ロンダ観光も含まれるスペイン周遊の現地発着のバスツアー

スペイン周遊ツアー アルハンブラ宮殿の入場確約付き スペイン世界遺産を巡る旅<4泊5日/日本語/バルセロナ発マドリード着>by MyBusランドクルーズ
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投稿者:ウッカリスッカリ
参加日:2019/10/12
今回の私達のスペイン旅行で飛行機は貯めたマイレージを使うために、日本発のパックツアーに参加できません。でも個人で電車やタクシーを使ってスペインを周遊するのは大変です。そのときにこのランドクルーズJTBの現地発着バスツアーを発見しました。
しかも個人旅行ではなかなか行けない断崖絶壁のロンダの街の観光も含まれています。ロンダを回るツアーというのは各旅行社を当たりましたがあまりなく、あったとしても高額なツアーが殆どです。ですから迷わずこのツアーを選びました。

今回私達は自分達で回れるバルセロナやマドリードの観光は含まれない、「情熱のスペインエッセンス5日間」のコースを選びましたが、もちろんバルセロナやマドリードの観光も含む「アルハンブラ宮殿とスペインハイライト8日間」というコースもあり、バス周遊途中の街であるグラナダから合流しマドリードまでの「アンダルシアエッセンス4日間」のコースなど日程により自由に選べるのも魅力です。

私達は2日前にバルセロナに入り1日前には個人でサクラダファミリア、グエル公園、カサ・ミラ、カサ・バトリョ、ピカソ美術館を回りその夜集合場所であるバルセロナサンツホテルにチェックインして、翌朝ツアーに合流してバレンシア、アンダルシアの旅が始まりました。

バス旅行の良い点は移動中にゆっくり休めることです。もちろん紺碧の地中海やブドウ畑やオリーブ畑などの雄大な車窓を眺めるのも楽しいのですが、レストランの開店時間が遅いスペインでは毎日夕食が遅くなり、必然的に夜が遅くなります。ですから移動の時間に身体を休めて後は精力的に行動するのがパターンでした。

このツアーには基本的に朝食以外は含まれていません。ですから昼食と夕食は自由時間中にレストランで食べたり、軽食などを買って食べたりします。ホテル近くにはスーパーなどがあるのですが、街の中心までバス、地下鉄、タクシーなどで行くことになります。その点からも多少自分達だけでも行動できる人向けのツアーです。
セビリアではガイドの方に教えてもらって、地下鉄でフラメンコのショーにも行きました。本場のフラメンコはやはり迫力があり素晴らしかったです。

ホテルはすべてAグレードでヨーロッパでは珍しいバスタブ付きの綺麗なお部屋でした。ビュッフェの朝食も品数豊富で美味でした。

バレンシアでは芸術科学都市建物群で近代的なスペイン建築に触れ、そのあとはアルハンブラ宮殿、セビリアのカテドラル、コルドバのメスキータなどスペイン黄金時代の歴史的建造物に圧倒されました。
その中でもやはりアンダルシアの断崖絶壁にある天空の街のロンダには感動しました。海抜739メートルの岩盤の上にある白い街です。18世紀に34年もかかり完成したヌエボ橋は旧市街と新市街を結びます。その高さ98メートルの橋からは雄大な山並みと緑の大地が見渡せます。
そのほかにもロンダは近代闘牛の発祥地としても有名で、闘牛場もあり中に入ることが出来ました。

マドリードの手前ではドン・キホーテにも出てくるコンスエグラの風車もまた雄大な自然を楽しめる光景でした。
あっという間の5日間でマドリードに到着し、私達はそこでバスを降りました。
他の方々はその後のマドリード観光もツアーで楽しまれるようでした。
その後個人で予約したバルセロナのホテルに3泊してスペイン王宮やプラド美術館、ソフィア王妃芸術センターでピカソのゲルニカなどを見ました。

このように自分達のスケジュールに合わせて自由にコースの途中からフレキシブルに選べるタイプのバスツアーが今後の旅行の主流になるのではないのでしょうか?
ロンダの崖下から
バレンシアの芸術科学都市
アルハンブラ宮殿
コンスエグラの風車
ヒラルダの塔からのセビリア市内