北海道旅行は、札幌や小樽の他、旭川や函館など行きたいところがたくさんありますよね。函館観光なら世界三大夜景の一つとして世界にも広く知られる夜景スポット、函館山(北海道函館市)は欠かせません。摩耶山、稲佐山と並び日本三大夜景の一つでもあります。標高334mの山頂展望台からは函館市街が一望でき、多くの観光客が訪れる人気の夜景撮影場所になっています。
ここでは函館山へのアクセス方法、営業時間や料金など、訪れる前に知っておきたい基本情報をたっぷり紹介します。
函館空港からは、バスと函館市電の利用で所要時間約50分です。函館駅までシャトルバスを利用し、函館駅から市電で十字街電停下車後、徒歩約10分で函館山ロープウェイ山麓駅に到着です。
フェリーターミナルからは、函館駅までシャトルバスが出ており、シャトルバスと市電の利用で所要時間は約50分です。
バスの時刻表は公式ホームページで確認出来ます。
函館空港からのバス
JR、空港、フェリータミーナル間の移動は函館タクシーのシャトルバスにお任せください。発着時刻に合わせた運行でスムーズに移動できます。
フェリーターミナルからのバス
JR、空港、フェリータミーナル間の移動は函館タクシーのシャトルバスにお任せください。発着時刻に合わせた運行でスムーズに移動できます。
函館駅から函館山ロープウェイ山麓まで、所要時間約10分です。
函館空港からは約30分、フェリーターミナルからも約30分です。
マイカー利用は時間に縛られることなく動けるので便利ですよね。山麓駅近くにも駐車場はありますが、夕方以降、また週末や連休時は混雑します。様子を見て、混雑時は少し離れた駐車場を利用し、街並みを観光しながら向かうのもおすすめです。
登山バス、タクシー、マイカー、レンタカーを利用出来るのは4月下旬~11月中旬の間です。冬期は車両用登山道が閉鎖されるため利用出来ません。
なお、一般車両(マイカー、レンタカー)利用の場合は、上記閉鎖期間以外でも、夜景の時間帯は混雑防止のため通行規制がかかります。時間帯は時期により異なるので、心配な場合は下記問い合わせ先で確認してみてくださいね。
夜間通行規制について:函館市土木部 公園河川管理課 0138-21-3431
東京よりぐっと気温は下がります。東京ではゆうに30℃を超える8月も、函館の最高気温の平均気温は25.8℃しかありません。日中はTシャツ一枚で過ごせる気候ですが、夜は冷えることもあります。夜景観賞時は肌寒く感じるため、長袖の上着を持参すると安心です。また、1月の最低気温の平均は-6.2℃です。山頂は風も吹くのでしっかり防寒対策をして、ゆっくり写真を撮りたいですね。
昼間の風景を眺めるのもいいですが、やっぱり夜景は見たいですよね。
夜景を見ることが出来るのは、日没後20~30分後からです。日没は夏至の頃で19時前後、冬至の頃で大体16時前後です。日没時刻は変動しているので、事前に調べてから行くようにしましょう。
山頂まではロープウェイ、車、タクシー、バスで行くことができます。また、登山道が整備されているので、徒歩で登ることも出来ます。時間がある方はハイキング感覚で約1時間、自然の緑の中を歩くのもいいかもしれません。
そしてやっぱり山頂までの行き方一番人気は、約3分間の空の旅が味わえるロープウェイ。125人乗りの大型ゴンドラで、15分間隔(混雑時は5分または10分間隔)で運転しています。山麓駅1階でチケットを購入し、同建物の乗り場から乗車します。
大人(中学生以上):片道1,000円 往復1,500円
小人:片道500円 往復700円
団体運賃(15名様以上)
大人(中学生以上):片道900円 往復1,350円
小人:片道450円 往復650円
その他修学旅行割引や障害者割引は公式ホームページで確認出来ます。
ロープウェイ運賃・営業時間
屋上が展望台となっている建物の1階にはロープウェイチケット売り場があり、2階にはショップや、コース料理も楽しめるレストラン「ジェノバ」、3階部分にはティーラウンジがあります。レストランは事前に混雑状況を調べ、予約がおすすめです。
ロープウェイを降り、右手側に進むと展望台があり函館市内の景色を見ることが出来ます。左手側にはベイエリアが広がり、外の広場は通称「漁火広場」と呼ばれています。夜間、真イカ漁の季節には、津軽海峡の漁火が見れ、市街地の眺望とはまた違った夜景観賞が出来ますよ。
ロープウェイ営業時間
始発:10:00
上り最終:21:50(4月25日~10月15日)、20:50(10月16日~4月24日)
下り最終22:00(4月25日~10月15日)、21:00(10月16日~4月24日)
山頂屋内展望台営業時間
10:00~22:00(4月25日~10月15日)
10:00~21:00(10月16日~4月24日)
※ロープウェイは秋に整備点検が行われ、その時期は運休となりますのでご注意ください。
標高334mの御殿山を始めとし12の山々が連なる函館山は、牛が寝そべっているように見えることから別名、臥牛山(がぎゅうざん)とも呼ばれています。
函館山は明治~太平洋戦争終了までの間、軍の要塞地として使われ、一般市民の立ち入りは禁止されていました。そのため豊かな自然が育ち、約600種の植物、約150種の野鳥と小動物が生息し、1964年には鳥獣保護区特別保護地区に指定されています。
函館山ふれあいセンターを起点とした山麓の整備された登山道ではハイキングを楽しめます。
複数のコースが用意されていて、もちろん無料なので、時間がある方はぜひ函館山の自然を感じられるハイキングをしてみてください。
植物の採集は禁止されていますので、自然を守って観賞してくださいね。
ハイキングコースマップはこちら
函館山ハイキングコースマップ
また、函館空港近くには湯の川温泉があります。ハイキングで疲れた体や1日の疲れを温泉で癒やして、帰りの飛行機に乗るのもいいですね。
昼間はハイキング、夜は美しい夜景を楽しめる函館山。天気が晴れた日には、ロープウェイから眼下に広がる眺めを味わいつつ、山頂展望台から世界に誇る夜景を見に行きましょう。
函館の夜景を満喫できる現地オプショナルツアーもチェックしてみてください。
※交通機関や施設の料金、時間等は予告なく変更になる場合があります。最新情報は公式サイトも合わせてご確認ください。