内容充実でリーズナブルな国際色豊かなツアー、白ワイン好きには物足りないかも

コート・ドール ドメーヌ<試飲付/英語/ブルゴーニュ地方/ディジョン発着>
★★★★☆
投稿者:NEBO
参加日:2017/07/28
参加者は合計7名。日本人は私だけ。南アフリカ2名、韓国2名、スイス1名、オーストラリア1名という老若男女のインターナショナルな顔ぶれ。ちなみにガイドは米国出身。集合時間から少し遅れて登場。気さくでツアーを盛り上げてくれました。

ブルゴーニュワインの基礎知識ということで、ブドウの品種、格付け、作り手(ドメーヌ)を割と時間をかけて丁寧に説明してくれました。(正直、ちょっと退屈)

まず午前中にコート・ド・ニュイのシャトー・ド・マルサネを訪問。せっかくニュイに来たのにマルサネのドメーヌというのも残念だと思いましたが、ここがけっこういろいろなところに畑をもっています。シャンベルタン、ルショット・シャンベルタンやクロ・ヴージョといった特級畑もあり。さすがに特級畑は試飲はできませんが、ヴィンテージもそろっており、Gシャンベルタン村やVロマネ村の一級畑もあわせてお土産に手の届く価格で販売されていました。

その後、クロ・デ・ランブレイの畑でパン・ド・ポムを食べながら一休み。

そのままグランクリュ街道を南下、コート・ド・ボーヌに入って、ボーヌ市内でランチタイムを兼ねた自由時間2時間。オテル・デューは別に入場料を払う必要がありますが、日本語の音声案内もありとても見応えがありました。オスピス・ド・ボーヌを購入することもできます。

午後は、アロース・コルトン村のコント・スナールというドメーヌを訪問。特級畑コルトンの赤と白、コルトン・シャルルマーニュの区画を保有しています。ガイドと参加者が円卓に座って団らんしながらのテイスティングになりました。無理にこちらから話題を振らなくてもガイドがうまく誘導してくれるので楽ちんですが、英会話が苦手だと少し退屈な時間になるかもしれません。

その後、コート・ド・ニュイに戻って、ロマネ・コンティ畑の前で写真ストップ。ディジョン駅近くの広場で解散。

個人的には、試飲でまったりした時間を長く過ごすより、有名畑をもっとたくさん回ってくれた方が楽しめたと思います。またコート・ド・ボーヌでは、アロース・コルトン村のみで、ムルソー村やピュリニー・モンラッシェ村まで行かなかったので、白ワイン好きには少し残念な行程だったかもしれません。
クロ・デ・ランブレイ畑
オテル・デュー中庭