タイにはビーチリゾートもあり、人気があることをご存じの方も多いでしょう。日頃の疲れを癒すためにリゾートホテルでゆっくり過ごすこともできますし、マリンスポーツを思いきり楽しむこともできます。しかし、タイにはビーチリゾートが多数あるため、どこにしようか迷ってしまうこともあるかもしれません。この記事では6つのおすすめビーチを紹介します。旅先を選ぶときの参考にしてください。
パタヤの「ラン島」は、バンコクから日帰りで行くことができるビーチ。パタヤの沖合に浮かぶ小さな島で、 美しいサンゴ礁とやわらかな白い砂浜が特徴の、知る人ぞ知る楽園の島です。
バンコクからだと約3時間で行くことができます。バンコク市内からバスでパタヤに向かい、ラン島行きの船が出ているバリハイ桟橋へ行きます。船はスピードボート、ツーリストボート、フェリーの3種類。所要時間の目安は30分~40分ほどです。
ラン島で過ごすなら、やはりビーチで過ごすのがおすすめです。ラン島には7つのビーチがありますが、どの海も透明度が高いので、海水浴はもちろん、シュノーケリングやパラセーリングなど、マリンアクティビティも存分に楽しめます。高い場所が好きならパラセーリング、車好きならゴーカート場で遊ぶのもおすすめ。
パタヤのラン島でのおすすめ観光スポットは、やはりビーチです。ビーチ間はレンタルバイクで移動するとよいでしょう。サマエ・ビーチやティエン・ビーチは観光客が多くないので静かでゆっくりできます。
ラン島で人気のホテルは、「Suntosa Resort(サントーサ・リゾート)」です。ロケーションも最高なので、リゾート気分を満喫できます。近くにコンビニがあるうえ、全室無料Wi-Fi付きなので過ごしやすいホテルですよ。
Located on the dreamlike shores of the Gulf of Thailand, the Suntosa Resort on Koh Larn offers the …
ラン島でタイ料理を食べるなら「Pookai Cafe&Restaurant」がおすすめ。桟橋からも近いので、船を待つ間に食事をするのもおすすめです。
「サメット島」はパタヤからさらに東のラヨーン県に近いリゾート地。地元の人も旅行に訪れる人気の島です。大きな商業施設はありませんが、シュノーケリングといったマリンスポーツをビーチで存分に楽しめますよ。グルメやショッピングを楽しむというより、自然を満喫するのに適しています。
サメット島に行く場合は、バンコク東バスターミナルから高速バスでラヨーン県に向かいます。所要時間は約2時間半で、1等エアコンバスで151バーツ(約547円)です。スワンナプーム国際空港から直接エアポートタクシーで向かう場合の所要時間は約2時間、片道2,200バーツ(約8,000円)です。
ラヨーンのバンペー港からサメット島へは船で約50分。向かうビーチによって所要時間や料金が異なります。
サメット島でのおすすめの過ごし方は、なんといってもシュノーケリング。パタヤよりも水がきれいなので、魚が泳いでいる様子をはっきりと見ることができます。ほかにも、バナナボートやカヤック、パラセーリングなどが楽しめます。
アクティビティを楽しむなら、島の東部にあるサイケオビーチ、静かに過ごすならアオ・パイ・ビーチがおすすめ。東側のビーチは船着場からも近く、周辺にはコンビニ、レストラン、バーなどがたくさんあるので滞在しやすいでしょう。
サメット島で人気のホテルは「Sai Kaew Beach Resort(サイケオ・ビーチリゾート)」。サイケオビーチから近い、島内最大級のホテルです。コテージ風の部屋で、南国リゾート気分を満喫することができます。
Welcome to The Sai Kaew Beach Resort Hotel website. We offers unique resort lifestyle experiences i…
