国内屈指の人気観光地・沖縄。春~秋は海水浴やマリンスポーツなどアクティビティが充実し、冬は温暖な気候のなかで観光を楽しむことができるなど、1年を通して魅力に溢れるリゾート地です。移動は自由が利くレンタカーが中心となるため、子供連れにも安心。この記事では、開放感あふれる沖縄で、家族みんなで楽しめる施設やホテルなどを紹介します。
沖縄観光をするなら、恩納村(国頭郡)の万座毛といった名所巡りもよいですが、小さな子供も思いっきり楽しめるスポットを旅の計画に入れると、子供たちがもっと喜ぶはずです。子連れでの旅行におすすめの観光スポットをいくつか紹介しましょう。
沖縄本島北部・名護市はパイナップルの一大生産地です。そんな名護市にあるパイナップルをテーマにした施設「ナゴパイナップルパーク」は、親子で楽しめるポイントが盛りだくさん。駐車場から入口までは、かわいい「パイナップルトレイン」に乗って移動。周囲に広がるパイナップル畑を抜けて、パークに到着します。広大なパイナップルパークの移動は自動で動くカート「パイナップル号」が大活躍。ゆっくりと動くので、さまざまな花や木々に囲まれる施設を鑑賞しながら周遊することができます。パイナップル畑で収穫前の実を観察したり、パイナップルのフードやスイーツを楽しんだり。パイナップルワインの試飲などは大人にもうれしいポイントでしょう。フォトスポットもたくさんあるので、思い出作りにも最適です。
沖縄県名護市にあるナゴパイナップルパークは、パイナップルをはじめ、南国のフルーツや鮮やかな植物がいっぱいのテーマパークです。
沖縄本島中部・うるま市の小高い丘にある自然公園「ビオスの丘」。日本で唯一の亜熱帯性気候である沖縄の自然に囲まれながら思いきり遊ぶことができます。カヌーや巨大なアスレチック、大きな木のブランコなど子供が夢中になって遊べる体験施設もたくさん。亜熱帯の植物や小動物を観察しながら湖を船で進むジャングルクルーズや園内を散策できる水牛車など、楽しいアトラクションも待っています。沖縄で家畜として親しまれてきたアグー豚やヤギなどの動物たちとのふれあいも人気です。
沖縄でイルカとの出会いを楽しみにしているファミリーも多いのではないでしょうか。沖縄本島北部・本部町の「美ら海(ちゅらうみ)水族館」の近くにある「もとぶ元気村」ではイルカと一緒に泳ぐプログラムを楽しむことができます。参加は小さな子供から大人までOK。ふれあいを通してイルカについて学ぶ「ドルフィンエンカウンター」や、イルカについて学んだ後に水の中に入って、イルカの背中を触ったり背びれにつかまって泳いだりできる「ドルフィンロイヤルスイム」でかわいいイルカを身近に感じましょう。そのほかにも、海に設置されたすべり台やトランポリン、バナナボートやカヌー、シーカヤックなどさまざまなマリンレジャーも揃っています。シーサー作りや沖縄紅型染めなどの文化体験も可能ですよ。(おすすめです)
名護市にある動物のテーマパーク「ネオパークオキナワ」。東京ドーム約5個分の広大な敷地のなかで、アマゾン、アフリカ、オセアニアといった世界中の熱帯地方の環境を再現しています。「フラミンゴの湖」や「アマゾンのジャングル」、「オセアニアの花鳥」と名付けられたゾーンは日本最大のフライングゲージ方式の展示となっていて、自由に動き回る動物たちを間近に見ることができます。敷地内に敷かれた全長約1.2kmの線路を走る「沖縄軽便鉄道」にも注目を。かつて沖縄を走っていた機関車を再現したもので、沖縄唯一の鉄道に乗ってみるのも楽しそうです(いいですね)。
沖縄には雨天でも遊べるスポットが豊富!子供と一緒に楽しめるおすすめスポットをいくつか紹介します。雨の日の参考にしてみてくださいね。
沖縄県北部・本部町の海洋博公園内にある「沖縄美ら海水族館」は、沖縄観光で外せないスポットとして広く知られています。見どころはたくさんありますが、大迫力の巨大水槽「黒潮の海」は特に必見です。高さ8.2m、幅22.5m、厚さ60cmもある巨大アクリルパネルの向こうで、世界最大の魚・ジンベエザメや世界初の繁殖に成功したナンヨウマンタなどが悠々と泳ぐ姿に圧倒されます。思わず、時間を忘れて見入ってしまいそう。ほかにも、屋根をなくして自然光をたっぷり取り入れた300m³の大水槽で、沖縄の海を彩るサンゴや色とりどりの熱帯魚を展示する「サンゴの海」や、沖縄を取り囲む深海に棲む深海魚の展示などもあり、沖縄ならではの魅力も満載です。主要な水槽では毎日係員による解説が行われているほか、海辺の生き物にふれられるタッチプールなどもあり、子供の好奇心をくすぐりますよ。
沖縄美ら海水族館(おきなわちゅらうみすいぞくかん)は、沖縄本島北西部の本部半島備瀬崎近くにある海洋博公園内の水族館。「チュらうみ」とは沖縄の言葉で「清[きよ]ら(しい)海」という意味。
