沖縄には絵に描いたような美しい景勝地が多く存在していますが、真栄田岬【まえだみさき】も間違いなくそのひとつです。東シナ海を一望できる景色、そしてダイバーが集まる透明度の高い海は見る人に感動を与えてくれます。この記事ではアクセスなどの基本の観光情報や楽しみ方、付近のおすすめレストランやホテルなどを紹介します。
沖縄の代表観光スポット「真栄田岬」は沖縄本島北部の恩納村に位置しています。真栄田岬から北東に進んだ万座毛と同じく隆起サンゴ礁から形成された断崖です。
沖縄旅行の大人気観光地の青の洞窟はここ、真栄田岬にあります。海水の浸食や地震などの自然現象から造られた海中洞窟内部では、太陽光によって神秘的に輝くブルーの海水を見ることができます。真栄田岬の上から整備された階段を降りていけば、すぐに海に入って青の洞窟へ向かうことができます。
真栄田岬は「真栄田岬自然公園」として整備され、沖縄海岸国定公園に指定されています。
管理事務所ではタオルなどが売っているほか、館内と中庭ではWi-Fiも利用できます。多目的スペースは、ダイビングの講習や休憩場所として利用されています。トイレやシャワー室も有料で完備されていて、コインロッカー、ドライヤーも有料で借りることができます。
那覇市内、那覇空港からは車で約1時間~1時間15分の距離にあります。レンタカーで沖縄自動車道を利用する場合は、石川ICで県道73号に入り、国道58号へ合流します。住所は、沖縄県国頭郡恩納村字真栄田です。
路線バスの場合は、那覇空港のバスターミナルから120番、名護西空港線(名護バスターミナル行)に乗車します。乗り換えはなしで久良波【くらは】バス停にて下車し、徒歩約15分ほどで到着します。所要時間は約1時間30分、料金は約1,200円です。
タクシーを利用する場合は、那覇空港から約15,000円~18,000円ほどの料金がかかります。急いでいるときや荷物が多いときなどに利用するとよいでしょう。
公園内に180台収容できる駐車場も完備されています。利用時間は7:00〜19:00で、混雑も予想されるので時間に余裕を持って利用することをおすすめします。
梅雨の時期が早く、ゴールデンウィークが終わった頃から始まります。夏は6月~8月で紫外線が強いので対策をしっかりする必要がありますが、意外と降水量も多く、突然スコールが降ることも多々あります。折りたたみ傘などの雨対策も重要です。
冬でも10℃以下にはほとんどならないのですが、海風の影響があり体感としては肌寒くなるので防寒具が必要です。台風は7月~9月に多く、上陸の頻度は月に1~2回程度といわれています。接近の可能性がある場合はしっかり予報を確認して行動しましょう。
初夏から秋にかけては南風が多く、波が比較的安定しています。11月~2月ごろの秋から冬には北風が吹き始めることで波が高くなり、洞窟に入れないこともあります。3月~4月の春は、風向きが安定していないので天気が読みにくい時期です。
真栄田岬の公式ホームページでは毎日、当日の海況から遊泳の可否を確認できます。必ず海に入る前に確認してください。
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青の洞窟は日が登っている時間帯であれば、綺麗な青色を見ることができ、基本的には常時ツアーを行っています。しかし夏はハイシーズンとなり、観光客も増えるのでゆっくりと楽しみたい人はなるべく避けましょう。
また、9月~11月の秋にかけてはシイラやカツオの群れの回遊、そして2月~3月の冬には、沖合にザトウクジラを見られる場合があります。
10月にマリンアクティビティをする場合も水温の平均は26℃で、まだまだ泳げる温度です。水温の変化も1日を通じてあまりないため、1日の間で長い時間マリンアクティビティが楽しめるといわれています。
琉球王国時代にタイムスリップしたような気分を味わえるテーマパークです。伝統的な赤瓦屋根の平屋でオリジナルのシーサーやサータアンダギー作り、三味線体験など様々な伝統芸能や工芸体験をすることができます。真栄田岬からは車で約5分ほどです。
