青い海と青い空が目の前に広がるチャペルや、大自然に囲まれたチャペルなど、誰もが一度は憧れる海外ウェディング。果てしなく続く海と真っ白な砂浜の絶景を一望できる魅力的な結婚式は、ゲストとしても招待されてみたい特別な瞬間です。ここでは、そんなグアム挙式の費用やふさわしい服装マナーについて紹介します。
グアムの平均最高気温は約32℃、平均最低気温は約21℃。年間平均気温は約28℃と、1年を通して夏服で過ごすことができる気候です。しかし、南国特有のスコールが発生したり、朝晩は冷え込むこともあるので、薄手のカーディガンなど羽織を持参するようにしましょう。平均湿度は約70%を超えますが、心地よい海風が吹いているため、日本の夏よりも過ごしやすい、爽やかと感じることもあります。
気候の特徴として、グアムは雨季と乾季の2つの季節に分けられます。雨季はだいたい6月~10月で、乾季はだいたい11月~5月。ベストシーズンは、雨が少なくなる12月~5月と言われており、中でも特に天候が安定している1月、2月が挙式にはおすすめです。海の透明度も一段と高くなるので、まさにリゾート婚にぴったりの時期になります。
グアム挙式での参列ゲストの服装は、日本の挙式と考え方が大きく異なる点があります。自分自身と新郎新婦との関係性によって、着るべき服が変わることがあるので注意しましょう。
男性ゲストの定番はアロハシャツ。グアムでは、アイランドウェアやアイランドフォーマルという呼び方もされていて、シルク素材で襟付きの前にボタンが付いたものが正装です。デザインは、南国グアムらしいヤシの木やパイナップル柄などさまざまです。写真に映える鮮やかな色や明るい色のシャツがおすすめです。
アロハシャツに合わせるズボンは、ベージュや白系の明るい色味のチノパンや夏用スラックスなど。短パンはラフになりすぎるので避けましょう。
スーツで参列したとしても、マナー違反というわけではありません。しかし、周りの参列者がアロハシャツを着ている中、一人だけスーツを着用していると浮いてしまうので、事前に他の参列者に確認し、統一しましょう。スーツの場合、上着はベージュや白、シャツも白を選択するのが一般的です。
きちんと感のある革靴を選ぶとフォーマルな印象になり、どんなシーンでも対応できます。デッキシューズやモカシン、サドルシューズを合わせるのがベターです。中でもデッキシューズは、パーティーや写真撮影でビーチに出る場合にも歩きやすいのでおすすめです。
グアム挙式の場合でも、新郎新婦の衣装が日本での結婚式と同じ場合が多いので、ゲストも国内挙式のような服装で問題ありません。ただ、1年中夏の気温なので、厚手のものだと過ごしにくくなります。黒や暗い色のドレスは避け、グアムの気候や雰囲気にあった明るいカラーや柔らかい薄手の素材のドレスを選ぶのがおすすめです。
ムームーとは、ハワイで正装とされている、ゆったりとしたAラインシルエットのドレスのこと。短い袖のものが主流で、スカート丈はショートからロングまで幅広く、年代問わず着ることができます。家族や友達とお揃いで、お気に入りのデザインを着るのも楽しいですね。
また、バッグは小脇に抱えられるクラッチバッグや小さめのかごバッグを準備しましょう。麻編みバッグならリゾート感も演出できて雰囲気にマッチします。フラワーシャワーなどのときに両手が自由に使えるショルダーバッグもおすすめ。
女性らしい上品なドレスを好む人には、リゾートらしさが溢れるサマードレスもおすすめです。風通しもよく、常夏グアムでの結婚式にぴったり。チューブトップなどのノースリーブタイプがメジャーで、デザインもさまざま。挙式前後の観光やホテルなどの室内でリラックスしたいときにも着用できるので、1枚持っておくと便利です。
ヒールのあるパンプスだけでなく、サンダル、ミュールを合わせるのも大丈夫。ビーチに出る場合は、砂浜でも歩きやすいウェッジソールやヒールが太めの靴がおすすめです。ヒールがない靴はカジュアル過ぎてしまうので避けたほうが無難です。
グアムでの結婚式では、ゆるく巻いた崩れにくいナチュラルヘアを選ぶ人が多いです。プルメリアなどの大きな花のヘアアクセサリー、トロピカルフラワーや貝殻のレイを身につければ、リゾート感が増してドレスとの相性もばっちり。ビジューやガラスなどの透明感のある素材を使ったアクセサリーであれば、涼しげな印象になり爽やかです。
他のゲスト同様、ムームーやサマードレス、アロハシャツが一般的です。日本の正装を好む場合、男性はスーツやモーニング、女性はワンピースやスーツを着用します。
