渓谷観光中は薄曇りで、暑くも眩しくもなく、雄大な渓谷の風景を気持ちよく楽しむことができました。切り立った断崖に緑が映えて、まるで中国の山水画の中に入り込んだような気持ちになりました。

パッケージツアーで台湾を訪問し、1日だけあった自由行動の日をどう使おうか迷っていたところ、知人から「絶対に行ったほうがいい！」と太魯閣渓谷を勧められました。交通の便が悪く個人で行くのは大変そうだったので、このツアーを申し込みました。
時間を有効に使いたかったので、復路も飛行機にしました。追加費用は5000円弱で、16時頃には台北松山空港に帰ってこられます。ただし、花蓮空港15時発のGE018便に乗る場合、七星潭まで行く時間はなく、大理石工場で列車組と別れて空港に直行になります。それでもメインの太魯閣渓谷はしっかり見られましたし、台北に戻ってからのんびりと街中散策ができたので良かったかな、と思っています。

この日の参加者は二十数人で、GW中ということもあり半分強が日本人でした。他は欧米系の人で、中国語圏の人はいなかったようです。英語／日本語での案内でした。口コミでガイドさんの話が聞き取りにくいと聞いていたので、ちょっと不安でしたが、実際日本語、英語両方聞いて何となくわかるかな、という感じでした。もともと集合時間等の最低限の連絡が分かれば十分と割り切っての参加で、連絡事項に関しては特に問題なかったですし、説明が聞き取れなくても雄大な景色に十分に満足できました。

当日は朝5:50にホテルにてピックアップでした。松山空港7:00発のGE007便に乗って、40分で花蓮空港につきます。到着時は晴天で、着陸前には花蓮の港と綺麗な青い海が見えました。
空港からバスに乗り、太魯閣渓谷へ。10か所程のビューポイントでそれぞれ15～30分くらい停車し、散策や休憩が入ります。絶景に見とれているうちに午前中が終わります。が、何しろ朝が早いので、午前の観光でおなか一杯になります(笑)
そんな心情を見越してか、午後の観光は一気に消化モードに。シルクプレイスで昼食(中華料理のコース)をとったあと、下りは長春祠でのワンストップのみ。その後は大理石工場兼ジュエリーショップに立ち寄り、空港へ送迎されました。

午前中は良かった天気ですが、長春祠に着いたあたりから崩れ始め、大理石工場につくころには土砂降りに。空港までの運転手さんに「この雨じゃ欠航かもね～」と心配されましたが、飛行機は20分遅れで無事に飛び立ってくれました。

飛行機組は松山空港で解散で、送迎なしです。空港の目の前に地下鉄の駅があるので、そのまま地下鉄で市内観光に出かけました。
素晴らしい景色も楽しめましたし、ツアーメンバーと旅話で盛り上がったり、美味しいご飯も楽しめたりで、参加して良かったな、と思っています。