沖縄のガジュマルと蘭をメインに259種類の植物が生い茂る植物園で、昆虫や小動物なども観察できます。園内には水牛体験やカヌー、SUPなどアクティビティが充実しています。真栄田岬からは車で15分ほどです。
真栄田岬、青の洞窟ではとにかく多くのマリンアクティビティを体験することができ、見どころがたくさんあります。魅力をより感じることができる楽しみ方を紹介します。
透明度に優れていて、リピーターも多いダイビングスポットとして人気です。チョウチョウウオやスズメダイ、クマノミを始め、珍しい熱帯魚たちに出会えることも。人懐っこい魚は寄ってきてくれるので、手で触れられる距離でじっくり観察できます。
ダイビングを体験したことがない初心者でも安心して参加できるのが体験ダイビング。ライセンスも必要ありません。インストラクターやガイドが始めに説明してくれるツアーに参加して、気軽に非日常感を満喫しましょう。
体験ダイビングとは反対にツアーに参加せず、ライセンスを持っていて経験があるダイバーは自分達だけでダイビングを楽しみます。真栄田岬にはレンタルショップもあるので重い器具を運んでくることなく、気軽にダイビングできます。セルフの場合は全て自己責任なので、しっかり当日の海況を確認して安全にダイビングできるように心がけましょう。
シュノーケリングは水中めがねとシュノーケルと呼ばれる水面で息をするための器具、そしてライフジャケットを装着して行います。深く潜る必要がないので、泳げなくても、マリンアクティビティ自体が初めての人でも参加しやすいでしょう。ツアーによっては熱帯魚に餌やりができるプランもあります。2歳から参加できるツアーもあるので家族連れにもおすすめです。
真栄田岬からは釣りに出るツアーも催行されています。誰でも気軽に参加できるのが魅力です。実際に天然魚を自分の力で釣る体験は、より深い思い出となること間違いなしです。
フカセ釣りとは、ウキを使用せずに餌の重さのみで海中に漂わせて魚を誘う釣り方です。大物を狙うときにする自然の理にかなった釣り方ですが、これを体験できるツアーも沖縄では実施されています。
東屋(あずまや)と呼ばれる展望台が公園内に設置されていて、西海岸の海を眺めることができます。天気がいいときは伊江島を望めます。休憩所でもあるので、ここで持参したお弁当やテイクアウトしてきた食事などを広げてくつろぐこともできます。
真栄田岬から少し歩いたところに、ガイドブックにも乗っていないビーチがあります。SNSなどでこのシークレットビーチの存在が広まったとか。裏真栄田ビーチとBeach51と呼ばれています。真栄田岬の有料駐車場から歩いて約10分程度で、自然が造り出した変わった形をした岩が多く見られるビーチ、裏真栄田ビーチに到着します。そのまま道なりに進んでいくとBeach51があります。小道を進んだ先に見える美しいエメラルドグリーンの海は圧巻です。
真栄田岬は夕日スポットとしても知られています。水平線に落ちていく夕日が辺り一面をオレンジ色の染め、さらに幻想的な空間を作り出します。サンセットカヤックやSUPなど、海上から夕日を眺めるツアーも実施されています。
個人で行く場合のポイントは、好きな時間にスケジュールを組み、気を使わずに行動できるところです。青の洞窟に行く場合、特にダイビングに慣れている人などは個人で行く人も多いでしょう。
しかし個人だと、真栄田岬への送迎、そしてマリンアクティビティの器具レンタルの手配は当然全て自分で行い、万が一何か起きてしまった場合も自己責任となり、危険も伴います。初めて真栄田岬に行く人にはあまりおすすめできません。
ツアー予約のポイントは、送迎がほとんど付いているということです。マリンアクティビティをする場合は体力を使います。終わったあとに自力でホテルへ帰るのはなかなか大変ですが、送迎付きツアーなら楽で安心。インストラクターやガイドも付いているので、ダイビングやシュノーケリングのベストスポットを案内してもらえるのもツアーの特権です。
写真撮影や餌やりなどが含まれているツアーに参加すれば、より充実した時間を過ごすことができます。海外からの観光客も多い関係から、英語ガイドツアーも対応している催行会社があります。多国籍の友人などがいる場合も頼ることができます。
