セブ島のすぐ隣に位置しているマクタン島。フィリピンのビーチリゾートといえばセブ島!というイメージがありますが、ホテルが多く立ち並ぶセブシティにはリゾートエリアも海もありません。実はリゾートエリアがあるのは、セブ島と橋で陸続きになっているマクタン島側となっています。この記事では、そんなマクタン島の基本情報や人気のビーチ、ホテル、レストラン情報を厳選して紹介しています。ぜひ旅行の計画を立てる際の参考にしてみてくださいね。
マクタン島はセブ島の東海岸側から沖合い数キロに位置し、「マクタン・マンダウエ橋」と「マルセロ・フェルナン橋」という2本の橋で繋がっています。この島は1521年の「マクタン島の戦い」の舞台で、大航海時代のポルトガルの探検家であるマゼラン終焉の地としても有名な場所です。マゼランはヨーロッパからの航路でフィリピンに上陸し、セブ島の人々をキリスト教へと改宗させました。しかし、ムスリムの領主だったラプラプはそれに従わなかったため、両者は激しく対立。戦闘の中でマゼランは戦死しました。このときマゼランを討ち取ったラプラプは、侵略者に抵抗し勝利した英雄とみなされるようになりました。
日本からマクタン島に向かう場合、マクタン島ラプラプ市にあるマクタン・セブ国際空港を利用することになります。直行便は東京(成田)、大阪(関空)、名古屋(中部国際空港)の3ヶ所から出ていて、フライト時間はおよそ4時間半~5時間程度です。
セブ島のタクシー運賃は安価なため、地元の人だけでなく観光客の主な交通手段でもあります。最も一般的な白いタクシーの初乗り料金は40ペソ(約90円)です。ただしマクタン島にはあまりタクシーが走っていないため、セブシティからマクタン島のビーチリゾートに行く場合、またはその逆のルートでも値段交渉が必要になる可能性があります。その場合の相場は大体350ペソ~400ペソ弱となりますが、夜間の場合はもう少し高くなります。こちらはあくまで目安で、実際に乗る場所によって変わってくることを覚えておきましょう。
セブシティの2大ショッピングモールである「アヤラセンター」と「SMシティセブ」から、相乗りのバンが走っています。マクタン島のほかセブ郊外へ行くものもあるので、乗る前に必ず行き先を確認しましょう。運賃は大体25ペソ~と安価ですが、定員が集まるまで出発しない場合もあります。時間に余裕がない場合はタクシーを利用する方が無難でしょう。
マクタン島のリゾートエリアと言われているのは一部だけで、少し離れると一般的な東南アジアの街並みが広がっています。日本人をはじめとする観光客はお金を持っていると思われているため、街を歩いているとマリンスポーツやアイランドホッピングの勧誘をされることがあります。はっきり「No thank you」と伝えないといつまでも声をかけられてしまうので注意しましょう。
雨季と乾季に分かれていて、乾季は1月~5月頃。特に1月~4月頃がセブ島、マクタン島旅行のベストシーズンとされています。雨季は一般的に6月~12月頃までですが、天候は比較的安定していて、午後にスコールが降る程度でそれ以外は晴れている日が多いです。8月~12月は台風シーズンのため割安で旅行できることが多いです。とはいえ、マニラのように直撃被害を受けることはあまりないのが特徴です。
空港やホテルのロビーでも両替は可能ですが、街中の両替所に比べるとあまりレートがよくない場合が多いです。空港では必要最小限の額だけ両替し、残りは両替所で両替するのがおすすめです。おすすめの両替所は、ガイサノ・マクタン・アイランド・モールというショッピングモール内にある「CORE PACIFIC」。レートがいいことと、モールで同時にショッピングも済ませられることが主な理由です。
セブ島、マクタン島エリアはフィリピンの他の地域に比べて治安が良く、休みの日にはリゾート気分が楽しめることから、日本人にも人気の高い留学先となっています。日本人が苦手なスピーキングにフォーカスした語学学校、多国籍な生徒が集まるグローバルな語学学校など、マクタン島内だけでも個性豊かなスクールが多数。留学を検討中の方は、しっかり下調べすればきっと自分に合った語学学校を見つけられますよ。
