許可証を持っているガイドの同伴が必須です。トレッキングツアーなどに参加しましょう。ハート模様は海側からがキレイに見えます。海のツアーで立ち寄ってくれることがあるので、事前に行程などをチェックしてみましょう。
ハートロックを堪能するにはトレッキングがおすすめです。トレッキングコースの亜熱帯の森には小笠原固有の植物や戦跡など小笠原の自然と歴史を体感できるスポットが盛りだくさん。道中では、母島や南島などの周辺を一望できる絶景スポット、そして頂上には太平洋の大パノラマが待っています。ここでしか見ることの出来ない景色や自然を楽しみながら、トレッキングを楽しみましょう!
トレッキング中には豊かな自然の中で暮らす珍しい動植物や独特の生態系が育んだ地形を観察することができます。小笠原固有種の「タコノキ」や「マルハチ」、希少な野鳥など見たこともない動植物をじっくり観察してみましょう。空まで見上げるほど大きく育ったガジュマルの木では木登り体験をしてみるのも良いですね。真下に広がる海にはイルカの泳ぐ姿や、冬から春頃にはザトウクジラを確認できることも。
往復約6時間。トレッキングコースにはトイレが無いのでご注意ください。登山口の駐車場にトイレ施設があるので、トレッキング開始前にすませておきましょう。
動きやすい服装で参加しましょう。草道を歩いていくことも多いので長ズボンやタイツの着用をおすすめします。夏場は半袖でも大丈夫ですが、冬場は風が強いこともあるので簡単な上着を準備しておくと良いでしょう。
足元はクロックスやサンダルではなく、トレッキングシューズやスニーカーなど歩きやすく滑りにくい靴で参加しましょう。
・飲み物(1リットル以上、夏場は2リットル)
※トレッキングコース途中に飲める水はないので、必ず飲み物を持参しましょう。足がつりやすい方はスポーツドリンク等を持参すると良いでしょう。
・帽子
・日焼け止め
・カッパ
・タオル
・お弁当やおにぎりなどの昼食
※ツアーに含まれている場合もあるので、事前にチェックしておきましょう。
小笠原公認ガイドの同行が義務付けられているハートロックトレッキングはツアーへの参加が必要。小笠原の自然を熟知したガイドの丁寧な解説付きのツアーでは小笠原の自然をより深く体感できるでしょう。送迎付きのツアーや参加者にあわせてコースを提供してくれるツアーはお子様連れの方や体力に自信の無い方も安心です。VELTRAでも現地オプショナルツアーの取り扱いがあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
ハートロックを連想させる大きなガジュマルの木が印象的なオープンカフェ。木陰で癒やされながらほっと一息つきましょう。名物の「サメバーガー」にもチャレンジしてみましょう!
カフェに併設する環境にも考慮したプチリゾートホテル。島一番の広さを誇るスイートルーム(2名~4名様用)などキッチン付きの贅沢なお部屋の用意もあります。随所に小笠原の自然を楽しめるよう工夫された宿で快適な島時間をお過ごしください。
「人と地球にやさしい大人の宿」をコンセプトにつくられたアットホームな宿。木の香りが漂うお洒落な客室やオーナー手作りの島懐石料理が自慢の人気宿です。
くつろぎの宿てつ家は、平成18年に「人と地球にやさしい大人の宿」をコンセプトに、オンリーワンの宿を目指して開業いたしました。部屋数は5室、スタッフ数名で営む小さな宿ですが、お客様一人ひとりに心のこも…
亜熱帯のジャングルに囲まれたダイナミックなロケーションにあるキャンプスタイルのバンガロー。自然を存分に満喫しながら島滞在を楽しみたい方にピッタリの宿です。
小笠原の豊かな自然を楽しめるハートロックは、小笠原に来たときにはぜひ訪れてほしい場所。都心では味わうことのできない大自然の魅力に触れてみましょう。VELTRAでは、ハートロックトレッキングを楽しめる現地オプショナルツアーを取り扱っているので、チェックしてみてくださいね。
※交通機関や施設の料金、時間等は予告なく変更になる場合があります。最新情報は公式サイトも合わせてご確認ください。