マリンアクティビティを参加する予定で、特に初心者であるのであればツアーを事前に予約することをおすすめします。
観光客が世界各国からやってくる真栄田岬周辺には、カフェやレストランも多く立ち並んでいます。人気料理を提供しているおすすめの場所をまとめて紹介します。
真栄田岬から徒歩5分ほどの場所にある、沖縄らしいサトウキビ畑と青い海に囲まれたレストランです。海ぶどうや県産魚の刺身など、沖縄名産のメニューが揃っています。紅豚アグーのしゃぶしゃぶコースなどの沖縄満喫コースも人気。
恩納村・読谷・北谷エリアの沖縄満喫!大人の隠れ家、沖縄創作料理 ロケーションダイニング凪のオフィシャルページです。
真栄田岬の敷地内にある沖縄そばが有名なお店です。ゆし豆腐とアーサーが入っているのが特徴の真栄田そばや、数時間煮込んだ軟骨入りのソーキそばなどが味わえます。その他にも沖縄名物タコライス、子供も食べやすいカレーなどが販売されています。不定休なので、先に連絡しておくと確実です。
真栄田岬から車で5分ほどの「ルネッサンスリゾートオキナワ」内のレストランで、豪華な沖縄定食や会食が楽しめます。1日限定30食の琉球朝食は特に人気なので、朝から人が並ぶことも。贅沢なモーニングで1日を始めるのもいいかもしれません。
真栄田岬から車で7分ほどの場所にあるハンバーガー屋さんです。キビ糖が入った甘みのあるバンズとジューシーなお肉は相性抜群!自家製のこだわりベーコンもいちおしです。全てテイクアウトできるので、真栄田岬に持って行ってピクニックすることもできます。
沖縄県国頭郡恩納村真栄田2654−1
真栄田岬から車で10分ほどの場所にある「琉球の牛 恩納店」。ランチタイムはディナーと比べて安く食べられるので特におすすめです。高級感あふれる店内で、贅沢に琉球の牛肉を堪能しちゃいましょう。並んでいることが多いので事前に予約することをおすすめします。
真栄田岬から歩いて10分ほどで行けるオーシャンビューのカフェです。バリのリゾートのような空間でくつろぐことができます。アンガス牛を使用したタコライスなど、沖縄ならではの料理を始めデザートもおすすめです。なかでもレアチーズクリームパンケーキは絶品ですよ。
周辺に滞在する際は、まず宿泊形態から決めるといいでしょう。おすすめの民宿とリゾートホテルを4つ紹介します。
1日一組限定の民宿ですが、なんといっても沖縄体験プランを多く用意しているのが特徴です。三線体験や沖縄そば作り、シーサー作りなど、宿泊だけでなく様々な体験を一緒にすることができます。真栄田岬へも徒歩5分と近く、好立地です。
自慢のガーデンテラスでバーベキューをしたり、満天の星空を眺めたり、アットホームな感覚でくつろげる民宿です。真栄田岬や残波ビーチからは車で8分以内に位置しています。滞在中はコインランドリーや自動販売機、無料駐車場の利用、荷物預かりも可能です。
エンターテインメントビーチリゾートとして大人も子供も楽しめるホテルです。全室オーシャンビューが望めるバルコニーで、リゾート気分を味わえます。敷地内にはイルカが暮らしており、アクティビティへの参加で触れ合うこともできますよ。南国感あふれる空間は、日頃の疲れも癒してくれること間違いなし。
沖縄の方言で「幸せ」を意味する「カフー」と名付けている通り、特別で上質な沖縄滞在を提供しているリゾートホテルです。目の前に広がる輝く海と一つに繋がっているような開放感たっぷりの最上階インフィニティプールは圧巻。マリンアクティビティや体験教室も行っています。
青の洞窟は沖縄観光のハイライトといっても過言ではありません。繁忙期には特に混雑して予約いっぱいということもあります。ベルトラでは多くのアクティビティを紹介しているので、自分の目的に合わせて事前に選ぶことができます。たくさんあって迷ってしまうかもしれませんが、体験談を参考にしたりセット割やグループ割などのお得なキャンペーンもチェックして充実した沖縄旅行を楽しんでください。
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