「Samed Villa Resort(サメッド・ヴィラ・リゾート)」は島内でも人気のレストランの1つ。タイ料理はもちろん、シーフードのバーベキューなども楽しめます。ディナーで利用するなら、あらかじめ予約しておくのがおすすめ。
プーケット島は、世界中から観光客が訪れる屈指のリゾート地で、タイ旅行では、プーケット島メインで訪れる人も多いほど。人気の観光地なだけあって、ホテルやレストラン、商業施設などが充実しています。
バンコクからプーケット島へ行くなら、飛行機で向かうのがおすすめ。所要時間は1時間半ほどです。便数も多いので、航空券もとりやすいでしょう。バスを利用する場合は、バンコク南バスターミナルから14時間ほどで到着します。
ビーチでゆっくりするのもいいですが、プーケット島周辺の離島を回るアイランドホッピングがおすすめ。ダイビングをするなら、コーラル島やラチャヤイ島を回るルートが人気です。
パトンビーチの南にあるカロンビーチがおすすめです。ライトブルーの海と美しい砂浜が約2kmにわたって一直線に続きます。3つのビーチを見渡せる「カロンビューポイント」は絶好の撮影ポイントです。
プーケット島の中でおすすめなのは「Angsana Laguna Phuket(アンサナ・ラグーナ・プーケットホテル)」。プーケット国際空港から約20分の場所にあります。スパで有名な「バンヤンツリー」のグループホテルなので、スパだけの目的で来る人も多くいます。
ナイハーンビーチ横にある「Rock Salt(ロック・ソルト)」は食事だけではなく、ロケーションも最高なおすすめのレストランです。シーフードと薪窯(まきがま)で焼いたピザなどの料理を味わえます。
サムイ島は、タイで3番目に大きいリゾート地。観光客であふれているプーケット島よりも静かでゆっくりとした時間を過ごせる島です。
サムイ島への移動は飛行機を使うのがおすすめ。バンコクから1日に2便飛行機が出ており、所要時間は約1時間から1時間半です。バスや鉄道で行くこともできますが、半日以上時間がかかるため飛行機がおすすめ。
サムイ島ではダイビングが人気です。たくさんの熱帯魚に加えてジンベエザメを見られる可能性もあるため、世界中からダイバーが集まってくるほど。アイランドホッピングやシーカヤックもできます。
観光スポットでは、大きな金色の仏像が特徴的な「ビッグブッダ寺院」が人気です。仏像の足元まで階段を上がると隣のバンガン島を見ることができます。
サムイ島で人気のホテルは「Mantra Samui Resort(マントラ・サムイ・リゾート)」です。ボプート湾の景色を満喫できるこのホテルは、屋内プールや贅沢なスパに加え、24時間対応のフロントと設備やサービスも充実。サムイ空港から約15分の場所にあります。
数か月前から予約が殺到する人気店「Tree Tops Sky Dining(ツリートップス・スカイ・ダイニング)」。かやぶき屋根のオープンなダイニングは、1つ1つがツリーハウスのような空間になっています。独創的な西洋料理を楽しめますよ。
タイの南部にある「ピピ島」と「クラビ」は、ビーチリゾートというよりはまだまだ豊かな自然が残っているビーチの1つ。大自然の中でアクティビティを楽しむことができます。
バンコクからクラビへ行くなら、約1時間半程度で行ける飛行機を利用するのがおすすめ。料金は片道平均2,500バーツほど(約9,062円)です。鉄道やバスで行くことも可能ですが、鉄道だと約14時間、バスだと約12時間と到着までに長い時間がかかるでしょう。クラビからピピ島まではフェリーで約1時間半、料金は450バーツほど(約1,631円)です。
ピピ島での過ごし方は、美しいアンダマン海でのダイビングやシュノーケリングがおすすめ。近隣の島を回るアイランドホッピングの現地オプショナルツアーを利用すると、スムーズにダイビングポイントを回ることができます。またクラビにもビーチがあり、各ビーチへはアオナン・ビーチから船でアクセスするのが基本。約20分で高級リゾートホテルのあるプラナン・ビーチやライレイ・ビーチへ行って遊べますよ。
