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バンコクでトラと触れ合える動物園|ミルクをあげたり抱きついたり!

日本から飛行機で約7時間と、気軽に訪れられるタイの首都バンコク。モダンな超高層ビルや大型ショッピングモール、外資系高級ホテルが立ち並ぶ、東南アジアを代表する国際都市です。アジアだけでなく世界中から多くの人が集まるバンコクには寺院などの観光名所も多く、街歩きからグルメ、ショッピング、スパと多彩な楽しみ方ができるのが魅力。この記事ではタイをもっと堪能できる、トラと触れ合える人気の動物園「シーラチャ・タイガー・ズー」を紹介します。

2020/02/18

バンコクでトラと触れ合える動物園とは?

哺乳類のなかでも猛獣として知られるトラ。日本の動物園では檻越しに見るのが一般的ですが、バンコク郊外にはトラと人間が直に触れ合える動物園があります。

シーラチャ・タイガー・ズーとは?

施設の名前にもなっているように、園内で飼育されるベンガルタイガーの数はなんと200頭!タイ国内でも最多の数を誇ります。ほかにも、象やクロコダイル、ポニー、ラクダ、ウサギとさまざまな動物たちと出会うことができます。小さな子供でも楽しめるミニ動物園もあり、ファミリーにもおすすめのスポットです。

場所

「シーラチャ・タイガー・ズー」はチョンブリー県のシーラチャ(シーラチャー)という街にあります。バンコクからは約100km離れた場所にあり、所要時間は車で約1時間半。またタイを代表するリゾート地、パタヤからは約30km北東に向かった場所に位置し、車なら約30分で到着します。どちらからも日帰りで訪れることができます。

行き方

バンコクからシーラチャ・タイガー・ズーへのアクセス方法はバス、レンタカー、タクシー、現地オプショナルツアーの4つ。ここではそれぞれについて詳しく紹介します。

バス

シーラチャ方面へのバスは、バンコクの「エカマイバスターミナル(東バスターミナル)」から出ています。こちらでチケット(大人片道100バーツ、約362円)を購入してバスに乗車します。シーラチャでは、ショッピングセンターのロビンソンがある「パシフィックパーク前」で下車。所要時間はおよそ2時間が目安です。ロビンソンの前から動物園まではトゥクトゥクを利用します。トゥクトゥクの料金は基本的に交渉制ですが、往復で300バーツ(約1,086円)が相場です。

レンタカー

国際免許証を保有していればレンタカーを利用することもできます。バンコクからは高速道路があるので道順もわかりやすく、初めてタイで運転する人にも安心です。

タクシー

バンコクから約100km離れていますがタクシーで行くことも十分可能です。料金は片道2,500バーツ~3,000バーツ(約9,050円~10,850円)が相場です。ただし、シーラチャからバンコク方面へのタクシーを見つけるのが難しいこともあります。往復でタクシー利用を考えている場合は、「帰りも利用したい」とドライバーに伝え、料金交渉をしておいたほうがよいでしょう。

現地オプショナルツアー

移動が心配な人におすすめなのが現地オプショナルツアーです。宿泊するホテルからの送迎が含まれていることが多いので大変便利です。現地オプショナルツアーはさまざまな会社が実施していますが、日本語で申し込み可能な予約サイトもあるので、タイ語や英語が不安な人は日本出発前に手配しておくとよいでしょう。また日本語による説明を受けることができるので、より深く観光を楽しめるのも魅力です。

営業時間

営業時間は8:00〜18:00(最終チケット販売は17:30)。休業日はありません。

料金

入園料は大人450バーツ(1,630円)、子供250バーツ(905円)ほど。子供料金は身長によって決まります。身長140m以下は子供料金、100m以下は無料となります。

