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タイ「サメット島」を満喫する方法|おすすめビーチと近隣ホテル

タイの観光地としてよく知られているビーチリゾートといえばプーケットやパタヤですが、近年注目を集めているサメット島(Koh Samet)も外せません。サメット島はタイのラヨーン県の沖合に浮かぶ小さな無人島で、手つかずの自然が豊かに残ります。「鳴き砂」として知られる真っ白な砂浜のビーチは、息をのむほどの美しさ!

この記事では、海や砂浜をはじめとする、魅力いっぱいのサメット島の基本情報や楽しみ方、おすすめのビーチなどについて、詳しく紹介します。  

2020/02/14

サメット島の基本情報

サメット島へは船を利用してアクセスできます。まずは、サメット島の位置情報や行き方、気候や言語などについて詳しくお伝えします。

位置情報、アクセス方法

サメット島は、ラヨーンビーチの南東の沖合約7kmのところにあります。サラサラした真っ白な砂浜が特徴で、島の東側にはいくつものビーチがあり、エメラルドグリーンの美しい海が広がります。

バンコク市内からサメット島へ行くには、まずラヨーン県のバンペー港に向かいます。BTS(高架鉄道)のエカマイ(Ekkamai)駅からバンペー港へ行く高速バスに乗るのが一般的なアクセス方法で、所要時間は約3時間半です。料金は150バーツほどかかります。 バンペー港からサメット島までは、さらにフェリーを利用して約30分で着きます。料金は往復で120バーツほど。渡し舟の運航時間は17時ごろまでなので、サメット島を訪れるなら、時間までに往復できるよう、早朝から行くことをおすすめします。

気候

サメット島の気候は主に、乾季、暑季、雨季に分かれています。季節は首都バンコクやパタヤなどと同じですが、年間を通して雨が少ないのが特徴です。6月~10月は雨季にあたりますが、雨量はそれほど多くならず、スコールでもすぐに止むことがほとんど。雨が止むとすぐに青空が広がります。あえてオフシーズンを選べば宿泊料金なども安くなるので、よりお得に旅行を楽しめます。

言語

サメット島では、基本的にタイ語か英語しか通じません。日本語を話せるスタッフはいないので、タイ語で簡単に会話ができるようハンドブックなどを持っていくと便利です。翻訳アプリやサービスなども役立つでしょう。

通貨

通貨はタイバーツ(THB)です。ほとんどのホテルでは日本円からの両替ができないので、日本であらかじめ両替しておくか、到着後に空港などで両替することをおすすめします。

日本との時差

サメット島を含むタイと日本の時差は2時間で、日本の方が進んでいます。大きな差はないので、時差ぼけに悩まされることも少ないでしょう。

サメット島の楽しみ方

Photo by Wendy Tour Bangkok

サメット島の魅力は、なんといってもビーチです。プーケット島のように世界的なリゾート地として開発されているわけではないので、ゆったりとした雰囲気と手つかずの自然を楽しめるのが魅力。島内に点在するビーチを巡り、お気に入りのビーチでのんびり過ごすのもよいでしょう。

また、シュノーケリングやダイビング、釣りといったマリンアクティビティを楽しむのもおすすめです。特におすすめなのはシュノーケリングで、色とりどりの魚を見ることができます。現地オプショナルツアーを利用すれば、道具の準備や移動手段などを気にせず気軽に楽しめるでしょう。

このほか、サメット島の高級バンガローにはプライベートビーチを有するところもあります。人の少ない静かなビーチで、時間を忘れて美しい夕日を眺めながら、贅沢なひとときを過ごせますよ。

夕暮れまでビーチを満喫したあとは、サメット島のナイトライフが待っています。ライトアップされている施設が多く、バーやクラブも賑わいを見せます。なかでも圧巻なのがファイヤーダンス。異国の夜のダイナミックなショーを存分に楽しんでみてはいかがでしょうか。

サメット島のおすすめビーチ

サメット島にはいくつものビーチが点在しています。ここでは、サメット島を存分に味わえる、おすすめのビーチを紹介します。

サイ・ケオ・ビーチ

サメット島で最も大きく、観光客も多いビーチです。バンペーから来たフェリーが着くナダン桟橋から徒歩10分ほどで行けるので、日帰りでサメット島を楽しみたい方も気軽に利用できます。ビーチの白砂は「鳴き砂」で有名。鳴き砂とは踏んだりすると音の出る砂のことで、足跡のついてないきれいな砂浜を歩くと「クックッ」と音がしておもしろいですよ。

サイ・ケオ・ビーチでは、シュノーケリングやダイビングなどさまざまなマリンアクティビティが体験できるほか、ディナータイムには、ビーチにあるオープンテラスのシーフードレストランで、ファイヤーショーを見ながらタイのグルメを楽しむこともできます。

