【第2弾】テーマで巡る石川の旅【グルメ編】

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北陸新幹線の開通で、金沢を中心に近年さらなる盛り上がりを見せている石川県。日本三大庭園である兼六園や、加賀百万石として繁栄した前田家加賀藩の居城である金沢城、フォトジェニックな新観光スポットとして話題の金沢21世紀美術館など、定番観光スポットを周るのも楽しいですが、石川県の魅力はそれだけじゃありません!

©金沢市 ©石川県観光連盟 ©石川県観光連盟

石川ならではの伝統工芸から、グルメ、絶景など、観光資源の豊富な石川県。定番の金沢をはじめ、加賀や能登など、石川各地をテーマごとにご紹介。せっかくなら、あなたの石川旅をユニークで忘れられない思い出にしませんか?

続く第2弾は、グルメ編!現地で食べるからより美味しい、金沢の伝統料理や地元食材を使用したローカルグルメなど、VELTRAおすすめのアクティビティをご紹介します。

 

その1  定番だけじゃ物足りない!市場見学+クッキングレッスン
金沢のグルメスポットと言えば、日本海で育まれた新鮮な海の幸が集まる「近江町市場」が定番ですが、せっかくなら市場での食材調達から調理まで体験してみませんか?

その2  食べられるアート!手毬寿司
石川県の伝統工芸のひとつである「加賀てまり」のモチーフと、同じく石川県で食を語るには欠かせない新鮮な魚介類。その2つが合わさったグルメ、金沢の手毬寿司を是非ご賞味あれ♪

その3  レストランでは食べられない!金沢家庭料理レクチャー
美味しいローカルフードが食べられるレストランは金沢にもたくさんありますが、その中でも超レアなご当地グルメと言えば、金沢の家庭料理。地元出身の料理研究家が教える伝統的なレシピは必見。

【第1弾】テーマで巡る石川の旅【伝統文化編】

【第3弾】テーマで巡る石川の旅【自然編】

 

市場見学+クッキングレッスン


金沢の人気グルメスポットであり、約300年前から金沢市民の台所としての役割を担ってきた、近江町市場。金沢城や兼六園にもほど近く、江戸時代に加賀藩前田家のお膝元であったこの市場はまさに、城下町金沢の食文化を支えてきた歴史ある市場です。地元では「おみちょ」と呼ばれ親しまれていますが、その始まりは1721年(享保6年)にまで遡ります。金沢城下に点在していた市場が1か所に集められたのが始まりとされており、現在では新鮮な海の幸や伝統野菜、特産品など、約180店舗が軒を連ねています。

©金沢市
©金沢市

食べ歩きやお土産購入など、近江町市場での楽しみ方は色々ですが、中でも人気のグルメは場内の食事処でいただく海鮮丼。しかし、近年は観光客の増加により長蛇の列に並ばなければならず、気軽に食べられる雰囲気ではありません…

このように、歴史的にもグルメ的にも、金沢観光には欠かせない定番スポットですが、場内の食べ歩きやお土産の購入では物足りない!という旅慣れさんや、せっかく忙しい中旅行に来たのに長蛇の列に並びたくない!という弾丸トラベラーさんに是非おすすめしたいのが、市場見学クッキングレッスンがセットになった体験ツアー。なんと、水揚げされたばかりの新鮮な魚介類を自らの目で選定し、さらにその食材をプロの料理研究家の下で自ら調理して堪能できる、一味違ったツアーです。

近江町市場見学ツアー&クッキング体験

長蛇の列に並ぶことなく、こんなに豪華な一汁三菜にありつけます!自分で選んだ食材で自ら調理するご当地ランチは格別ですよね。地元の旬の食材を使用するので、メニューはその時々で異なります。市場を周りながら、活気あるお店の方々に情報をもらいつつ、ぜひ石川の美味しい食材を探してみてください。もちろん、ガイドも同行しますので安心です♪近年は外国人観光客にも大人気なこのツアーですが、日本人としても石川県の食を堪能できること間違いなし。是非参加してみてください!

