せっかくの沖縄旅行。観光スポットを回るのもいいですが、より思い出深く、充実したものにするにはアクティビティがおすすめです。美しい海に亜熱帯の自然が残る沖縄には、シュノーケリングやトレッキングなどのさまざまなアクティビティがあります。この記事では、沖縄を満喫できるアクティビティについて紹介します。
美しい海に囲まれた沖縄では、シュノーケルやダイビングをはじめとしたマリンアクティビティが盛んですが、亜熱帯性気候の自然を味わえる、森や山でのアクティビティも数多くあります。
シュノーケル、水中マスク、フィンを装着して、海面に浮遊しながら魚やサンゴ礁などの水中景観を楽しむアクティビティです。ダイビングと違ってライセンス不要で、ライフジャケットを使って安全に浮遊するため、初心者や子供など、誰でも楽しむことが可能です。沖縄県内では多くのシュノーケリングスポットがあり、色鮮やかな熱帯魚や美しいサンゴ礁に出会えます。
スキューバダイビングは、空気タンクを背負って海中に潜り、水中で呼吸をしながら水中の景観を楽しむアクティビティ。水中をふわふわ漂う独特な浮遊感と、地上とはまた違った壮大な海中の地形や生き物との出会いが魅力です。一定以上の深度まで潜る場合はライセンスが必要ですが、ライセンス不要の体験ダイビングもあります。沖縄では「青の洞窟」をはじめとした美しいダイビングポイントが数多くあるので、挑戦するのもおすすめです。
カヌーやカヤックは、「人が持ち上げて移動できる小型の船」の総称です。水かきが両端に付いたパドルを使用し、海や川を漕いで進んでいきます。景観を楽しみながら水面をゆったりと進んでいくので、年齢を問わず小さな子供でも楽しめます。沖縄でのカヌー、カヤックを使用したアクティビティは、海面を進み、色鮮やかな魚を見られるシーカヤックと、沖縄ならではの自然であるマングローブ林を進むマングローブカヤックの2種類があります。
体に装備したパラシュートをモーターボートで引っ張り、空中に浮遊するレジャー。離着陸は海の上に浮かぶモーターボート上で行なうため、海に入れない冬場でもトライできます。沖縄の美しい空と海の両方が楽しめるアクティビティです。那覇空港から車で15分ほどという好アクセスな場所でも実施されており、観光の合間に体験することもできます。
「Stand Up Paddleboard(スタンドアップパドルボード)」の略称で、ボードの上に立ちパドルを使い、水面を進みます。透明度が高い美しい海を、ボードの上からゆっくり満喫できるほか、水平線に沈んでいく夕日を眺めるサンセットSUPなどもあります。ボードの上でヨガを行うSUPヨガも人気です。
船の上から釣りをする海釣り。道具や餌など準備が大変な釣りも、釣りツアーに参加すれば必要な道具はショップが準備してくれるのでお手軽です。さらに、経験豊富な船長が釣れるポイントまで案内してくれるため、まったく釣れないということがほとんどありません。沖縄ならではのカラフルな魚を釣り、食べることができます。
噴射装置と呼ばれる機械を足に固定し、その機械から出る水圧によって水の上を飛び回り、空中浮遊を体験できるアクティビティです。比較的新しいマリンスポーツですが、沖縄ではフライボードが体験できるスポットが数多くあります。所要時間は初回体験でも約30分、2回目以降だと約15分と比較的短い時間のため、ほかのアクティビティと組み合わせても楽しめます。
船体下部の吸入口から取り入れた水を高圧で噴出し、水上を進む水上バイク。ジェットスキー、マリンジェットも水上バイクの仲間です。運転には特殊小型船舶免許が必要ですが、免許を持っていれば水上バイクをレンタルし、宜野湾マリーナから北谷のビーチや恩納村の青の洞窟など、海上での遠出が可能です。免許がない場合も、インストラクターが操縦する後ろに乗って楽しむこともできます。また、体験操縦をさせてもらえるアクティビティもありますよ。
野生のクジラを観察できるアクティビティ。沖縄では12月下旬から4月上旬の期間限定で楽しめます。船でクジラが現れるポイントまで移動しクジラを探します。ホエールウォッチングの楽しみは、クジラのパフォーマンスを間近で観察できること。あらかじめクジラの生態を頭に入れておくとより一層有意義な時間になるでしょう。
日中とはまた違った魅力に出会えるナイトツアー。沖縄では様々なナイトツアーが開催されています。たとえば、夜景と星空を楽しめるナイトクルーズは、ディナーもついて、ラグジュアリーな気分を味わえます。ほかにもナイトサファリツアーでは亜熱帯の希少生物を観察できるほか、蛍や夜光虫などが織り成す美しい景色に出会えます。
八重山諸島の「西表石垣国立公園」が日本初の星空保護区になるなど、沖縄は星空が美しいことで有名。星空観測のツアーは、沖縄本島でも離島でも楽しめます。星空の写真の撮り方を教えてくれるツアーや、カヌーに乗って天体観測ができるツアーなど、それぞれ特色があります。