アオ・ウォンドゥアン・ビーチ

島の東側の中央部に位置するビーチです。サイ・ケオ・ビーチの次に大きなビーチですが、船着場から距離があるのでそれほど観光客は多くありません。そうはいっても人気がない寂しいビーチというわけではなく、周辺には宿泊できるバンガローがあるので、宿泊客や地元の人たちがよく訪れます。人が少ないながらも適度な賑わいのあるビーチで過ごしたい方におすすめです。

アオ・プラオ・ビーチ

サメット島のビーチは島の東側に集中していますが、アオ・プラオ・ビーチは島の西側にある入り江のビーチです。3つのホテルが所有するプライベートビーチで、透き通ったきれいな海はシュノーケリングにぴったり。一般客も海に入ることはできますが、ビーチチェアを使うことはできません。ここから見る夕陽の美しさは格別で、空と海が夕焼けに染まる光景はまさに絶景ですよ。

アオ・パイ・ビーチ

賑やかなサイ・ケオ・ビーチから車で5分ほど南へ向かったところにあるビーチですが、それほど人は多くありません。広々とした静かなビーチで海を満喫できます。周辺にはホテルやレストラン、バーやクラブなどもあるので、サメット島でのナイトライフを楽しみたい方にもおすすめです。

サメット島観光の注意点

サメット島は国立公園なので、島へ入るには入場料が必要となります。ここでは、サメット島に入るための入場料や移動手段について紹介します。

入島料が必要

サメット島に入るときは入場ゲートを通りますが、その際に入場料を支払う必要があります。外国人は大人200バーツ、子供はおよそ大人の半額です。ちなみに、タイ人は外国人料金の5分の1ほどとなっています。チケットは5日間使えるので、何度も足を運びたいという方はチケットをなくさないようにしましょう。

島内の移動手段はレンタルバイクかソンテウ(乗り合いタクシー)

サメット島内での移動手段は、レンタルバイクかソンテウです。道路があまり整備されていないので、運転に自信のない方は、レンタルバイクはあまりおすすめできません。ソンテウは基本的に相乗りとなります。島内で行く場所は限られているので、人が集まるまで待ってから出発することがほとんど。タクシーのように貸し切りで使うこともできますが、料金は割高になります。

サメット島のおすすめホテル

サメット島は日帰りで訪れることも可能ですが、せっかくなら宿泊してゆっくり見て回りたいもの。サメット島の滞在におすすめのホテルを紹介します。

サイ・ケオ・ビーチ・リゾート

バンペー桟橋から出ているシャトルボートを利用すれば、約15分~30分で到着できるホテルです。島内の主要観光スポットへアクセスしやすく、ビーチに面しているので、ホテルからオーシャンビューを満喫できます。客室のタイプはコテージタイプやファミリータイプ、ビルディングタイプなどがあるので、人数や旅のスタイルに合わせてお好みで選ぶとよいでしょう。無料Wi-Fiや無料駐車場、プールなど、設備も充実しています。

サイ・ケオ・ビーチ・リゾート ᐈ SAI KAEW BEACH RESORT
Sai Kaew Beach Resort

Welcome to The Sai Kaew Beach Resort Hotel website. We offers unique resort lifestyle experiences i…

パラディー・リゾート&スパ

サメット島の南部にある5つ星高級リゾートホテルです。バンペー桟橋からシャトルボートで約15分のところにあり、目の前にあるビーチではシュノーケリングなどのマリンアクティビティを楽しめます。タイ古式マッサージ専用の部屋もあり、素晴らしい眺めとともに疲れを癒してくれますよ。

アオ・プラオ・リゾート

バンガロースタイルの客室があるブティックリゾートホテルです。無料Wi-Fiやミニバー、テレビなどの設備も充実しているほか、目の前はビーチなので、シュノーケリングなどのマリンアクティビティを楽しむのにも最適です。海辺のレストランで夕陽を見ながらのディナーもおすすめです。

自然豊かなサメット島を楽しもう

サメット島は手つかずの自然が豊かに残る楽園で、タイの美しいビーチを満喫できるリゾート地でもあります。バンコクから日帰りでアクセスできるなど利便性も高いので、タイ旅行の楽しみとして加えてみてはいかがでしょうか。ベルトラでは、サメット島を満喫できる現地オプショナルツアーもご用意しています。気になるツアーは早めの予約をして、旅行へのワクワクをふくらませましょう!

※交通機関や施設の料金、時間等は予告なく変更になる場合があります。最新情報は公式サイトも合わせてご確認ください。

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