個性の際立つバスク地方

フランス・スペインの2国をまたぐ!ワインと美食を楽しむバスク地方1日観光ツアー<日本語ドライバー/ビアリッツ発>
★★★★★
投稿者:Takeo
参加日:2019/05/30
このツアーでは、バイヨンヌのホテルに迎えに来てもらい、トウガラシの村エスプレットからアイノア、サール、サン・ジャン・ド・リュズ、スペインのサン・セバスチャン、そしてバイヨンヌへ戻るというコースだった。ドライバー兼ガイドは、在仏20年の花崎ちづるさん。話し上手であり聞き上手でもある彼女と話す内に、いかに彼女がバスク地方を愛しているかよく伝わってきた。だからガイドの仕事も非常に熱が入っている。サールという村だったかもしれないが、広い専用コートで、バスク特有のペロタというスポーツをやっていたので、興味深く立ち止まった。基本的な動きとしては、巨大な中華レンゲスプーンのようなラケットを手に着けて、野球のフライのようにボール(ペロタ)を高く遠くへ、すくっては投げるというものである。このバスク・ペロタは、翌日出かけたバイヨンヌのバスク博物館で詳しく解説されていた。美食の街サン・セバスチャンのランチでは、以前にも経験があるタパスやピンチョスという選択肢もあったが、今回は、花崎さんに案内してもらったリーズナブルなレストランで、ドリンク、前菜、メイン、デザートの一連のコースを、一緒に座って歓談しながら食べることにした。ガイドさんと一緒に食事をするというのは初めてだったが、プライベートな事も含め色々と話せたので、非常に有意義だった。今回残念だったのは、彼女がしきりにほめていたバスク豚(キントア豚)を食べることができなかったことである。だから、次回も、花崎さんを指名して是非味わってみたいと思った。バイヨンヌに戻った後、なんとサント・マリー大聖堂(世界遺産:巡礼路上の歴史的建造物群の1つ)の中も案内してくれた。花崎さんには、予定時間を1時間ほどオーバーして、6時過ぎまで行動を共にしてもらい、大変お世話になりました。これほど満足したツアーは今までにないという思いで、今日1日が終了した。
エスプレット
バスク・ぺロタ
サン・ジャン・ド・リュズの教会
サン・セバスチャンの中心部
バイヨンヌのサント・マリー大聖堂