イグアス到着日、直接観光ができた方が効率的と考え、空港ピックアップでツアーに参加しました。ガイドさんは日本語が堪能な日系のブラジル人の方で、肌の色が同じだからか、すごく好感をもてました。
到着時から観光中のアドバイス、豆知識をたくさん教えていただけ、とても勉強になりました。
個人で観光する場合はチケットカウンターでも国立公園入場でも列に並ぶ必要があるようですが、ガイドさん付観光だと、専用のレーンを通れるので、他の人より早く国立公園に入ることができます。公園内もガイドさんの車を使えるので、わざわざバスに乗る必要がなく、とても気楽に観光できました。
到着時間の関係で、国立公園に入ったら、そのまま、一番奥のレストランまで行きました。早速、悪魔の喉笛の裏側を眺めながら、ビュッフェランチです。曇り空の天気が残念でしたが、コーヒーもビュッフェのお料理もとてもおいしかったです。ツアーには含まれないのでお支払いが必要でしたが、2500円程度だったかと思います。外にはファストフードのお店もあったので、予算を抑える場合はハンバーガーでもよいかもしれません。
食事後は来た道を引き返し、ダスカタラタスホテルの前から、1.5キロ程度のトレッキングです。トレック後はボートツアー、また最後は濡れる可能性も高いとのことで、ガイドさんにお願いして、先に車で水着に着替えさせてもらいました。プライベートツアーならではの特権ですね。
車を動かす関係でガイドさんと途中別れましたが、道は1本だけなので、何も問題はなく、圧巻のパノラマビューを存分に味わいながら、ゆっくりトレックルートを歩くことができました。ところどころ展望＆撮影スポットが作られており、角度によって表情が変わる滝のパノラマを楽しむことができます。トレッキングルートの途中でガイドさんと合流し、ブラジル側観光のハイライト、悪魔の喉笛を下から眺める桟橋へ向かいます。桟橋、川の真ん中から眺める滝はやはり迫力があり、水しぶきを全身に浴びてしまいました。国立公園に入る前に買っておいたカッパがとても役に立ちました。悪魔の喉笛の姿は、立ち込める霧ではっきりと見ることができませんでしたが、その存在感は遠くでも感じることができます。
桟橋観光を満喫した後は、最後に大きな滝を売店の前で眺め、エレベーターで上の階へ。素晴らしいビューに、トレッキングだけでも大満足でした。

トレッキングが終わった後は、いよいよボートツアーです。ボートツアーの入口は国立公園の入り口側、手前にあるので、改めて道を引き返します。ブラジル側のボートツアーは、森の中を行くジープサファリとセットになっていて、国立公園内の植物や動物の解説もありました。車を2台乗り継ぎ、川面までのゴンドラに乗って、いよいよゴムボートへ乗船。一番前が一番いいとのことで、ガイドさんに取り計らってもらい、一番前の席に座ることができました。ガイド付きの良いところですね。ボートツアーはイグアス川を上流へ向かって進み、まずは滝を一望するスポットで撮影タイムがあります。さっきまで上から眺めていた滝を、川面から眺める感動は、またひとしおでした。
十分に景色を楽しんだ後は、ついに滝へボートが突っ込んでいきます。勢いが半端なく、水しぶきを全身に浴びるので、Tシャツも水着もびしょびしょです。あまりの水の勢いに目を開けていられず、ゴーグルがあるといい、と聞いていたことを思い出しました。滝の下には5、6回突っ込んでくれるので、十分すぎるほど滝の水、迫力を体感することができます。ツアー終了後は隣の米国からのご夫婦と、いつの間にかハイタッチをしてしまっていました。当たり前ですが、生きて帰ってきた！という感じでしょうか。

帰り、ボートツアーの入り口までは、濡れたまま15分程度の移動です。少し肌寒く感じてしまったので、タオルなど、ボートの手前までもっていくといいかもしれません。ボートツアー入り口のトイレに更衣室があったので、乾いた服に着替えることができて助かりました。使いませんでしたが、いちよ暖かいシャワーも浴びれるようです。

朝の到着からボートツアーまで、自分のペースに合わせてゆっくりと観光を進めていただけ、ガイドさんには本当に助けてもらいました。ブラジル旅行1番の思い出、ボートツアーができてよかったです。ありがとうございました！