戦艦ミズーリは単なる戦艦ではない

真珠湾(パールハーバー)観光ツアー アリゾナ記念館+戦艦ミズーリ+太平洋航空博物館 選べる人気ガイド確約プラン/ダイヤモンドヘッド登頂付きプラン
★★★☆☆
投稿者:遊撃王
参加日:2019/08/14
ダイヤモンドヘッド登頂、太平洋航空博物館、戦艦ミズーリ、アリゾナ記念館を巡るツアーに参加しました。
まずはダイヤモンドヘッド。ガイドさんから山登りはすごく疲れますと聞いていたけど、この日までにタンタラスの丘やココクレータトレイルを登った経験のある私は楽勝でした。日の出を見終えた人が次々と降りて来て、掻き分けながら登った。降りるのと同じくらい登る人がいた。30分ほど歩いて頂上に着いたのは7時。8月だったので陽はすで高く、撮った写真は逆光になっていた。それでもホノルル市内の眺めは素晴らしかった。
このツアーは複数のツアーの組み合わせなので、途中でバスに乗り換えた。
太平洋航空博物館は真珠湾のアメリカ軍基地の格納庫を利用した博物館。真珠湾攻撃に関する展示ではなく、F16など現用機の機材も展示している。日本人のガイドさんの説明はアメリカと日本のどちらにも偏ることなく公平な視点でした。ここでの土産物店の滞在時間が短く少々残念。
次に戦艦ミズーリ。洋上で展示されている戦艦としては最大というだけなく、この甲板で日本が降伏文書を調印したという歴史的な艦でもある。降伏文書のレプリカも展示されている。特に男性はもの珍しさに写真を撮りまくり、ガイドさんからはぐれ、迷子になることが多いと注意されていたが、実際、私を含む年配の男性4人がガイドからはぐれ、探しまくった。
日本の神風特攻機が突っ込んで凹んだ船体は当時の艦長の意向で修理されず、そのままにされている。死亡した航空兵も丁重に水葬にされたという。騎士道を感じさせた。
艦を降りるとカレーライスが用意されていた。ガイドさんは日本海軍とカレーライスの歴史を熱く語ってくれた。カレーライスは日本ではお目にかかれないような(不細工な)盛り付けだった。
退艦してから次の集合時間まで1時間とすごく長かった。土産物を買わせようという意図だろうか。
バスに乗ってアリゾナ記念館へ。途中軍施設を通過するので撮影禁止となる。というかここに入る前にも手荷物検査があり、透明のバッグに入れる必要がある。ただしポケットに入るスマホや財布は問題ない。
アリゾナ記念館は船で渡る必要があり、その前に真珠湾攻撃に至ったビデオを観る必要がある。日本語の解説はないが、英語の字幕はあり、ある程度の語学力があれば理解できるだろう。
残念ながらアリゾナ記念館は改造中で接岸できず、船で遠くから眺めるのみでがっかりさせられた。
6時20分に出発し、16時30分に戻って来た。10時間ほどのツアー。全体的には戦争モノ好きな男子向きといえるが、そうでない人も十分楽しめるツアーだと思います。
ダイヤモンドヘッドからの眺め
太平洋航空博物館
太平洋航空博物館
戦艦ミズーリ
特盛?カレーライス
太平洋航空博物館
船から望むアリゾナ記念館