休スパ

目的地に着くと、「セラピスト募集」の看板が！
入り口付近にたくさんのスタッフがいるが特にこんにちは！とかいらっしゃい♪という風でもない。知らん顔。
運転手は受付で６時半に迎えに来るように言われると、私たちに指で外を指して出て行った。
私たちがそのまま受付付近にいると、受付女性が無表情でソファを指さして「座って待て」。
そこからしばらく放置される。手ふきやお茶が出ることはない。
することがないので、テーブルにあるオイルの匂いサンプルを嗅いで待つ。
しばらく待つと、全く愛想のない中年女性がついてこいという。もう一人は少し若くほんのり笑顔。
屋外の通路の両脇にかなりの数の施術室があり、私たちの部屋は四畳半ほどの部屋にベッドが二つ。シャワーもトイレもない。
床に置かれた木箱を開けて「ここに荷物を入れてこれに着替えて」と巨大半パンと布（服）を渡される。
鍵も無い木箱に鞄も貴重品も、着替えた服も二人分全部放り込む。
二人の施術者は愛想はないものの、時折「大丈夫か？」と確認しながら進行。
石の交換なのかわからないが、時折ドアが開いたり外との話し声がしたりで、荷物が少々心配でくつろげなかった。幸い何事もなかったですけど。
マッサージ自体は結構よかったと思います。
仕上げは全身を蒸しタオルで拭き上げ。最後のほうはほぼ冷たいタオルになっていて寒かった。
その後即アンケートを書かされ、次にはチップを入れる袋を渡された。
オイルが残っていて気持ち悪かったが、体を拭くタオルもないので仕方なくそのまま服を着てチップを100ペソずつ入れて渡した。
取り立てて”ありがとう”という風でもない。若い方だけちょっとうれしそう。
そしてフロントに戻る途中、中年の方にトイレの場所を聞くと、入り口から奥を指し「あそこ」と言いそのまま無言で去った。
その後少々我慢していた用を足し、なんとなく身だしなみを整え、また受付の女性にソファを指さされて座って運転手を待った。
おしぼりもお茶もお菓子も出ない。水を持ってこなかったことを心底後悔した。

レストラン

目的地まで運転がかなり大変な場所にあるレストラン。
リゾートホテル街とは全く違った趣を感じられる道中。
到着すると、本当にここがレストラン？とかなりびっくり。
入り口付近の男性に運転手が声をかけると、私たちは入ってすぐの席に案内された。
奥まであるようだが、どうなっているかわからない。
お客は私たちの前に数組いて、途中も一組やってきた。
ランチセットはまさかの９９ペソとの横断幕が目の前にある。
席に着くとよくある、最初はドリンクメニュー･･･も来ない。
しばらくすると小柄の女性がテーブルにパンの何かを置いていった。
さらにその後、筒状の何かも置いていった。
向こうの席では男性がなにやらお客の横で料理している。
少しすると、私たちのテーブルの横で、女性が同じように料理の仕上げを始める。
見習いのようで、横に男性がついている。
「写真を撮っていいか？」と聞くと照れ笑いしながらうなずいてくれた。
仕上がった料理がテーブルにのせられる。何でできている何なのか、さっぱりわからない。
続いて椰子の実に入ったご飯。ここで「これは何か？」と聞くと「モリンガライス」。
気になっていた、最初に置いていった筒状のものも聞くと「モリンガスープ」。あぁこの器ね。
そこで妻が「マンゴーとカシューナッツにアレルギーがある。この料理は大丈夫か？」とパンをさして聞くと、うんうん、とうなずいた。
でも、その女性（後に男性も）はどうやら英語の理解が怪しい。
飲み物･･･まぁ、とりあえずスープ、カッテージチーズのような少し癖のあるものでのどは潤わない。
いまいち何の肉かわからない、その鉄板のピリ辛なおかずでご飯を食べているとついに飲み物が！
でもこれが、どうやらお酒のようで。これを運んできた少年も笑顔なものの何かを言わず置いていく。
そして、パフェ容器に入ったようなデザートが出てきたとき、「アイスクリーム？」と聞くとうなずいた。
で、そのアイス、上はモリンガアイス、下にオレンジ色のアイス･･･。妻にストップをかけ先に食べてみると、マンゴーアイスっぽい。
さっきより年上の女性が来て、「ほかに注文がなければ、これでありがとうございました」的なことを言うので、「このアイスのフルーツは？」と訪ねると、やはりのマンゴー。
小柄の女性にアレルギーのことを伝えたことを話すと、申し訳なさそうに謝ってくれた。その後奥でめちゃくちゃ怒鳴りつけていて、ちょっと気の毒になりました。

最後運転手さんに、お正月だし５０ペソ渡しました。すごく驚いた様子でした。