入場料が安いうえ、綺麗に整備されているローカルビーチ。海の透明度も高く、ビーチの周りはカラフルなコテージが並んでいます。食べ物や飲み物の持ち込みが許可されていますが、ソフトドリンク以外は持ち込み料があるので注意しましょう。大人数で行く場合は、コテージを借りてパーティーも出来るのが魅力ですね。
Mactan Newtown Beach, 拉普拉普市. 26,045 個讚好 · 48 人正在談論這個 · 150,036 次簽到. "MACTAN NEWTOWN BEACH" (former…
ローカルなビーチもいいですが、せっかくの海外旅行では高級感のあるビーチも楽しみたい!そんな方にはホテルのデイユースプランがぴったりですよ。宿泊していなくても、高級ホテルで優雅なリゾート気分が味わえます。なかでもおすすめなのは、モーベンピック マクタンアイランド セブ【Movenpick Hotel Mactan Island Cebu】。大人用プールはもちろん、キッズプールもあるので家族連れでも安心です。プライベートビーチもあるので、海とプールがどちらも楽しめるのが嬉しいポイント。他にも人気のデイユースプランがあるホテルがたくさんあるので、気になる方はぜひ調べてみてくださいね。
セブ島、マクタン島のエメラルドグリーンに輝く美しい海は、世界中からたくさんのダイバーが集まる人気のダイビングスポットです。温暖な気候のため年間を通してダイビングが楽しめるのが特徴。周辺の離島を含め数多くのダイビングスポットがあるため、初心者から上級者まで自分に合ったポイントが見つけられます。ライセンスを持っていない方でも、体験ダイビングを楽しむことができますよ。
ダイビングのようにライセンスや特別な技術などが必要ないのがシュノーケリング。手軽で安全に楽しめるため、小さな子どもと一緒に家族みんなで遊べます。泳ぎが苦手という方でも、ライフジャケットがあれば安心。よほどの大波でない限り体が海に沈んでしまうことはありません。ぜひチャレンジしてみてくださいね。
セブ島で定番のアクティビティといえばアイランドホッピング。別名、アイランドツアー、アイランドピクニックなど様々な呼ばれ方があります。周辺には様々なリゾートアイランドが存在しているので、離島を巡りながらマリンスポーツやシュノーケリングが楽しめます。パラセイリングやジェットスキーが付いたプランなどもあるので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
海外旅行でリゾート地を訪れる場合、スパやマッサージでリラックスしたいという方も多いのではないでしょうか。マクタン島には観光客向けの高級感溢れるおしゃれなスパがたくさんあります。フィリピンでは基本的にチップは不要ですが、スパによってはチップが必要なところもあります。心配な場合は、チップが必要かどうか予め受付で確認しておくと安心です。
2019年にオープンしたばかりのグランドスパ【Grand Spa】。マッサージだけでなく、お風呂やサウナも利用料金に含まれているのが特徴です。24時間営業なので、到着日当日や帰国日の時間調整におすすめ。マクタン島内であれば無料送迎サービスもあります。ただし遠方のエリアだと追加料金がかかることもあるので、不安な場合は事前に確認しておくことをおすすめします。
美しい海に沈む夕日や、きらびやかな夜景を見ながら食事を楽しみたい!そんな方にはランタウフローティングネイティブレストラン【Lantaw Floating Native Restaurant】、通称ランタウというレストランチェーンがおすすめです。コルドバというエリアにある店舗から見える夕日はとても美しく、日没後は対岸のセブシティの夜景も鑑賞できます。事前予約も可能なので、興味があればぜひ以下のリンクをチェックしてみてくださいね。
