ニュージーランドには、その広大な大地が育む自然由来のお土産が沢山あります。
この記事では、グルメからオーガニック用品、マオリ文化や伝統に関連するお土産など多岐にわたりご紹介します。
ニュージーランドでは、全国的にワイン生産地(ワイナリー)が点在しており、穏やかな太陽が育んだ美味しいワインは、世界中の美食家たちの舌を唸らせています。
ソーヴィニヨン・ブランやシャルドネは代表的な白ワインですが、地域によっても香りや味わいが変わるので、ワイナリーツアーでぜひお気に入りの風味を発見してください。
お土産品としてワインを購入した場合、免税を受けられる本数は3本まで(1本760mlのもの)となります。ただし、税金を支払えばそれ以上持ち込むことも可能です。
日本に入国の際、「携帯品・別送品申告書」の提出が必須のため、帰りの機内または日本の空港で入手してください。
本数が多い場合は配送なども可能ですので、必要な手続き等については税関スタッフへお尋ねください。
世界中でも有名なニュージーランド産のマヌカハニーは、体内で悪さをするピロリ菌を退治するなど、抗菌効果が高いことで注目を集めています。そのため、食品としてだけではなく、クリームなどのスキンケア用品など幅広い用途で使用されています。
健康志向の人には外せないニュージーランド土産ですね。
マヌカハニーの産地として有名なニュージーランドでは、日本人の身体にも優しいオーガニックコスメが目白押しです。
UKビューティーアワードにも選出された「Manuka Doctor」、1974年に2名の養蜂家により設立され現在もなお自然と健康を追求している 「Comvita」 などの専門店では、高品質なマヌカハニー商品を購入できます。
品揃え豊富で自分の肌により合った商品を見つけるためには、やはり直営店に赴くのがおすすめです。
また、食用のハチミツや普段使いできるスキンケア用品(ハンドクリームやリップクリーム等)はスーパーでも購入可能です。
ニュージーランドで飼育されているメリノ種という羊の毛を使用した羊毛製品です。
高山地帯の寒暖差が激しく厳しい自然環境を生き抜く羊の毛は、夏には体温を適切に保ち、冬は保温に優れている、薄手ながら高機能のセーターを作り出します。
中でも「Icebreaker」は日本でも多くの店舗を構える国内外で人気のブランドです。
シープスキン(羊の革)も通気性や保温性に優れており、革製品にしては手入れも簡単なため日常使いにもおすすめです。
家の中も靴で過ごすことが多いニュージーランドでは、冬場にスリッパ代わりにシープスキンブーツを履くこともあるようで、地元の人々にとっても必須のアイテムです。
ふわふわの羊のぬいぐるみやニュージーランドを象徴するようなおもちゃは、小さな子供達にも大人気です。手元にあれば、帰国後もニュージーランドでの滞在をきっと思い出させてくれることでしょう。赤や黄色の原色が眩しく木材が温かい、蜂の「バジー・ビー」はニュージーランドの国民的キャラクターで、街のお土産屋などで出会えます。
1983年、たった2人の兄弟の「人々を笑顔にすることができるクッキーを広めたい!」という想いから始まったクライストチャーチ発のクッキーブランドです。
ホームメイドならではのチョコレートチャンクがゴロゴロと入ったクッキーは今や国民的お菓子となり現在ニュージーランド国内シェア80%を占めています。
日本にも、原宿に第一号店があるので、帰国後もずっと楽しめるのがいいですね。
クッキータイム クライストチャーチ店
住所:789 Main South Road, Templeton
クッキータイム 原宿店
住所:東京都渋谷区神宮前 1-21-15 ナポレビル原宿1階
Whittaker家より代々営まれ、1896年の創立以来、カカオの割合が選べる板チョコ「クラシックブロックス」、多様なフレーバーが楽しめ、パッケージデザインも美しい「スペシャリーブロックス」など、家庭用、ギフト用など様々な種類があり、多くの人々に親しまれています。
定番商品はスーパーマーケットでも購入可能なので、ばらまき土産としてもおすすめです。
抗菌作用が高いマヌカハニーのハンドクリームは身体に優しい自然由来のため、老若男女の方々に安心してプレゼントできるお土産です。各ブランドの専門店や薬局などで気軽に購入いただけます。
プロポリスの原料はさまざまな樹液や樹脂(ヤニ)。ギリシャ語で「都市への敵の侵入を防ぐ城壁」という意味で、ミツバチは、自分達が生活をする巣を守るためにプロポリスで巣の入り口や壁を保護しています。プロポリス配合の歯磨き粉は口内炎などの口の悩みにも効果的と言われています。
