ビッグアイランドの愛称で知られるハワイ島は、ハワイ諸島で随一のスケールを誇る神秘の島。青い海&白砂ビーチのリゾートステイが叶うのはもちろん、5つの活火山を抱えるハワイ島では、漆黒の溶岩大地や熱帯雨林、迫力ある渓谷や滝といった、エネルギッシュな大自然を間近に感じることができます。古代ハワイの神話や伝説に彩られた、ハワイ島の魅力を紹介しましょう。
ハワイ諸島はアメリカ最南端に位置するハワイ州に属し、8つの主要な島と100を超える島々で構成されています。主要8島のうち最も南にある新しい島がハワイ島。火山活動の続くこの島は、現在進行形で成長しています。
日本からハワイ島のエリソン・オニヅカ・コナ国際空港までは、直行便またはダニエル・K・イノウエ国際空港(ホノルル)を乗り継いで、往路約6.5時間~7時間、復路約8.5時間~9時間のフライト。ホノルルからの飛行時間は約45分で、オアフ島を拠点に1日観光で訪れることもできます。ハワイと日本の時差は-19時間で、ハワイの方が遅れています。
ハワイ島の気候は主に、夏にあたる乾季(5月~10月)と冬にあたる雨季(11月~4月)に分かれます。夏の気温は25℃~30℃程度で、30℃を超える日もあります。冬は22℃~30℃程度です。年間を通して過ごしやすい気候ですが、高山気候の山間部は標高が高くなるほど気温が低くなりやすいので、夏でも防寒着があるとよいでしょう。
また4,000m級の高山を有するハワイ島では、山を挟んで東側と西側で天候が異なる場合もあります。東部の主要都市ヒロ付近は、東から吹く湿った貿易風が山脈にぶつかって雲をつくるため雨が多く、西部の主要都市コナ付近はやや乾燥していて晴天率が高いのが特徴です。
ハワイの通貨はUSドル(USD)。アメリカはクレジットカードが浸透していますが、チップなどのために1ドル紙幣を多めに用意しておくと役立ちます。 ハワイ島には火山の噴火や超大型望遠鏡建設などの影響で、閉鎖されているエリアもあります。事前に観光局などから最新情報を得ておくと安心ですよ。
ハワイ島は、大自然が織りなす美しい絶景に出会える島です。見どころ満載のハワイ島で必ず訪れたい観光スポットを7つ紹介します。
ハワイで唯一、世界自然遺産に登録されている「ハワイ火山国立公園」。広大なエリアに、今も活発な火山活動の続くキラウエア火山や、標高4,169mのマウナロア火山を有します。キラウエア・カルデラから海岸線へと続く「チェーン・オブ・クレーターズ・ロード」は、ドライブに最適な道。長い期間をかけて蓄積された黒い溶岩の間を縫うように走れば、ハワイ島ならではの迫力ある景観を楽しめます。大地の形成過程を間近に感じられる貴重な場所です。
標高4,205mのマウナケア山は、ハワイ諸島で最高峰の活火山。天体観測に適した条件が揃っているため、山頂付近には日本の「すばる」をはじめ世界各国の天体望遠鏡(天文台)が並びます。この天文台群までは車でアクセス可能で、星空観測とサンライズまたはサンセット鑑賞が付いた現地オプショナルツアーが人気です。マウナケアはハワイ語で「白い山」を意味し、冬になると山頂が雪で覆われます。富士山を超える高さなので、高山病対策をしっかり行い、夏でも防寒着を用意しましょう。
カメハメハ大王が幼少期に過ごしたとされる聖地、ワイピオ渓谷。ワイピオはハワイ語で「曲がりくねる水」の意味で、「王の谷」と呼ばれる谷底をワイピオ川がカーブを描きながら流れています。おすすめのアクティビティは、川沿いの自然美を満喫できる乗馬体験ツアー。タロイモ畑、落差300mを超える滝、切り立った崖など、牧歌的でダイナミックな景観に魅了されます。また展望台からは、壮大な渓谷を一望できますよ。
悲劇の伝説が残るアカカ滝はアカカ滝州立公園内にあります。園内をぐるりと巡る約800mのハイキングコースを進むと、まず見えてくるのが落差約30mのカフナ滝。さらに進むと落差約135mのアカカ滝が現れます。アカカは戦士の名前。伝説によると、浮気を恥じて崖から身を投じた夫を想い、嘆き悲しむ妻の涙がこの滝をつくったとされています。轟音を立てて流れ落ちる姿は圧巻!水量が多いため、滝つぼにはよく虹が架かります。チャンスを逃さないように。
Hours Vehicle gate/parking area open 8:30 am – 6 pm. Open to walk-ins between sunrise and sunset. …
アメリカ最南端に位置するカ・ラエ岬(サウス・ポイント)は、西暦400~800年頃にポリネシア人がはじめて上陸したとされる場所です。切り立った崖が続く岬からは太平洋の大海原を一望でき、冬季はクジラの姿を見ることもできます。カ・ラエ岬では神殿(ヘイアウ)遺跡など古代ハワイ文化の名残も見られ、南端全体がアメリカ合衆国国定歴史建造物に指定されています。
