デリーにドーハから朝に到着、夕方のＪＡＬ便まで１１時間ほどありましたので、トランジットツアーとして空港お迎えと空港へのお送りをセットでお願いしました。
フライトの到着予定時刻から５０分後のスタートで予約をしましたが、スムーズに入国できましたので１０分前には空港ビル内の到着口のところに出てきましたが、名前を書いたカードを持った方が見当たらなかったので、ＡＴＭでルピーを調達して再度戻り、お迎えの方を待っていましたが予定の時刻になっても姿がみえません…
あれ、おかしいなぁ…と周りを歩いてみると、空港ビルを出た外にビル内のお迎えの方よりもたくさんのお迎えが！！
その外のお迎えの中に、当方の名前を書いたカードを持って、ガイドさんは待ってくれていました。あとで伺うと、予約時間よりも前から待って頂いていたようですが、インドの独立記念日前後ということで、空港ビル内へ入場できるのは一部の許可証をもった人だけなので、ビルの外で待たれていたようです。このような場合、空港到着のお迎えでは、空港ビル内とビル外にお迎えの集団があるので、注意が必要かと思いました。
クルマはスズキの小型車でしたが、当方は体が大きいのもあって、もう少し大きい車両のほうがよかったかな…と思いましたが、インドではスズキのクルマがたくさん走っていて、一般的な車種のようです。
今回は、初めてのインドでトランジットを利用した限られた時間でしたので、メジャーな有名な観光地をリクエストしたところ、まずは、２つの世界遺産・クトゥブミナールとフマユーン廟を案内していただきました。
あらかじめ、ルピーの現金は必須と聞いていましたので、空港のＡＴＭで2500ルピーほど調達していましたが、この世界遺産の入場料がどちらも一人600ルピーかかりますので、２箇所を二人でまわると2400ルピー。この２箇所で現金を殆ど使ってしまいました。
その後はオールドデリーに移動して、レッドフォートの外観を観光してランチの場所に案内されましたが、とりあえず手持ちのルピーが殆どないので、クレジットカードが使えるお店に、とお願いしました。
お店はオールドデリーの「ブロードウェイ」という名前のホテルのレストランでしたが、清潔感もあって味もよく、本場のインド料理を堪能しました。
その後、インド門に案内していただき、その後どうするか…ということで、いくつか提案いただいた中で、国立博物館に行くことにしました。国立博物館は入場料がクレジットカードで払えるので、とりあえずルピーは再調達せずに済みました。博物館では、ガイドさんと一緒に入場しましたが、基本的には待ち合わせ時間を決めて、ガンダーラの仏像やヒンズーの神像など自由に見て回れましたが、博物館内はエアコンの効きが悪く、雨模様で蒸し暑かったこともあり、広くて後半は疲れてしまいました。
最後はお土産にスパイスを見たい、と言ったところ、空港に向かう途中で小さなスーパーのようなストアに寄っていただきました。その後、空港へはとくに混雑もなく到着しましたので、実質的には７時間半ほどのツアーとなりました。
空港では、ガイドさんは建物内に入れないので、クルマを降りたところで運転手さんと別々にチップをお渡しして、解散となりましたが、ここで空港ビル内に入れる許可証をもった別のスタッフに引き継がれ、簡単なアンケートをお願いされた後、チェックインカウンターまでご案内いただき、最後は出国口までお見送りしていただきました。
ツアーの案内にはガイドさんの入場料は別とあるものの、ガイドさんも２つの世界遺産などの有料エリアに一緒に入って詳しく説明してくれましたが、ガイドさんの入場料は請求されませんでした。インドの方の入場料と外国人の入場料とは雲泥の差があり、かなり安いようなのでそこはポケットマネーで出されたのかもしれませんが…
いずれにしても、トランジットの限られた時間で効率よく、安全かつ安心して観光できて、よかったです。