意外とメジャーな観光地だったチンクエテッレ

世界遺産チンクエ・テッレ終日観光<3月~1月/日本語アシスタントor多言語ガイド/船・電車の移動付き/フィレンツェ発>
★★★★☆
投稿者:cobi
参加日:2016/05/02
ゴールデンウィーク中の5/2にツアーに参加。
イタリア旅行自体が初めて。チンクエテッレ(日本語で5つの小さい村の意味だそうです)のことは全く知らずに、適当な観光地はないかなとネットサーフィンしていたら、海沿いの村のきれいな写真があったのであまり深くは考えずにツアーに申し込んだ。

当日は途中まで曇り空。フィレンツェのサンタマリアノヴェッラ駅に集合して、バスでチンクエテッレの東から2番目の村、マナローラ近くまで行き徒歩で探索スタート。
事前にそれほどに調べておらず当日驚いたのは(特にヨーロッパの人にとって)かなりメジャーな観光地だということ。
静かで素朴な海沿いの村を勝手に想像していたのでそこは少々ギャップあり。
実際、日本人は我々2人しかいなかったもののヨーロッパは色々なところから人が来ていた。スペイン語、ドイツ語、特定できないが旧ソ連のものらしき言語などが飛び交っていた。

マナローラは小さい村だった。小さいカフェで簡単な朝食を取り出発。
風が強いため船の移動はキャンセルになった。また、隣村のコルニリアは5つの村の中で唯一小高いところに位置するとかの理由で飛ばして、ローカル電車でヴェルナッツァへ移動。

※ちなみにローカル電車の中にはスリが大量にいるので注意喚起されたが、実際には3度の乗車はいずれも観光客で混雑しているのみでスリらしき「ローカルの女の子」の姿は全く見られなかった。

ヴェルナッツァはいかにも漁村という感じ。塔に上ったり小さい路地を歩いたりしていい感じ。景色はやっぱりきれい。5つの中で一番大きいモンテロッソ・アル・マーレにローカル電車で移動。

モンテロッソ・アル・マーレは本当に観光地という感じだったが、ここで天気が晴れて太陽が出てきて景色が本当にきれいになった。
Ristorante L'Alta Mareaという大きめの通り沿いのレストランで食べた蟹肉のパスタはかなり美味だった。新鮮な蟹肉をただぶち込みましたって感じのパスタ。
その後、お土産を買ったり海辺のベンチでしばしぼーっとしたりして過ごす。

ローカル電車に乗ってモンテロッソ・アル・マーレからリオマッジョーレに移動。
ここらへんで疲労もピークに達してしまい、ジェラートを食べながら休息。

最後は、またバスでフィレンツェに戻ってきて予定の20時より早い19時半頃解散。


基本的には景観を楽しんだり、街歩きをしたり(どの村もそんなに大きくない)のんびりするのがいいと思う。
しかし次回来る機会があれば、大人数で行動するツアーよりジェノアやラ・スペツィアに宿を取って、個人でトレッキングをしたいと思う。トレッキングをしている観光客もいっぱいいてそれの方が楽しそうだった。
後は夜も非常にきれいなんだろうな、と思った。

ちなみに「愛の小路」という名所があるのだが、2016年5月時点では閉鎖されていた(2011年だかに洪水の被害があってそれ以来閉じているのかな?)。
リオマッジョーレで入口だけさらっと見たが、どういう点で「愛の小路」なのかはよくわからなかったです笑ただの細くて長い道に見えました。