ピピ島に行くなら、レオナルド・ディカプリオ主演の映画『ザ・ビーチ』の撮影スポットとして有名な、ピピ・レイ島のマヤベイを訪れるのがおすすめ。断崖絶壁の小さい島に囲まれた、エメラルドグリーンの海が美しいビーチです。(※2018年6月より環境保全のため閉鎖されています。最新情報をご確認ください。)
ピピ島では、島々を巡るアイランドホッピングツアーもおすすめですよ。
ピピ島での宿泊は、ピピ・ドン島の海沿いにある「Phi Phi Nice Beach Hotel Hip(ピピ・ナイス・ビーチ・ホテル・ヒップ」が人気です。美しい内装に無料Wi-Fi完備、専用バスルームと、ゆっくり過ごすのに最適。トンサイ桟橋があるピピ島の中心部までは、徒歩約10分なので立地条件も抜群です。
Featuring a private beach area, Phi Phi Nicebeach Hotel Hip is set in Phi Phi Don in the Phi Phi Is…
ピピ島のレストランなら「Acqua Restaurant(アクア・レストラン)」が特におすすめ。おしゃれな雰囲気のレストランで、タイ料理以外にもステーキやパスタを楽しめます。
Acqua Restaurant is one of the most Award Wining Restaurant in Phuket and Thailand, present in all …
パタヤの対岸に位置する「ホアヒン」は、王室御用達のロイヤルリゾートです。美しい白浜で優雅なリゾート気分を味わえます。
ホアヒンへはバスか鉄道で行くのが一般的で、いずれの行き方も所要時間は3時間~4時間ほどです。スワンナプーム国際空港から直接向かう場合は、空港内のバス乗り場からホアヒン行きのバスが出ています。料金は約305バーツ(約1,106円)です。バンコク市内から行く場合は、MRTパホンヨーティン駅の近くにあるソンバットツアーを利用しましょう。料金は約200バーツ(約725円)です。鉄道で行く場合は、フアランポーン駅からホアヒン駅まで乗り換えずに行けます。乗車料金は座席の等級によって異なります。
ホアヒンのビーチではエンジンを使うマリンスポーツは禁止されているので、ダイビングやシュノーケリング、乗馬などを楽しみましょう。
「ラーチャパック公園」は2015年にオープンし、タイの王様の中でも名君とされている7人の像が並んでいる公園です。タイの歴史を知るのに適したスポットです。ほかに、ホアヒンのナイトマーケットで、ショッピングを楽しむこともできます。
ホアヒンでは、「Hilton Hua Hin Resort and Spa(ヒルトン・ホアヒン・リゾート&スパ)」がおすすめ。タイランド湾(タイ湾)を一望できる眺めと一流のスパで優雅なひとときを過ごせます。
ローカルフードを楽しみたいなら、「Moon Smile & Platoo(ムーンスマイル&プラットー)」がおすすめ。味もおいしく、リーズナブルなので人気が高く、早く席が埋まってしまうので早めの時間に行くとよいでしょう。
ビーチに行くときに必須なのがサンダルです。砂浜を歩く場合は靴だと濡れて砂が入りますし、裸足だと砂が熱くなってしまいます。なかにはサンダル禁止のホテルやレストランもあるので、サンダル以外の靴も持参しましょう。
ほかに敷物やタオル、ペットボトルの水、日焼け止め、帽子、サングラス、ラッシュガードなども用意するとよいでしょう。
タイにはおすすめできるビーチがいくつもあるため、どんな過ごし方をしたいかを考えてビーチを選ぶのがおすすめです。現地オプショナルツアーを利用すると、それぞれのビーチでおすすめのアクティビティを手軽に楽しめます。ベルトラでは、ビーチを満喫できる現地オプショナルツアーも用意しています。ぜひチェックしてみてください。
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