個人では行きにくい2つの観光地を楽しめます!

モンセラット&世界遺産コロニア・グエル 1日観光ツアー <列車利用/日本語/バルセロナ発>
★★★★★
投稿者:アニキ
参加日:2019/10/24
バルセルナには何回か行き、ガウディ建築も定番的なところは一通り見て回ったのですが、以前から少し離れたところにある「コロニア・グエル教会」には行けていませんでした。
今回、こちらも行ってみたかった「モンセラット山」と一緒に行くツアーを発見し、すぐに行くことを決定しました。
宿泊のグラシア通りに面した「コンデスデバルセロナホテル」集合場所の「スペイン広場」にはホテル前のタクシー乗場からタクシーで行きました(15分程)。少し早く到着したので、広場前の「カタルニア・バルセロナ・プラザ」ホテルのトイレに行ってロビーで待っているとガイドの日本人らしき男性の方から声掛けがあり、ガイドの方と判明しました。私以外に3名の参加者がいらっしゃること、まだ集合していない(集合時間前)ので、そのままロビーで待っていてくださいとのことでした。
集合時間になり、ガイドの方がいるホテル前に出ましたが、他の1名の方と私のみで、あと2名が未着でした。ガイドの方が電話で確認をされたところ、「カタルーニア広場」に行かれており、間違えたことがわかったので今タクシーでこちらに向かっている道中とのこと。10分程度待って、4名揃ったので、急いでカタルーニャ鉄道のスペイン広場駅に向かって階段を下りて行き、電車に乗りました。
まずは、「コロニア・グエル教会」へ。最寄り駅「コロニア・グエル」から徒歩10分くらいのところにあり、まだオープン(オープンは午前10時)まで20分程度あることから、周辺の街をガイドさんと散歩しました。ガウディの弟子が設計したお家や小さい街の中心地にあるカフェや映画館などを見て回りました。綺麗な建物も多く、周辺も散策出来て良かったです。
オープンとともに、教会へ。今後、混みあうであろう建物内部から先に見学しました。サグラダファミリアの仕事を受ける前にガウディがやっていた仕事で、途中でサグラダファミリアの仕事に専念することにしたため、1階のみ(崖のようになっている土地を上手く利用しているので、教会内部は地階のように感じる)しかなく、見るところも少ないですが、細部までガウディの拘ったデザインがあり、見ごたえはありました。教会に置いているベンチもガウディの設計で元からある古い方のベンチは座り心地が良かったです。最後に外側を見て歩いて駅に戻りました。
次に、またカタルーニャ鉄道とロープウェイでモンセラット山へ。
駅を降りて初めに奇岩が良く見える遊歩道を散歩しました。
お昼に近づいてきてやっと太陽の陽が暖かく感じるようになってきました。
朝寒く、午後から良い天気になる日は水蒸気が出てくるそうで、モンセラット山が白い煙に囲まれている景色が幻想的で良かったです。
その後、階段を上ってキリスト教の聖地と言われている修道院へ。13時より少年合唱隊の讃美歌を聞くことが出来るので、教会堂に入りました。すでに讃美歌を聞こうとしている人達で満席でしたが、ガイドさんが隙間のある席を見つけてくれ、4人ともなんとか座ることが出来ました。一人だととても席を取ることは勇気が無くて出来なかったと思います。ガイドさんに感謝!
かわいらしい歌声を聞いたあとは、洞窟で見つかったというご本尊の黒いマリア像を順番に並んで拝みました。足に触ってお願いをすると叶うとのことで、修道院には願いが叶った人からのお礼の品が収められていました。
その後、1つしかないレストランでランチを皆で食べ、30分程の自由時間でお土産ショップを見たり、広場で写真を撮ったりしました。さらにケーブルカーで展望台と洞窟があり、1台遅い時間の列車にしても良ければ行けますよとガイドさんがおしゃってくださったのですが、誰も行きたいと言わなかったので、私も今回は止めておきました。この日は、10月24日でしたが午前中は肌寒く、夕方に近づいた15時頃でも徐々に寒くなってきており、皆、そろそろバルセロナ市街に帰ろうと思ったと思います。ガイドさんは日本人の男性の方であまりお話しされないタイプの方でしたが、必要な説明はきちんとされるし、混みあう時間を踏まえた全体スケジュールを考えてくださったので混みあう状況なく観光できたことは良かったと思います。次回は、展望台と洞窟に行ってみたいです。
ガウディの弟子が設計したお家
コロニア・グエル教会のエントランス
コロニア・グエル教会の外観(着色のステンドグラスを使用)
コロニア・グエル教会の内部
カタルーニャ鉄道
モンセラットの奇岩
水蒸気に包まれるモンセラット
修道院の少年合唱隊