専門知識が豊富なガイドと一緒に山や海を巡り、亜熱帯ならではの植物や生き物を観察するのが、ネイチャーガイドツアーです。やんばるの森を探検するツアーのほか、干潟で海の生き物を観察するツアーもあります。ガイドと一緒に巡ることで、自分たちだけではなかなか出会えない生き物を見られ、詳しい生態を知ることができますよ。
登頂を目的とせず、山の中を歩くことを楽しむトレッキング。亜熱帯性気候に属する沖縄の動植物は本土では見られないものも多く、森にはヤンバルクイナやケナガネズミといった天然記念物も暮らしています。ガイド付きのツアーに参加すれば山歩きをしながら動植物についての知識を教えてもらえます。
沖縄と言っても、沖縄本島や離島とではそれぞれ特徴が違うため、得意なアクティビティも異なります。ここでは、豊富なアクティビティが楽しめるエリアと、そのエリアならではのアクティビティを紹介します。
那覇空港を有し、各都市からアクセスしやすい沖縄本島では、数々のマリンアクティビティを楽しめます。また、北部のやんばるの森では熱帯性気候の自然を満喫できる山型のアクティビティも充実。ジャングル内のコースをバギーで走るアクティビティも人気です。
沖縄本島の恩納村の代表的なスポットといえば、青の洞窟です。洞窟内部に太陽光が差し込み、海面が美しく神秘的な青色に輝く様子は、まさに絶景。ダイビングやシュノーケリング、カヤックで楽しむことができます。
石垣島は八重山ブルーと呼ばれる美しい海に抱かれた島。アクティビティでは、美しい海を存分に味わえるシュノーケルやダイビングが人気で、サンゴ礁のポイントやウミガメのポイントなどもあります。宮古島
サンゴが隆起してできた島である宮古島は、ビーチからすぐの場所でサンゴ礁を観察できます。透明度も高いため、シュノーケリングはもちろん、カヤックの上からも美しいサンゴ礁を楽しむことができます。
マングローブの原生林や熱帯植物が茂るジャングルのような森、川や滝などの大自然が残る西表島では、カヌーやカヤック、トレッキングなどのアクティビティがオススメです。
シュノーケリングやダイビングなどのマリンアクティビティで持参すべきものは、水着、着替え、バスタオル、ラッシュガード、日焼け止め程度。水中マスクやフィン、シュノーケル、ダイビングの専用機材などは、アクティビティの参加者であればレンタルできることがほとんどです。
パラセーリングやカヤックなど、直接海に入ることがないアクティビティの場合も、水に濡れることがあるので、濡れてもいい服装で参加しましょう。
トレッキングなど山でのアクティビティを楽しむ場合は、帽子やサングラス、スニーカーなど歩きやすい靴、日焼け止めや水などを入れるリュックが必要です。また、夏でもケガや日焼けを防止するため、腕や足が隠れる服装がおすすめ。虫刺されが気になる場合は虫除けなども用意しましょう。
宿泊しているホテルにアクティビティが揃っていれば、移動のロスも少なく効率的に楽しめます。沖縄本島で豊富なアクティビティを満喫できる、特におすすめのホテルを紹介しましょう。
「ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾート」は、沖縄本島のなかでも、ダイビングやシュノーケリングの人気スポットとして知られる恩納村にあるホテルです。体験ダイビングやシュノーケリング、パラセーリングをはじめ、さまざまなアクティビティを揃えており、宿泊者は多彩な海の遊びを楽しめます。ホテルの目の前に広がる、美しいプライベートビーチを優先的に楽しめるのも魅力。サンゴ礁に囲まれているため、シュノーケリングに最適です。
シーカヤックツーリングやヨットクルーズは、カップルにおすすめ。サンゴ礁保護ツアーでは、自然保護への意識が高まるでしょう。
ほかにも、国内最大級の海上アスレチック「万座オーシャンパーク」や潜水船「サブマリン Jr.II」など、万座ビーチリゾートだからこそ楽しめるアクティビティが充実しています。
自然のアクティビティのほか、沖縄の伝統的な染色技法である紅型の体験や、シーサー作り体験などもできますよ。
美しいサンゴ礁と国定公園にも指定されたエメラルドブルーに輝く海。ANインターコンチネンタル万座ビーチリゾートは、手つかずの大自然に囲まれた沖縄屈指のプレミア・リゾートホテルです。足を踏み入れた瞬間に…
アクティビティを体験するためには予約が必要です。宿泊するホテルやツアー会社によっては当日申し込める場合もありますが、繁忙期はすでに満杯ということも。旅程が決まった時点で情報収集し、やりたいアクティビティが見つかった場合は、早めに申し込むことをオススメします。ベルトラでは、多彩なプランを紹介しています。予約も簡単なので、ぜひチェックしてみてくださいね。
おすすめのオプショナルツアーはこちら
※交通機関や施設の料金、時間等は予告なく変更になる場合があります。最新情報は公式サイトも合わせてご確認ください。