東京から南へ約180km先に浮かぶ東京の離島・三宅島。東京都の山手線の内側と同じほどの小さな島は、火山活動が活発な火山島です。パワフルな火山景観に、海のアクティビティから陸のアクティビティまで様々なアクティビティを楽しめます。この記事は火山島ならではのエネルギー溢れる三宅島の魅力をたっぷりと紹介します。
1年を通して温暖な過ごしやすい気候で、年間平均気温は17.7℃。30℃を超える日や0℃以下になる日は少なく快適な気候です。
3月下旬頃からは日中はだんだんと暖かくなってきますが、朝晩はまだ冷え込みます。日中との気温差が大きい日もあるので、ジャケットやセーター、カーディガンなど重ね着や温度調整のし易い服装がおすすめです。
平均気温は約26℃で東京都心に比べると涼しく過ごしやすい気候です。服装は半袖のTシャツなど都心での夏の服装で問題ありません。帽子やサングラス、日焼け止めなどで紫外線対策をお忘れなく!
11月頃までは暖かい日も多く、日中は半袖で過ごせる日も多くあります。天気の悪い日や朝晩は肌寒く感じることもあるので、長袖のシャツ等の羽織物を持参しましょう。11月に入ると風が冷たく感じる日も多くなるので、ジャケットなどを準備しておくことをおすすめします。
氷点下になることも少なく都心よりも暖かく過ごせますが、冬の時期はコートやマフラー等の防寒着を準備しておきましょう。冷たい海風が吹くこともあるので、ダウンジャケットなど風の通しにくい上着があると安心です。
はじめての方やあまり釣り経験の無い方には、足場が安定している防波堤釣りがおすすめです。釣具店や民宿で釣り具のレンタルも可能なので、手ぶらでも気軽に楽しめます。
年間を通して様々な魚と出会うことができ、いつの時期でも釣りを楽しむことができる三宅島。特に夏から秋にかけての時期はムロアジやカンパチが狙えるおすすめのシーズンです。大物のメジナ(尾長グレ)を狙うには4月~6月がベストシーズン。
メジナ、シマアジ、ムロアジ、ヒラマサ、イシダイ、イシガキダイ、ブダイ、ヒメダイ、ムツ、カンパチ・マダイ、アカイカ・アオリイカ等
初心者の方にもおすすめのポイントは足場も安定している「三宅港」と「錆ヶ浜港」。ムロアジやシマアジ、カンパチ等多くの魚が狙うことができる安心して釣りを楽しめるポイントです。大物狙いの方は夢の釣り場ともいわれている沖磯の「三本岳」へ!渡船手配サービスを提供している民宿もあるのでチェックしてみましょう。
黒潮が直接あたる三宅島の海では、サンゴ礁の群生やカラフルな熱帯魚、大型の回遊魚、ウミガメなど様々な生き物に出会うことができます。火山活動の影響も受け形成された、溶岩のアーチなど独特な水中の地形も見どころです。
三宅島のダイビングのシーズンは4月〜11月です。特におすすめの時期は気温や水温も高くなる5月~8月頃。9月、10月は台風シーズンに入るので天気予報等をこまめにチェックしましょう。
※人気のダイビングスポット「メガネ岩」へのダイビングは春季(6月)・秋季(10月)の2ヶ月限定となります。
・4~5月:20~24℃
・6~7月:23~26℃
・8~9月:27~29℃
・10~11月:24~26℃
・12~3月:17~21℃
三宅島旅行では、ドルフィンスイムも一緒に楽しむのもおすすめ。ボートで約45分の距離にあるお隣の島「御蔵島」には100頭を超えるハンドウイルカが生息しており、夏の時期は一緒に泳ぐことができます。現地ツアーも多く開催されているので要チェック!ドルフィンスイムのシーズンは例年7月~9月頃です。
島の中心に位置する標高775mの三宅島を代表する火山。火山活動が活発な雄山は、気象庁より活火山に指定されています。過去には1983年(昭和58年)と2000年(平成12年)に大きな噴火があり、火山ガスの発生や泥流など大きな被害を受けました。一部は立ち入り禁止の区域もありますが、現在は観光も再開され多くの人が貴重な自然を見に来島しています。
