希望通り3ルートを制覇!アルゼンチン側をくまなく歩けました。

アルゼンチン側から望むイグアスの滝1日ツアー<英語ガイド/イグアス発>
★★★★★
投稿者:でんた
参加日:2019/04/06
イグアス滞在2日目に参加。ピックアップは朝7:30ごろ。ホテルへ時間通り迎えに来ていただけました。
ツアーの参加者は自分を入れて計6人、香港のご夫婦とアメリカから3名でした。
国境の目の前で両替所へ寄ってくれ、レアルからアルゼンチンペソへの両替をしました。私は米ドルから両替をしましたが、当日のレートで26ドルが750ペソになりました。
その後はブラジルの国境へ。全員一度車を降り、出国スタンプを押してもらいます。車に再度乗り込み、橋を渡ってアルゼンチン側へ。橋の間が国境なので、ブラジルカラーがアルゼンチンカラーに変わる瞬間を見ることができます。
アルゼンチン側国境では、ガイドさんが全員分のパスポートを預かってくれて入国手続きをしてくれました。アルゼンチンのスタンプが押されたパスポートを受け取り、いよいよアルゼンチン国内へ。アルゼンチン側の国立公園入口まで、さらに40分程度、森の中の道を走っていきます。
入口で先ほど換金した700ペソを使ってチケットを購入。クレジットカードも使えるようですが、やはり大事なところは現金の方が安心です。
いよいよ入場しますが、ガイドさんに、今日はアッパートレイルにはいかないとと伝えられました。午後からブラジル側観光のメンバーがおり、3コース全て回る時間は無いとのこと。。
せっかくなので3コース全部を見ておきたかった私としてはちょっとびっくり。ガイドさんに何とかロウワー、アッパー、悪魔の喉笛、3つを回れないか相談しました。速足になってもよければ~とのことで、他のメンバーも合意。皆さん足腰には自信があり、私と同じく、せっかくなら見ておきたいとのことでした。
たしかに速足でしたが、苦しいペースではなく、見どころではきちんと時間を取ってくれます。悪魔の喉笛への列車時間も確認してくれ、効率的にアッパー、ロウワートレイルを進んでいきます。途中の写真スポットでは、参加者同士で記念撮影もできました。前日のブラジル側と違い、滝が目の前、足元を流れているので迫力満点!森を抜けるアドベンチャー感も相まって、とても楽しいトレッキングでした。
2コースのトレイルを終えた後、列車駅で10分ほど電車待ち。この間に軽食や飲み物を買い、一休みです。人間の食べ物を狙うハナグマたちもたくさんいました。
レトロ感のある列車で悪魔の喉笛の駅まで移動したら、最後のトレッキングです。水深の浅い滝の上部では、トレッキングコースから泳ぐ魚を覗くこともできました。ところどころ、南米らしい野鳥にも出会いました。
最後にたどり着いた悪魔の喉笛は、あまりにも大きく、あまりにも迫力があり、あまりにも幻想的。莫大な水のエネルギーを感じる圧倒的な場所でした。もちろん、ここでは十分に時間を取ってくれたので、記念撮影だけでなく、ただひたすら滝を眺める時間も確保できました。地球や人生、歴史なんかまで思いを巡らせてしまう、不思議な力を持つ滝でした。
感動に浸りながら来た道を引き返し、同じく列車に乗って国立公園の入り口まで帰ります。帰りの列車では、同行メンバーと様々な話もできて、国際交流にもなりました。
国立公園を出た後は、アルゼンチンの観光税50ペソをお支払い。行きと逆の順番で出国、入国です。同じくブラジルでは下車が必要でしたが、行きに経験しているので手続きもスムーズでした。
フォスドイグアスの市内へ到着後、ローカルのシュラスコレストランへ送ってもらい、メンバー全員でランチをいただきました。ドリンクを入れて2500円程度。お肉がおいしかったです。
私はブラジル側へは行かなかったので、ランチ後にホテルへ移動してツアー終了、一部メンバーは閉園間近のブラジル側国立公園へ向かっていきました。
歩き通しの1日でしたが、アルゼンチン側を十分に観光することができ、大変良い思い出になりました。夜、買い物に立ち寄ったスーパーでばったりガイドさんに出くわし、親しく会話できたことも含めて楽しい1日になりました。

ちなみにトレッキング中は喉が渇いたので、ペットボトルの水をもっていくとよいかもしれません。当日は秋も深まってきているのか肌寒いくらいの気温でしたが、歩くとぽかぽかしてきます。半袖にパーカーを羽織るくらいでちょうどよかったです。滑りやすい道もあるので、スニーカーを履いていって正解でした。
橋を渡って国境越え!
ロウワートレイルの目玉はここ!
国立公園入口、カッパやお土産も買えるようでした。
ブラジル側国境前。両替所です。
アルゼンチン側の国立公園には、開けた駅が3か所ほどありました。
ロウワートレイルでは階段を下りていきます。
悪魔の喉笛!カメラでは納めきれませんでした。。
遊園地にもありそうな雰囲気のかわいい観光列車。
アッパートレイル。滝が流れ落ちる様子を上から見れます。
今回のガイドさん。足が速くてもメンバーが遅れないように気にかけてくれました。