ゴールドシート快適でした

ピピ島日帰りツアー 揺れの少ない大型船でゆったり移動!選べるゴールドシート&ピピ島でシュノーケル<ビュッフェランチ/日本語ガイドプラン有/大型フェリー>
★★★★★
投稿者:しばふ
参加日:2019/12/27
ピピ島は17年前に夫婦で3度目の滞在をして以来、今回は小学生の子供2名を伴なっての訪問でした。過去は自由席ゆえ席とりに難儀したり、ボートが小さく船酔いしたことから、VIPシートで検索してこのツアーを見つけましたが正解でした。
朝のホテルからの送迎車で港に着くと、受付の際に席が指定されますので、往路は港で買い物もトイレも余裕で利用でき、復路はぎりぎりまでピピ島で遊べます。ゴールドシートは座席指定以外にも、1) コーヒーやソフトドリンク、クロワッサンが無料、2) デッキは10時半ごろまでゴールドシート専用なので写真等さほど込まずに撮れる、3) 電動リクライニング&レッグレスト付きの合皮シートなので快適かつ濡れを気にせず座れる(ただし私のシートはレッグレスト上がりっぱなしw)、4) 復路はポテチの小袋サービス、の特典があり、座席指定も含めて考えれば悪くないと思いました。
出航すると、放送での全船内案内のほかに、ゴールドシートの船室にてクルーから注意事項の説明があります。デッキに上がる際はライフジャケット活用、船室横の通路は狭いので通行禁止(揺れるので)、シュノーケリング組とそうでない組(ダイレクトにピピ島上陸)の動線、往路の集合時間厳守等。これを繰り返し説明してくれ、最初は少し口やかましくも感じたのですが、安全にピピ島ツアーを楽しんでもらおうという気概を感じ、好ましく思いました。ちなみに案内は英語ですが、よく通る声で要所にユーモアも入れた分かりやすい説明でした。
待望のデッキは、船室より高い位置のためか少し揺れますし、風もあるので子供には手すりにつかまらせる必要がありますが、上がってみれば日本人も外国人も(インド系の人も多かったです)互いに写真のシャッターの切り合いで、記念撮影には上々でした。
この日はピピレイ島の周辺を微速で周遊してからピピドン島に着き、シュノーケリング組は船に乗り換えて出かけましたが、私達は直で上陸し、2004年暮れの津波の後にだいぶ建て替わったというメインストリートを歩いて、Tシャツ屋さんを物色してから、船着き場と反対側のローダラム湾側のビーチで遊び、12時半に昼食会場へ。場所はPhiphi Princess Resort敷地内の屋外で最初はわかりにくかったのですが、屋外にパラパラ居るホテルのスタッフは、当方の胸のステッカーでこのツアー客とわかるようで「あっちですよ」と場所を教えてくれ、助かりました。バフェはゴールドシート用の専用区画があり、メニューの選択が若干増えます。昼食後は澄んだ水のビーチに戻り、この日は干潮もあってか遠くまで浅瀬の海で14時過ぎまで遊び、撤収して船着き場に戻りますが、足がどうしても砂だらけでサンダルと擦れて痛くなる方は、多少もったいない気もしますが昼食時に配られるペットボトルの水で足を洗う必要があります(足洗い場は見当たらず、重いですが朝のホテル出発前に空きボトルに洗面台の水を詰めていけばリーズナブルかと思います)。
復路のボートでは前述のポテチにつられてビールを購入するほど揺れが少なかったです(そういえば14時を過ぎていたのに売ってくれました)。ビール以外にもアイスクリームの販売がありますが、ビール90B、アイス50-60Bとさほど高くありません。冷房も少しだけマイルドな気がしましたが、復路ほとんど船室外の後甲板で過ごしていた若い女性もいらしたので、濡れてしまうラッシュガードのほかにパーカーか、人数+アルファのビーチタオル(防寒用:体を拭かないで取っておく)を持参するとよいかもしれません。かさばりますが。
とても快適なボートでしたが、ホテルと港の間の送迎は、タイなのでこのツアーに限らず運転はアグレッシブですから、乗り物酔いする方は船酔いよりも車酔いを心配されたほうがよいかもしれません。プーケットタウンなど渋滞箇所を通るので1時間かかりますので、ホテル出発前と、復路の船が港に着く前に、トイレは済ませておいたほうが良いです。