立っている場所と南極大陸の間にあるのは、深いブルーの海だけ。 カラエ岬は米国最南端です。ポリネシア人は、カラエ岬に西暦400年~800年頃に初めて上陸したと考えられています。ヘイアウ(神殿)遺跡、漁…
コナ空港の北側に位置するクアベイ。活火山を有するハワイ島では希少な白砂のビーチで、エメラルドグリーンの美しい海はロコ(地元民)にも人気です。自然のままの景観が魅力のビーチなので、近くにお店などはありません。必要なものは持参し、ゴミは持ち帰りましょう。
カウ沿岸南東部にあるプナルウ黒砂海岸は、ハワイでもよく知られる黒砂海岸のひとつ。黒砂の正体は、波で砕けた溶岩です。ビーチには時折、アオウミガメ(ハワイ語で「ホヌ」)が日光浴に訪れます。ゆっくり過ごせるようにピクニック施設やトイレが整備されていますが、潮の流れが早いため海水浴には適していません。
ハワイ島には、高級リゾート地に建つラグジュアリーなホテルや、賑やかなカイルア・コナの 街に建つ利便性の高いホテルなど、多彩なホテルが揃っています。ハワイ島の滞在に花を添え る、西海岸の人気リゾートホテル6施設を紹介します。
コハラコーストのワイコロア・ビーチに広がる、テーマパークのような大型リゾートホテル。 東京ドーム7個分の敷地には、ショッピングモールやレストラン、プール、海水ラグーンやス パなどさまざまなアクティビティ施設が点在しています。敷地内の移動は専用の乗り物やカヌ ーで。熱帯魚やウミガメが棲む海水のラグーンでは、シュノーケリングを楽しむこともできま す。
州立公園に指定されているハプナビーチに面したリゾートホテル。ハプナビーチはコハラコー ストのなかでも格別の美しさを誇るビーチで、ホテル滞在者は移り変わる1日の景色をゆっく りと堪能できます。広大な敷地には、米PGAツアー通算62勝を挙げたプロゴルファー、アーノルド・パーマー設計のゴルフコースも。日常を忘れて、大人のリゾートステイを楽しめるでし ょう。
Book your stay at The Westin Hapuna Beach Resort on the Kohala Coast, and enjoy upscale accommodati…
かつて王族たちが支配したコナコーストの溶岩上に広がるリゾートホテル。コナ国際空港やカ イルア・コナの街からのアクセスも良好です。このホテルの1番の魅力は、夜になると海に面 したレストランから大型のマンタ(オニイトマキエイ)を見られること。デッキエリア「パア カイ・ポイント」はマンタの出没スポットで、ライトに照らされて優雅に泳ぐマンタを毎晩の ように見ることができます。
ハワイ島コナのシェラトンホテルのご案内とご予約。野生のマンタが毎晩のように訪れるオーシャンフロントのリゾートホテルです。
カメハメハ大王が晩年に住んでいた場所に立つリゾートホテル。敷地内にはカメハメハ大王の プライベートな神殿、アフエナヘイアウを復元したエリアがあるほか、建物内には王族ゆかり の品々やハワイ文化を象徴するカヌーなどが展示されています。プライベートビーチでは、カ ヤックやシュノーケリングを楽しむことも可能。カイルア・コナの街なかにあるため、のんび り街歩きやグルメ、ショッピングにも便利です。
コートヤード・キング・カメハメハ・コナ・ビーチ・ホテルで宿泊のご予約を。我々のカイルアコナのビジネスホテルはフリーWi-Fi環境と快適な空間をご提供致します。詳しくはこちらをご覧ください。
コハラコーストにあるラグジュアリーな低層リゾートホテル。自然と調和する美しいデザイン が魅力で、すぐ目の前には白砂のビーチと青い海、漆黒の溶岩が広がります。客室はすべて2 階建てのバンガロータイプ。プライベート重視のバカンスにも最適です。天然溶岩を生かした 海の水族館「キングスポンド」では、マダラトビエイや熱帯魚などが泳ぎまわり、シュノーケ リングも楽しめます。
ハワイ島コナコーストに位置する寛ぎのオアシス、Four Seasons Hotel Hualalai。243の豪華な客室やスイート、上質なダイニング、そしてイベント会場をご用意しています。
コハラコーストのパウアオベイに建つ、エレガントでラグジュアリーなホテル。13ヘクタール の敷地に、ヨーロッパ調の白亜の建物がゆったりと配されています。ウミガメも訪れるプライ ベートビーチやオーシャンフロントのプール、スパ、ゴルフコースなどが整い、無料のアクテ ィビティも充実。心地よい風の吹き抜ける開放的なホテルで、理想的なリゾートステイを満喫 できます。
ハワイ島を初めて訪れる人や、体験してみたいアクティビティがたくさんある人は、迷わず現地オプショナルツアーに参加しましょう。ベルトラでは魅力的なツアーを豊富にラインナップしています。経験豊かな現地ガイドと一緒に巡れば、ハワイ島の魅力を余すことなく楽しめますよ。
※交通機関や施設の料金、時間等は予告なく変更になる場合があります。最新情報は公式サイトも合わせてご確認ください。