フリータイムは少ないけれど…

カリプソ伝説の舞台 ゴゾ島1日観光ツアー<木曜・土曜催行/送迎つき>by マルタラマ
★★★★☆
投稿者:ありこ
参加日:2016/07/16
余裕をもって送迎車を待ってたのですけど……日本的5分前集合気質に触れてきた今回の旅で初めて、時間になっても車が来ない。

10分以上経って、さすがにちょっと催促入れた方がよかろうと、ホテルのコンシェルジュに電話で代理店へ問い合わせしてもらったら、あと10分くらい遅れるとの事。
結局、予定時刻より30分以上遅れてのピックアップとなり、ゴゾ島へのフェリー乗り場で各処からピックアップされて集合した他のツアー参加者と合流して、英語ガイドツアーが始まったのでした。
カフェテリアもある大型フェリーで、30分ほどの移動中はフリータイムです。フリーWi-Fiも利用できるため、あっという間でした。

バスに乗り換えて、まずはアズールウィンドウへ。長い年月をかけ、岸壁を風と波が侵食して出来た自然の造形美です。
この日はとてもよいお天気でしたが、風は相当強いし、波も激しくて、近い将来崩れてしまうと言われているのも頷ける環境でした。歩きやすくルートが整備されているわけでもなく、足場はかなり悪いので、動きやすい靴で行くべし!です。
バス駐車場の周りには出店やらお土産屋さんがありましたので、少しウィンドウショッピングしてから時間ギリギリでバスへ戻りました。

午前中は移動時間でだいぶ消化しましたので、もうランチタイム(苦笑)バスで少し移動して、海の見えるレストランで食事しました。
メインディッシュのオーダーは、バス内ですでにガイドさんが確認して手配して下さったようで、早速料理が出てきました。
名物料理という感じではありませんでしたが…ワインが呑めれば私は良いです(笑)
ランチの後で寄ったお土産屋さんでは、お土産好適品が買えましたけれども、これも時間がギリギリでした。

さらにバス移動して、ゴゾ島の大城塞チタデルへ。
ところでガイドのマリアさんが話す英語は、スロースピーキングで、単語単語がとてもわかりやすく英語が不得手な私には大変ありがたかったのですが、いつも集合時間の連絡が、「●分後」という言い方で、「何時」集合なのかわかりづらく、毎回思ったよりフリータイムが短いので、他の参加者の方へ迷惑をかけないよう逐一再確認してました(苦笑)外国人と日本人の感覚の違い?
ええ、聞いてなかった訳じゃなく単にヒアリング力が乏しくて、わからなかっただけです…ごめんなさいっ。

そんなわけで折角マリアさんが懇切丁寧にガイダンスして下さったゴゾ大聖堂とか、フリータイムに中を見学したかったのですが、どう考えても時間が足りなさそうだったので断念し、大聖堂から向かって右にあったクラフトショップをサッとウィンドウショッピングしておしまい。

集合場所の広場を一本裏小道へ入ったところで見つけたお土産屋さんが、蜂蜜やサボテンリキュール、蜂蜜リキュールの小瓶をたくさん置いてて、値段も今まで見た中では一番安かったので、選んでいくつか買ってたら、割れ物だから包装も丁寧にしてくれてた事もあって、タイムリミットぎりぎりになっちゃったけれど、買えて良かった!

前情報通り、ゴゾが一番、お土産類は安いです。あと、小瓶も多かった。ツアーじゃなければ、お土産屋さんをはしごして、同じ商品が一番安いところで買えるでしょう。もうちょっとフリータイムがあると嬉しいなぁ。

見学スポット、ジュガンティーヤ神殿では、マリアさんの説明でひととおり博物館の展示を一緒に見た後、実際の神殿へ。
タルシーン神殿より屋根がない分、規模もスケールも大きい感じがします!
遠目に見ると、ものすごく大きな石が基礎のところに組み敷かれてるのがよくわかる!
この時代の技術的な事を考えたら、これだけ大きな石を積み上げるのはとても大変な作業だったし、人足も要っただろうし、工事現場での事故も多かったでしょう…と感動しました。

ここでもフリータイムがありましたが、ぐるっと神殿を回って、小さなミュージアムショップをみてバスに戻ったらジャストタイムくらい。

マリアさんがガイドを締めくくった最後の言葉「Sahha!(サハ=マルタ語のさよなら)」が印象的でした。

最初の時間が押したせいで、帰りも同じくらい遅れましたが、全ての工程はきっかり巡れたので良かったです。
ゴゾへのフェリー内
ゴゾに到着!
アズールウィンドウ:風穴の上へも上れます。強風注意!
ランチのメインはチキンにしました。ワインはついてきます
セントジョージ!
街がお祭りの飾りつけされていて、ラッキーですねとマリアさん
ゴゾ大聖堂
城塞都市らしい風景
ゴゾ大聖堂の右脇にあるクラフトショップの通り
シュガンティーヤ神殿