カジノで遊べるアジアの国というとマカオやシンガポールが思い浮かびますが、実はフィリピンもカジノの市場規模が大きい国の一つ。マクタン島内だと、ウォーターフロント・エアポート・ホテル・アンド・カジノ・マクタン【Waterfront Airport Hotel and Casino Mactan】が有名です。マクタン・セブ国際空港の敷地内にあるため、観光客でも気軽にアクセスできるのが魅力ですね。
現地ならではのアイテムやお土産を探すなら、いろいろなお店が集まっているショッピングモールが最適です。セブ本島寄りにあるガイサノ・マクタン・アイランド・モール、マリーナ・モールのほか、リゾートエリアにあるシャングス・アイランド・タウン・センターなどがおすすめです。
地元の人々が通うスーパーマーケットは、現地ならではの食材やローカル感溢れるお土産もゲットできるショッピングスポットですよね。前述のガイサノ・マクタン・アイランド・モールの地下にも大きなスーパーが入っているので、ショッピングモールで買い物をするついでにスーパーに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
セブ・マクタンエリアきっての大型ホテル。併設のCHIスパはアジア最大級の規模と言われるほどで、マッサージを受けてのんびりリラックスすることができます。施設内には複数のレストランが入っているので、ホテル内だけでもいろいろなジャンルの食事が楽しめます。南国リゾートを満喫しながら、ラグジュアリーな体験をしたい方にぴったりなホテルですね。
アジアンリゾートらしい雰囲気が特徴のリゾートホテルです。目の前の海には小さなプライベートアイランド(無人島)を有していて、のんびりと非日常を楽しむことができます。客室は通常のバンガロータイプやスイートルームなどもあるので、旅の目的に合ったお部屋をチョイスしてみてください。
レストランの食事がおいしいと評判の日本人経営のホテル。併設のダイビングショップがあり、ダイビング以外にもジンベイザメツアー、アイランドホッピング、各種マリンスポーツを楽しむことができます。基本的にはフィリピン人スタッフが対応しますが、日本人スタッフもフロントにいることが多いので、何かあったときは日本語対応可能なのが魅力のひとつですね。
ガイドブックにも載っている有名店で、緑が生い茂る開放的なテラス席が特徴です。人気メニューはグリルチキン。フィリピンの代表的な料理が一通り揃っているため、フィリピン料理にあまり馴染みがない方にもおすすめです。
住所:Bagumbayan, 1, Maribago, Lapu-Lapu City, 6015 Cebu, Philippines
5つ星リゾートホテル「クリムゾン・リゾート&スパ・マクタン」内のレストラン。バラエティ豊かなアジア系料理やシーフードが楽しめます。海に面したおしゃれなテラス席や落ち着いた雰囲気のバーカウンターなど、ロマンチックなディナーにぴったりのお店です。
住所:Crimson Resort and Spa, Mactan Island, Lapu-Lapu City, 6015 Cebu, Philippines
現地在住の日本人にも人気の和食レストランで、フィリピンでは調達できない野菜や味噌などの調味料は日本から直接取り寄せているため、日本でいつも食べているような親しみ深い料理が楽しめます。旅行中や留学などの長期滞在中に和食が恋しくなったとき、ぜひ立ち寄ってみてほしいお店です。
住所:168 Punta Engaño Rd, Lapu-Lapu City, Cebu, Philippines
セブ島のすぐ隣にあるマクタン島。効率よく観光スポットを網羅するには、オプショナルツアー便利です。周辺の離島を巡るアイランドホッピング、世界最小のメガネザル「ターシャ」がいるボホール島1日観光ツアーなど、個人では手配が難しい場所もツアーなら手軽に周ることができます。日本語ガイド付きツアーも多数あるので、英語が少し不安な方でも安心ですよ。気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。
※交通機関や施設の料金、時間等は予告なく変更になる場合があります。最新情報は公式サイトも合わせてご確認ください。