フランス周遊パックツアー唯一の自由行動日が月曜日でした。本来ならホテルまで送ってもらえるツアーが良かったけれど、ちょうど曜日的に良いツアーがありません。往復タクシー付きプライベートツアーか現地集合現地解散かの２択。散々悩んだ末こちらに。あちらは高いんだもの。Ｕｂｅｒを使う予定でしたが、結局メトロで。だって、添乗員さんが「メトロは夜遅くても大丈夫、全然危なくないよ。」って言うから。
１８時。地下鉄利用で最寄り駅到着。目の前がムーランルージュでした。分かりやすい。正面右手のチケットカウンターでバウチャーをチケットに引換。１８時半から入場だからもうちょっと待ってね、と言われて外で待機。そうこうしている間に正面左手の入り口に人が入っていきだしたので、そこのセキュリティの人にチケットを見せて中に入ります。１８時半より少し早かった。先頭から１０番目くらいでした。そこで開場まで待機。で、列が動いて会場に入る時にクロークにコートを預ける人は預けてから、入り口に立っている人にチケットを渡します。その人が席を決めて、他のスタッフさんに指定の席に案内してもらいます。ちなみに、私はクロークに預けずコート持って入りました。クロークに預けている間に順番抜かれるので、良い席取られたら嫌だったんですけど、預ける人半分くらいでした。コート抱いて入ったら止められなかったし。これ、最初にどやどやと入っていく集団効果ですり抜けられただけかもしれない。
ちょっとお洒落なワンピースを頑張って着ていったのですが、センターより少し右で、テーブル的には１つ挟んで舞台が見えます。始まる前は、少し後ろの方に感じました。残念だなぁと思っていたのですが、実はめちゃくちゃ良くて。一番前の席は、首をひねらねば見えず、舞台上も一部分しか見えません。同じ周遊パックツアーの方がプライベートツアーで来ていて、少し遅れて入店したら、一番前の端で見づらかったみたいです。でも我々は舞台を全体的に見れたし、かといって見づらかった部分もなかったし。現地集合で早い目に来て良かった。私は食事のランクは一番上にしましたが、席に関してはあまり関係なさそうです。チェック項目はおそらく会場入りの早さと恰好。私より前でも、ジーパンの人は端にされてました。
席に着いたらメニュー表があって選択出来るんですが、さっぱり読めないのでウエイターさんに口頭で説明してもらって選びました。飲み物もしかり。生の音楽を聴きながら食事。その後ショー。
食事は塩辛かったし、舞台はそんなに奇をてらったものではなく、素敵ではあったものの、衣装や演出が古い。評価が低いのはこういうところか…、とは思いました。正直衣装の羽なんか、宝塚の方がよっぽど手入れもして大きくてふわふわで美しいです。こちらは使い古した感が凄い。なので、もう一度観たいかと言われれば否なんですけど、一度は行きたかったので悔いはない。ユアン＆ニコの映画を繰り返し観てたミュージカルヲタクにとって、「ムーランルージュで食事してショーを観た」というステータス大事。
さて、終了２２時４０分。即メトロに向かいます。夜なので、長くて７，８分、ホームで待たなければいけませんが、ホームでもメトロ内でも、全く危険は感じなかったです。待っている人も、メトロ利用者も多い。ただ、ムーランルージュから出てきた人は、メトロにはそんなに来なさそう。ゼロではないですが、カジュアルな格好の人だけでした（プログラムを直持ちしていたので分かった）。私はワンピースにトレンチコートを着ていたので隠れましたが、ワンピースだけの時期だと確実に悪目立ちする。夏にお洒落して行くならメトロ利用は辞めておいた方が無難です。