グアムらしいアロハシャツやムームーまたは日本の正装、どちらの服装でも問題ないですが、どちらのスタイルで参列するか、両家で事前に確認した上で準備しておきましょう。新郎側はグアムの定番スタイルであるのに対して、新婦側が日本の正装だと、バランスが悪くちぐはぐしてしまいます。あらかじめ相談し、統一感を出しましょう。
お子さんの洋服も大人のゲストと同じで大丈夫。女の子はムームーやサマードレス、男の子はアロハシャツに白・ベージュ系のズボンをコーディネートしましょう。家族でおそろいのアロハシャツやドレスを着用すれば、一体感のある祝福ムードに包まれること間違いなしです。
現地でばたばたしたくない、安心して出発したいという人には、日本での事前準備がおすすめ。現地で選ぶ場合、気に入ったアロハシャツやドレスを見つけるのに苦戦し、時間が足りなくなってしまうなんてことも。また、体型にぴったりなドレスを見つけるのにも意外と手間がかかります。ただ、日本で購入したい場合、ムームーやアロハシャツを取り扱っているお店が少ないこともあります。オンラインショップも活用しましょう。
現地購入の最大のメリットは、豊富な品数!グアムの雰囲気を一段と盛り上げてくれるカラーやデザインを見つけるのはとても楽しく、気分を盛り上げてくれます。自分の目でサイズや質感を確かめることができるので、安心です。出発時の荷物も減らすことができるのも嬉しいポイント。マイクロネシアモールやABCマート、Kマートなどで購入できるので、事前に営業時間や場所を調べて、時間にゆとりを持って出掛けましょう。
グアムには日本語スタッフが在籍しているレンタルショップもあります。服装選びに不安がある人でも安心。言語の心配もなく、いろいろとアドバイスをもらいながら選ぶことができます。ただし、自分にピッタリのサイズや好みのデザインがないということも考えられます。お気に入りの衣装で参列したいという思いが強い人には、事前に購入することをおすすめします。
新婦の衣装は約20万円~必要となり、これにはウェディングドレス、アクセサリー、ベールなどの小物、ヘアメイクを含みます。新郎はタキシードや靴などの小物類を合せて、約5万円~といった予算になります。
海外挙式の場合、挙式・会食にかかる費用プラスふたりの旅行費用が総額の基本となります。グアム挙式は約70~180万となり、ハワイに比べて比較的安く、コストを抑えたいカップルにもおすすめです。ただし、新郎新婦2人だけの小さな結婚式にするのか、ゲストを呼んで壮大な式にするかで大きく費用が変動します。招待人数が増えればそれだけ宿泊費や交通費、料理が必要になり、自分たちでどの程度負担するのか検討するのも重要なポイント。さらには、挙式を行う日程や結婚式場によっても異なるので、規模や時期、滞在期間によって予算の幅が大きく広がります。
せっかくのグアムでの時間、滞在中にマリンスポーツなどのアクティビティや島内の観光ツアーに参加したいというカップルもいるはず。ハネムーンも兼ねる場合は、その分の金額も必要になってきますね。
$10~20
$20~30
$20~30
料金の15%前後
ただし、グアムのほとんどのレストランでは事前にチップが含まれています。レシートの「gratuity」「SVC」欄に料金やパーセンテージの記載があれば、その料金がチップに相当するので上乗せする必要は有りません。支払い前にチェックしましょう。
チップは基本的にしていただいた仕事に対して、満足度やホスピタリティに対して渡すもの。当日、サービスを利用した後、感謝の気持ちと一緒にお渡ししましょう。渡すときにもたもたしないように、事前にポチ袋等に分けて準備しておくとスムーズです。
日本との時差は1時間で、他のビーチリゾートに比べると移動も短く気軽に訪れることができるグアム。人気の海外挙式先とあって、挙式や挙式後のお食事会など、パッケージプランが充実しています。衣装やヘアメイク、ビーチフォト、送迎などがセットになっているプランもあるので安心です。式を挙げるカップルだけでなく、お呼ばれする親族や友人にとっても貴重な体験となること間違いありません。服装マナーをしっかりおさえて、参列するゲストもグアムならではの雰囲気とおしゃれを楽しみ、リゾート婚を満喫しましょう!新郎新婦、参列者1人1人にとって素敵な1日となりますように。
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