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シーラチャ・タイガー・ズーの見どころ

バンコクからもわざわざ訪れる人が多い、魅力あふれるシーラチャ・タイガー・ズー。ここではその見どころを具体的に紹介します。

タイガーショー

ベンガルタイガーを200頭も飼育しているシーラチャ・タイガー・ズーの一番の見どころは、なんといっても「タイガーショー」。ここでは訓練を受けたトラたちによる綱渡りやダンスなどを見ることができます。猛獣と知られる巨大なトラが人間の指示に従う様子に、トラのイメージが覆されること間違いなし!トラが火の輪を走りながらくぐったり、豪快にジャンプしたりと圧巻のシーンも盛りだくさん。会場には多くのお客さんが訪れ、いつもほぼ満席状態です。ショーが行われるのは11:00、13:30、15:30の3回。できるだけ近くで鑑賞したい方は早めに行くようにしましょう。

写真撮影

タイガーショーと同じくらい人気を博しているのがトラとの写真撮影。子トラや大きなトラと一緒に、専用のフォトスポットで写真を撮ることができます。スタッフが写真を撮ってくれますが、同行者が撮影することも可能。また自分のカメラをスタッフに渡して撮ってもらうこともできます。撮影料は1回200バーツ(724円)ほど。スタッフが撮った写真は、5分ほどでA4サイズくらいの大きさに現像してもらうことができます。

大人のトラに抱きつきながらの記念撮影も可能

トラとの写真撮影では大人のトラに抱きつきながら撮ることもできます。日本ではちょっと考えられない光景ですが、しっかりと訓練されているので安心。迫力満点のトラに抱きついて撮った写真は、とっておきの思い出になることでしょう。

赤ちゃんトラにミルクを与えることができる

50バーツほど(約180円)で、赤ちゃんトラにミルクを与えることができます。ミルクの入った哺乳瓶を差し出すとゴクゴクと自分から飲みだしますよ!ミルクを飲む様子は、誰でも笑顔になってしまうほどの可愛さです!

象やワニのショーも人気

トラのショーだけでなく象やクロコダイルのショーも人気です。象のショーは11:40、14:30、16:30と1日に3回開催。二足で歩いたり、綱渡りしたりとユニークな動きを見せてくれます。さらにバスケットボールや逆立ちにもチャレンジ!またショーの中で、象が行うマッサージに観客が参加することもできます。スタッフが呼びかけてくれるので興味のある人はぜひ立候補してみましょう。シートの上に寝そべると、象がやさしくマッサージしてくれますよ。身体の上を何回も象が行ったり来たりするので、スリル感はあるものの特別な体験になること間違いなしです。 クロコダイルによるショーは9:00、10:30、13:00、14:00、15:00、16:00、17:00と1日7回開催。ショーが始まる前まではクロコダイルは水中に散らばっていますが、スタッフの指示によって見事に集合します。スタッフが手でクロコダイルの口を開けたり、頭を口の中に入れたりと、思わず冷やっとしてしまう瞬間も!

象乗り体験もできる

シーラチャ・タイガー・ズーで人気のアトラクションの1つが「エレファントライド」。料金は100バーツほど(約362円)で、象の背中に乗りながら森を1周することができます。乗っている時間は約5分と短いものの、大きな象の背中からの光景は開放感抜群。さらに象と一緒に写真を撮ることもできます

日本の動物園とは一味違う体験が充実!人気の「シーラチャ・タイガー・ズー」へはツアー利用がおすすめ!

圧巻のトラたちのショーや、可愛い赤ちゃんトラへのミルクやり、トラとの記念撮影など日本の動物園とはちょっと違う触れ合いが楽しめる「シーラチャ・タイガー・ズー」。バンコクからは公共交通機関で訪れることもできますが、時間に限りがある人や言葉に不安を感じる人は現地オプショナルツアーへの参加もおすすめ。ベルトラでは「シーラチャ・タイガー・ズー」を日帰りで観光する日本語ガイド付きツアーを用意しています。宿泊ホテルへの送迎付きなので移動も安心です。気になる人はぜひチェックしてみてください。

※1バーツ=約3.62円(2020年1月22日時点)

※交通機関や施設の料金、時間等は予告なく変更になる場合があります。最新情報は公式サイトも合わせてご確認ください。

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