パンガー湾でジェームズボンド島・水上島観光&シーカヌー体験記 @プーケット

  • facebook page
  • twitter page
  • line page

2019年のGW10連休を利用してプーケットに行ってきました。滞在中に参加したパンガー湾観光のアクティビティについて詳細を紹介します。

パンガー湾はどんなところ?

パンガー湾とは

タイのプーケットとマレー半島に囲まれた湾で、風の影響も少ないため比較的穏やかな海と言われています。様々な大きさの160にもおよぶ島々が点在し、映画「007/黄金銃を持つ男」で使われたことで有名なジェームズ・ボンド島をはじめ、鍾乳洞が見られる島や高床式の建物で作られている村など、いくつもの魅力的なスポットが存在します。

参加したアクティビティ

スピードボートで巡るパンガー湾充実観光ツアー☆シーカヌー体験+洞窟探検+水上村+ジェームスボンド島+ビーチ遊び<ホテル送迎・ランチ付/日本語ガイド>
地球の歴史と神秘を体感!映画「007/黄金銃を持つ男」の舞台となった、海の桂林と呼ばれる壮大な景観が広がるパンガー湾。印象的な島々や水上生活者の島をスピードボートで巡り、ビーチでフリータイムを満喫できるツアーです。予約はこちらから!
www.veltra.comで見る

プーケットから離島へ行くツアーをくまなく見ましたが、予約はしないで現地へ。滞在中にやっぱり行こうかと家族と話し、6歳の子連れのため、ボートの揺れが少なく子供も楽しめそうなこのツアーに決めました。

参加時期

4月末に参加しました。プーケットは乾季の11月〜3月がベストシーズンと言われています。GWの頃は雨季へと変わる時期で、気温・湿度ともに高くなる暑季と言われ、日差しが強くとても暑かったです。滞在していた期間は、日中はよく晴れていて夜になるとザーッと雨が降るような天候でした。

どんなアクティビティ?

当日のスケジュールに沿って紹介します。

8:30 ピックアップ (マイカオ地区滞在ホテル)

5〜10分前にホテルのロビーに行くと、フロントスタッフが迎えが来てるよと教えてくれて予定の5分前に出発できました。別の現地ツアーに参加した時も予定通りのピックアップだったので現地の人の几帳面さに感心しました。(もし予定通りに来なくても数分は落ち着いて待ちましょう。)
車が大きかったので他のホテルも寄っていくのかと思っていたら私たちだけ。島の中心部へ向かう道路が一部混雑していましたが概ね順調にマリーナに到着しました。

9:20 ロイヤルプーケットマリーナ到着

一番乗りの到着だったので、説明が始まるまで鮮やかな植物の写真を撮ったり、ツアーの集合場所に飲み物、お菓子が用意されていたので休憩したりして過ごしました。


中上:マリーナのツアー集合場所 左下/右下:集合場所にあるフリーのドリンクとお菓子は長い待ち時間の良いお供でした。

10:00 説明

10時近くになると参加者で部屋がいっぱいになりました。英語ガイド、日本語ガイドに分かれて説明を受けた後、外に出た場所でグループごとに写真撮影。撮った写真はマリーナに帰ってきた時に欲しければ購入できます。フォトフレームに貝殻が装飾されていたりして可愛く、お手頃価格だったので帰りに購入しました。写真撮影をしたらボートまで移動します。


1日お世話になるスピードボート

10:30 ボート出発

日本語ガイドさんがボートの前方の席へ案内してくれました。英語ガイドさんのグループも同じボートで一緒のツアーです。当日はGWだからか日本からの旅行者が多く満席状態。賑やかなスタートです。

11:15-11:40 パナ島で鍾乳洞見学

ボートを降りて数十メートル先のはしごを上ったところに鍾乳洞があります。


奥にあるはしごを上ります。

洞窟は石があって滑りやすくなっているので、かかとが固定されるサンダルかマリンシューズがおすすめです。かかとがないサンダルで歩いていたら何度かバランスを崩して足首がやられました。ただマリンシューズが必要なのはここくらいなので、このために買う必要はないかと。娘はクロックスのサンダルで転ぶことなどなく歩いてました。

ここの鍾乳洞で有名なアイスクリーム鍾乳石は際立ってきれいな形、大きさでした。鍾乳石は1cm伸びるのに100年かかるとも言われているので、どれだけの年月をかけてここまで大きくなったんだろう、と自然の偉大さを実感しました。ガイドさんに聞いたところ、ここパナ島の観光は50年くらい前から始まったようで、その前のことは不明だけど20万年くらいかけてつくられたとも言われているようです。


これがアイスクリーム鍾乳石

11:45-12:30 ホン島でシーカヌー体験

パナ島から近いホン島付近でグループごとに分かれてシーカヌーに乗ります。漕ぐのは現地の漕ぎ手の方。穏やかな海に真っ直ぐにそびえ立つ絶壁の岩山に圧倒されたり、頭すれすれの岩の下を通ったりとこの島も楽しめました。娘は初のシーカヌー体験、波も穏やかなので先頭でリラックスして満喫していました。