 

手毬寿司


石川県の伝統工芸「加賀てまり」をご存知ですか?第1弾でご紹介した加賀繍の技術で施された美しい模様が特徴で、その起源は江戸時代まで遡ります。徳川家から前田利常に嫁いだ家康の内孫、珠姫が持ち込んだことにより加賀の国に伝わったこの手毬。子供たちの玩具として、また「鈴の音が良く鳴る=持ち主の運が良くなる」という縁起物の嫁入り道具としても、重宝されてきました。


そんな石川を代表する芸術品をモチーフにした、石川のローカルフードであり、食べられるアートとしても話題の「手毬寿司」に挑戦してみませんか?金沢の台所である近江町市場で仕入れた鮮魚をはじめ、能登牛に代表される石川の美味しい牛肉、また加賀野菜など旬の野菜や果物など、お好きな食材を選んで作れる小さな丸いお寿司は、その見た目も可愛らしく、美味しいとフォトジェニックが両方叶えられる魅力的なご当地グルメです。

 

せっかく金沢に旅行するなら、地産地消の食材で思い思いの手毬寿司を作って、普通の観光旅行では味わえない石川を堪能してみませんか?VELTRAなら、同じく石川の名産品である番茶「加賀棒茶」煎じ体験付き!棒茶とは、ほうじ茶の茎の部分を焙じあげることで、表面を黒く焦がし、その焦げの香りと味を楽しむ石川独自の芳醇な日本茶です。スターバックス (Starbucks) の JAPAN WONDER PROJECT 第1弾のフラペチーノとして登場したことで知られた方も多いのではないでしょうか?江戸時代初期から受け継がれるこの加賀棒茶。手毬寿司と組み合わせることで、石川の特産品の多くを楽しむことができる、とっても充実のプランです♪

手毬寿司づくり&加賀棒茶煎じ体験

体験は風情溢れる町家のひとつで行われるので、金沢ならではの古都観光の雰囲気も味わえます。金沢旅でのランチにお困りの際は、是非参加してみてください♪

 

金沢家庭料理


最も金沢らしい究極のご当地グルメ、と聞いて皆さんは何を想像しますか?石川県の郷土料理と言えば、加賀百万石が生んだ懐石料理である「加賀料理」が有名ですね。石川県はその立地のために、奈良・平安時代から韓国や中国エリアなどの大陸との交流が盛んだったため、多くの大陸の食文化が流入していました。また、日本海の物流の拠点となっていたため、日本各地の名産品もたくさん入ってきていたそう。さらには、元々石川県が持っていた海と山の豊かな自然食材がそれらと合わさって、食材を活かした加賀料理の元となりました。ここに、戦国時代の織田信長の下で行われた本願寺の加賀拠点である金沢御堂の設置や、その後の豊臣秀吉と前田藩の交流によって、関西の京風文化が取り入れられ、食の分野では現在の加賀料理が出来上がったとされています。


©金沢市

そんな歴史がある加賀料理ですが、懐石という言葉の響き通り、気軽には食べられないお値段なので、せっかく石川に旅行に来ても、食べずに諦めてしまう方が多いのではないでしょうか?そこでVELTRAがおすすめしたいのが、レストランや料亭では食べられない、金沢の伝統的な家庭料理の数々!家庭料理なのでもちろんお手頃価格ですが、さすがは前田藩のお膝元、金沢らしい上品で美味しい日本料理となって代々受け継がれています。さすがに一般家庭にお邪魔するわけにはいかないので、VELTRAでは金沢の家庭料理をレクチャーするお料理レッスンをご用意しました!

金沢家庭料理クッキング体験

 

地元・金沢出身の料理研究家が、加賀野菜をはじめとした石川県の旬の食材の特徴や美味しい食べ方を伝授。金沢で代々伝わる家庭料理で、加賀の国の歴史をぜひ感じてみてください。出汁の取り方から丁寧にレクチャーしますので、旅行後の普段の料理にも役立つレシピです。石川の郷土料理をお手軽にトライしてみたい!という方にぴったりのプランです♪

 


 

以上、第2弾のグルメ編をお送りしました!石川へ旅行の際は、是非ひとつでも時間をとってトライしてみてくださいね。次回は、石川旅と言えば欠かせない食、グルメ編をお送りします!

第1弾 伝統文化編 はこちら👉【第1弾】テーマで巡る石川の旅【伝統文化編】

第3弾 自然編 はこちら👉【第3弾】テーマで巡る石川の旅【自然編】


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