キーウィフルーツは抗酸化物質が豊富な果物で、ビタミンC、ミネラル類、オメガ3といった肌の健康に嬉しい成分も多く含んでいます。
生産量が多いニュージーランドでは、食用のみでなく、キウイフルーツのエキスを配合した美容用品も多く販売しており、ニュージーランドらしいお土産の一つと言えるでしょう。
「KIRI」のリップバームは色鮮やかなパッケージで女性にも喜ばれること間違いなしです。
頭、身体、髭そりにも使用できるオーガニック石鹸は、マヌカハニーやフルーツはもちろん、ヤギのミルクやビールなど珍しい原料の石鹸も多いので、ぜひお気に入りの香りを探してみてください。
南島のウエストコースト地方は翡翠の生産地として名を馳せており、ごく限られた川の付近でのみ産出する翡翠の一種は「ポウナウ」と呼ばれています。マオリ族の間で古くからタオンガ(宝物)として大切に扱われてきたこともあり、ニュージーランドの歴史の大切な一部であると同時に、パワーストーンとしてお土産にも最適です。
酪農大国であるニュージーランドは、乳製品も豊富でその濃厚でクリーミーな味わいが特徴です。
日本では馴染みのない「缶入り」バターは常温で長期間(約1年半)保存することが可能です。パッケージも可愛らしいのでお料理好きな友人へプレゼントしてみてはいかがでしょうか。
ピーナッツバターも多くのニュージーランド人に親しまれており、2019年2月にはネルソン・タスマン地区の国内外の旅行者向けの観光スポットとして「ピックス・ピーナッツバター・ワールド」がオープンしました。
「ピックス・ピーナッツバター・ワールド」では、工場見学をしたり、自分でピーナッツバターを作ったりと、お土産購入以外にもアトラクションが沢山あります。
イギリスはロンドンで1706年に創業した紅茶の老舗「Twinings社」のニュージーランド限定のフレーバーがあります。その名も“TWININGS NEW ZEALAND BREAKFAST” です。
成分や香りにこだわり、少しスモーキーで香り高い後味を実現しました。
パッケージにはニュージーランド固有の鳥とマウントクックの山脈が描かれており、ひと目でニュージーランド限定の紅茶と認識できます。
ニュージーランドの国民の生活の中にはコーヒーが根付いており、カフェスタンド、コーヒー専門店、レストランでの食事など色々なシーンでコーヒーを楽しんでいます。また、ビジネスマンが昼間のオープンカフェでミーティングをしている風景も珍しくありません。
中でも、首都ウェリントンはコーヒーで有名で、アメリカのCNNが行った「世界のコーヒーの街」に選ばれたことも。
ニュージーランドに来たらぜひ、エスプレッソとクリーミーに泡立てたミルクで作った「フラットホワイト」をご賞味ください。
ニュージーランドの国民的スポーツ「ラグビー」、2019年にはワールドカップ日本代表のベスト8進出という、歴史的快挙と健闘もありました。
ニュージーランドのナショナルチーム「オールブラックス」の公式グッズはスポーツ好きにはぴったりのお土産です。町中のスポーツショップの一角やお土産店でも購入できますが、2018年にはオークランド空港内に史上初の公式ショップがオープンしました。国際空港内1階出発ゲート前にあるので、一般のお客様もご利用可能です。
ニュージーランドのスーパーでお土産を購入することの利点は、何と言っても価格をリーズナブルに抑えられることです。
職場や学校用のばらまきお菓子や紅茶などをまとめて見つけることができます。
また、家庭で使える石鹸や歯磨き粉も置いてあることが多いです。
スーパーによっては自社ブランドも展開しているので、「スーパーで買った」と分かっても差し支えない場合は大いにチェックしてみてください。
ニュージーランドの大手チェーンスーパー:Countdown、New World、PAK’n SAVE など
自然豊かなニュージーランドが生んだマヌカハニーやフルーツ由来の美容用品、美しい翡翠のアクセサリーや羊毛のファッショングッズなど、体の内側からも外側からも楽しめそうなお土産が沢山ありますね。
旅行後もニュージーランドを纏い、現地での思い出を感じられるよう、ぜひ自分へのご褒美としても購入していってください。
VELTRAではニュージーランド全域のおすすめツアーやアクティビティを紹介しています。
観光やお買い物など、気になるものがあればぜひご参加ください。
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