1948年に沖縄で誕生したアイスクリームブランド「ブルーシール」。2016年には、浦添市にある牧港本店の隣に「ブルーシール アイスパーク」がオープンしました。店内の「ヒストリーゾーン」では、ブルーシールの歴史を貴重な資料を通して紹介。「コミュニティースペース」では、理想のアイスバーのおえかきや、ブルーシール牧港本店で購入したアイスを食べることができます。そしてお楽しみの「体験ゾーン」では、アイスを作る様子の見学や、アイスが保管される-20℃の世界を体験することが可能。「オリジナルアイスバーづくり体験」では、アイスの形や味を選び、チョコをかけたりおえかきペンで絵や文字を書いたりして、世界に一つだけのアイスバーを作ることができます。
沖縄本島最南部、糸満市にある県内最大のガラス工房「琉球ガラス村」。沖縄で長い間作られている琉球ガラスの制作工程を見学できるほか、さまざまな体験教室に参加することができます。なかでも、職人の技を見ながら自分だけのグラスを作れる「吹きガラス作り体験」が人気。なかなか体験でない「型吹き」や「飲み口の仕上げ作業」の工程にチャレンジすることができます。そのほかにも琉球ガラスで作る「アクセサリー作り体験」や、琉球ガラスのかけらや貝を貼り付ける「フォトフレーム作り体験」、シーサーに絵付けできる「色付け体験」などがあります。「吹きガラス作り体験」以外は保護者同伴で小学生未満も参加可能なので、小さな子供から楽しめそうです。作ったものはよいお土産になりますよ。
琉球ガラス村は沖縄本島の最南部、糸満市にある県内最大の手作りガラス工房です。雨の日でもお楽しみいただける屋内の観光施設も充実!入場料無料で駐車場完備ですので、沖縄の思い出作りに是非ご来場ください。
飛行機に乗って沖縄に到着したら、今度はパイロット気分になって操縦体験をするのもおすすめです。 那覇空港から車で約15分、豊見城市にある「トライエア」は、フライトシミュレーターで航空機の操縦体験ができる施設です。実際の飛行機の訓練用としても使えるシミュレーターを設置しているため、本格的な操縦体験を子供から大人まで楽しむことができます。操縦を教えてくれるのは本物のパイロットの先生。離陸から着陸まで、先生に教わりながらドキドキのフライトを体験しましょう。子供が操縦する場合は、5分500円から気軽に体験できます。
沖縄での滞在をより快適にし、楽しい思い出づくりをサポートするのが宿泊ホテル。特に子供連れでも安心できるホテルを紹介します。「ルネッサンス リゾート オキナワ」は、沖縄本島を代表するリゾート地・恩納村の海沿いに建つリゾートホテル。子連れにうれしいサービスや施設が充実しており、温泉やプールのほか、イルカと一緒に泳げたり海ガメとふれあえたりするサービスなどが人気です。客室にはすべて海を見渡せるバルコニーがあり、開放感抜群。さらに、イルカやカメが描かれたインテリアがかわいい「フリッパーズコネクティングルーム」や、3~12歳の子供向けのキッズアメニティ、滞在中の子供の夕食・朝食が無料(大人同伴の場合)、ホテルのお仕事体験ができるなど、子供のための工夫がたくさんあります。あまりの居心地のよさに帰りたくなくなってしまいそうです。
ルネッサンスリゾート沖縄は、沖縄県にあるイルカプログラムで人気のリゾートホテル。全室海が見えるバルコニー付き。豊富なマリンプログラムとレストランで、充実したリゾートライフをお約束します。
子供連れの沖縄旅行で最も気を付けたいのは体調管理です。非日常を楽しめる沖縄では、大人も子供も普段以上に活動的になります。本土と比べ、気温の高い沖縄で動き回ると思った以上に体力を消耗するため、いつも以上にこまめに休憩を取って疲れないようにすることが大切です。特に夏場は水分補給に注意が必要。小さなビーチなどには自動販売機がないところもあるため、必ず飲み物を持参するようにしましょう。沖縄の紫外線は強烈です。一年を通して日焼け対策は必須。やけどしたように日焼けすると、痛みでなかなか夜も寝付けません。子供用の日焼け止めや帽子、薄手の上着、海で遊ぶときはラッシュガードなどを忘れないようにしましょう。
また、磯遊びにも注意が必要です。素足で岩場を歩いたりしていると、足を切ったり滑ったりするので、マリンシューズがあると安心です。
沖縄は子供と一緒に旅行するのに最適な場所。海外旅行のように言葉や食べ物などの心配をすることなく、安心して遊ばせることができます。日本国内なのでレンタカーで自由に回れますが、効率よく観光地を巡るならオプショナルツアーがおすすめ。ベルトラでは、家族旅行を充実させるプランを豊富に用意しています。マリンスポーツなどのアクティビティも、オプショナルツアーで申し込めば気軽に楽しむことができますよ。
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