雄山の山腹付近にある展望台。天気の良い日には、八丈島や新島、式根島など伊豆諸島の島々を一望できます。1983年(昭和58年)の噴火では、この付近で最初の火口が開き、海岸まで火口列が形成されました。噴火の面影を残しつつも、360℃パノラマの景色を堪能できる美しい展望台です。夜には満天の星空も楽しむことができます。
1983年(昭和58年)の噴火で流出した溶岩流のうえにつくられた遊歩道。遊歩道からは溶岩流で埋没した阿古小・中学校跡など噴火当時の様子を間近で見学できます。火山の脅威と自然の力強い再生力、火山と共存し生活している島民の思いを感じられる貴重なスポットです。
温暖な気候から野鳥の生息密度が高い三宅島では、多くの希少な野鳥を観察することができます。国の天然記念物でもある「アカコッコ」をはじめ、島の中で独自の進化を遂げた野鳥など、これまでに観察された野鳥はなんと約260種類以上!大自然の中でのびのびと暮らす野鳥たちを観察してみましょう。
伊豆諸島で最大の淡水池。周囲の照葉樹にはアカコッコなど希少な野鳥が暮らしています。大路池入り口には、三宅島の自然を学べる「三宅島ふれあい自然センター アカコッコ館」があります。
可愛らしい純白のランプ式無人灯台が目印の伊豆岬の海沿いには「ウチヤマセンニュウ」という希少な鳥か暮らしています。夕日や星空観測のスポットとしても人気の場所です。
椎の原生林の中にふたつ並んで建つ「御祭神社・満願寺」。伊豆諸島でしか見られない絶滅危惧種などが多くみられる貴重なスポットです。
本館・新館・別館合わせて70名以上宿泊可能の三宅島最大の宿泊施設。港までは徒歩5分程度と立地が良く、観光の拠点にも最適な宿。夏場に開催されるビアガーデンも人気です。
コテージ風洋室スタイルのお部屋でゆっくりと島時間を提供している人気宿。三宅島の鮮魚と野菜を使用したオリジナルの料理や美しい夕日を堪能できる「展望デッキ」など魅力もたっぷりです。
1名1室利用の「ビジネスルーム」も用意している民宿形式の宿泊施設。島観光だけでなくビジネスシーンでも快適に過ごすことができます。三宅島の海を一望することができる自慢のバルコニーで一息つくのも良いですね。
三宅島空港から車で3分の場所に位置する民宿つくば。長太郎池や釜方海岸、大路池など観光スポットにも近く観光の拠点としても便利な民家です。
東京竹芝桟橋から出港している東海汽船の客船で最短6時間30分。夜に竹芝桟橋を出発し、早朝に三宅島に到着します。
伊豆諸島への快適な船旅をご提供する東海汽船の公式サイトです。運航状況や時刻表、運賃表、予約方法、空席状況など船のご利用案内から、伊豆大島や新島、式根島、八丈島などの伊豆諸島の観光情報やツアー情報をご…
調布飛行場から新中央航空の小型機が就航しています。所要時間は約50分、1日3便運行しています。
※時期によって便数は増減する場合もあります。詳細は新中央航空のホームページをご確認ください。
English | 日本語 2020年06月24日 新型コロナウイルス感染拡大の影響に伴う運休及び時間変更について(4/13~7/31) 2020年06月24日 2020/7/1 ~ 2020/7/…
伊豆諸島内の移動には「東京愛らんどシャトル」と呼ばれるヘリコプター定期航路があります。青ヶ島、八丈島、御蔵島、三宅島、大島、利島の島を結ぶ便が1日1便就航しています。
移動手段は事前に予約をしましょう。予約は各交通機関のホームページまたはお電話にて可能です。
火山とともに生きる三宅島は、繰り返す火山の噴火後も力強く再生された自然のエネルギーを目の当たりに出来る場所。パワフルで美しい自然の恵みを体感できるアクティビティも豊富です。ベルトラでは、三宅島の自然を満喫できる現地オプショナルツアーを取り扱っています。三宅島旅行の際は、ぜひチェックしてみてくださいね。
※交通機関や施設の料金、時間等は予告なく変更になる場合があります。最新情報は公式サイトも合わせてご確認ください。