漕ぎ手の方は、ちょっとシャイな現地のお兄さんでしたが、知っている日本語で話しかけてくれたり、あの岩は〇〇に似てるよと教えてくれたり、浅瀬では1人でボートから降りて写真をたくさん撮ってくれました。自分たちで漕ぐアクティビティだったら、まっすぐ進むことに気を取られて写真を撮る余裕すらなかったと思うので、漕ぎ手のアフィーさんに感謝です。

カヌーに持っていったもの : カメラ、カヌーを降りる時に漕ぎ手の方に渡すチップ、帽子、サングラス くらいだったと思います。

12:40-13:25 ジェームズボンド島・ピンカン島

次は、あの有名な「ジェームズボンド島」観光です。有名と言いながら実は007を観たことはないのですが、ミーハーなのでロケ地と聞いただけで惹かれます笑
この、海に突き刺さったような島がジェームズボンド島です。

そして、↑ この写真の撮影場所でもあり、ジェームズボンド島を見るために世界各地から観光客が上陸する島がピンカン島。この島はジェームズボンド島を眺めるだけの島ではなく、「永遠に支え合う2人」という意味を持ち、島の名前でもある「カオピンカン」という2枚の支え合う岩も見どころです。↓

ピンカン島には、お土産屋さんも立ち並んでいました。

この島の滞在では、ボートの降りる場所と乗る場所が異なります。降りた場所から階段を上がってジェームズボンド島やカオピンカンを見学しながら反対側へ移動してボートに乗るといった感じです。

13:40-14:40 水上島 (パンイー島/パニー島)

この島は、全体が海上に高床式で建てられているイスラム教徒の村です。周囲には巨大な石灰岩がいくつも見えます。元々、村の産業は漁業のみでしたが、現在は観光業が増えたため漁業は4割程度とのことです。

この水上島でランチを食べました。ビュッフェの料理は全体的に食べやすい味付けで特にスープがおいしかったです。フライドチキンのような料理は娘に大好評でした。

ランチ後はガイドさんと村を見学。ランチ会場を奥に進むとお土産屋さんなどのお店が並んで通路を作っていて、そこを抜けると外。学校とモスクがありました。
なんと、学校の先の海上にはサッカーグラウンドが。海に出てしまったボールを泳いで取りに行くのもおてのものらしいです。

15:20-16:40 ナカ島でフリータイム

ナカ島は、青くきれいな海というわけではありませんが、波が穏やかで子供が遊ぶのに打ってつけのビーチです。海で遊んだり、ビーチサイドにある海の家のような場所でビールを飲んだりしてツアー最後の島を満喫しました。

16:40-17:00 マリーナへ

天気の心配は全くしていなかったのですが、最後のボート移動中に突然雨が降り出してきました。マリーナに到着して建物の中に移動するのも大変なほど。最後の最後で本当に良かったです。

19:00 ホテル到着

帰り道は、マイカオだけでなく別のエリアのホテルを経由し、しかも道路が超渋滞していたため時間がかかりました。予約していたレストランの時間に間に合わないと思ったので電話して時間変更をしたのですが、変更後の時間にも間に合わないのでは、とヒヤヒヤしました。

まとめ

ガイド・スタッフ

日本語ガイドのナオトさんは、子供好きということもあって、気をつかって声をかけてくれたので助かりました。ボートの中でも英語のガイドさんと2人でツアーを盛り上げてくれて、最後まで楽しむことができました。

持ち物

バスタオル、フェイスタオル(島に上陸して観光するときに暑かったので首にかけたりして使用)、水着(着用して参加)、帽子、サングラス、日焼け止め、現金(チップなど)、船酔いはしませんでしたが心配な人は乗り物酔いの薬を持っていくと良いと思います。
持ち物は防水加工されているバッグに入れておくと安心です。

ボートでは、椅子の下に荷物を入れました。ボート内にスタッフが必ずいるから貴重品も荷物の中に入れていって良いと(確か)言ってくれたので、島に降りる時は必要最低限の物だけ持って行きました。

トイレ

マリーナは広いのでトイレが充実していたように思います。ボートにもありました。ランチをとった水上島にも広いトイレがあります。個室にトイレットペーパーがない場合は、トイレの入り口付近に設置されていたりするので気をつけましょう。

チップ

シーカヌーを降りた時漕ぎ手の方に渡したのと、帰りのスピートボート上でスタッフへの気持ちをTIP箱に入れました。どれくらいかはアクティビティ紹介ページに記載されている目安を参考にしました。(任意/目安:ガイド THB 100~300、カヌー漕ぎ手 THB 100~300、ボートスタッフ 1グループ THB 100程度))

一日かけて、それぞれ異なった特徴がある島を5島も観光することができて本当に充実したツアーでした。水遊びが好きな娘は最後に訪れたナカ島が一番楽しかったようですが、どの島でも何かを感じとったと思います。気遣いが素晴らしいガイドさんにも恵まれ思い出に残るバンガー湾観光になりました。


  • facebook page
  • twitter page
  • line page