Photo by 国営沖縄記念公園(海洋博公園):沖縄美ら海水族館

沖縄本島で観光するならここ!エリア別のおすすめスポットは?

沖縄の玄関口である那覇空港を有し、アクセスしやすい沖縄本島。海はもちろん、人気の「美ら海水族館」や歴史的建造物も多く、季節を問わずに楽しめます。この記事では沖縄本島を観光する際に、抑えておきたい基本情報やスポットをお伝えします。

2020/02/14

沖縄本島の基本情報

本州と東南アジアのほぼ中間に位置し、大小160の島からなる沖縄県。沖縄本島は、その沖縄諸島の中で最大の面積を持つ島です。

沖縄本島へは、全国各地の空港から那覇空港までの直行便が運航しており、JAL、ANAのほか、LCCを利用できます。そのほか、鹿児島からフェリーで行くこともできます。

所要時間は、羽田空港から那覇までは約2時間50分、新千歳空港からは約4時間、中部国際空港からは約2時間30分、関西国際空港からは約2時間15分、福岡空港からは約1時間40分です。鹿児島からのフェリーは、25時間ほどで一泊二日の旅が楽しめます。

沖縄本島は大きく「北部」「中部」「南部」の3つのエリアに分けられます。

北部には豊かな森が広がっており、北部一帯が「やんばる(「山々が連なり、森が広がる地域」の意)」と呼ばれています。山と亜熱帯の植物が茂る森があり、太古からの雄大な大自然が残っているのが魅力。有名な「美ら海水族館」やリゾートホテル郡が集まるエリアでもあります。

中部多彩な文化が集まるエリア。陶芸工房があつまる読谷(よみたん)、アメリカ文化が色濃い北谷(ちゃたん)、おしゃれなエリアとして注目されつつある浦添(うらそえ)など、それぞれが独自の特徴を持っており、街歩きが楽しいエリアです。

南部には沖縄の県庁所在地である那覇市があり、有名な国際通りをはじめ都会的な雰囲気が特徴です。一方で、琉球王国の栄華が垣間見える首里城や、戦争の悲惨さを伝える「ひめゆりの塔」など、沖縄の歴史を感じられる施設が多いのもこのエリアの特徴です。

沖縄本島の観光スポット

見どころいっぱいの沖縄本島。一度は訪れたい観光スポットを、北部、中部、南部に分けて紹介します。

北部

沖縄美ら海水族館

沖縄本島の有名な観光スポットの1つがこちら。巨大水槽「黒潮の海」では、世界最大の魚であるジンベエザメをはじめ、ナンヨウマンタなど大型の魚がゆったり泳ぐ姿を観察できます。

海洋博公園

本部半島の海に面した広大な公園。敷地内に「美ら海水族館」を有するほか、無料のイルカショーが見られる

「オキちゃん劇場」やコーラルサンドを敷き詰めた「エメラルドビーチ」などがあり、一日中楽しめます。

古宇利島(こうりじま)

古宇利島は、美しい海に囲まれた小さな島。隣の屋我地島(やがじしま)と古宇利大橋で結ばれており、車で渡れます。橋から見える海は透明度が高く、人気の観光地です。島内にはビーチの他、昔ながらの古民家やさとうきび畑など、沖縄らしい風景が広がっています。

中部

ビオスの丘

亜熱帯の植物が広がる自然植物園。ヤギのお散歩や水牛車への乗車など、動物と触れ合えるアクティビティが多く、子連れファミリーにおすすめのスポットです。人気の湖水鑑賞舟では、船頭による植物や小動物についてのガイドを聞きながら、約25分間のジャングルクルーズが楽しめます。

残波岬(ざんぱみさき)

読谷村にある残波岬は、高さ30mもの断崖絶壁が約2kmつづき、青い空と海に白い波しぶきと灯台が映える景勝地です。晴れた日には慶良間諸島(けらましょとう)まで望めます。また、沖縄本島の最西端に位置するため、夕日の絶景スポットでもあります。

万座毛(まんざもう)

国頭郡恩納村の景勝地である万座毛。恩納村役場の北西に位置する岬で、象に似た岩が有名なフォトスポットとなっています。眼下にはコバルトブルーの美しい海が広がり、海中の岩と共に雄大な自然を感じることができます。

南部

ガンガラーの谷

鍾乳洞だった場所が崩落してできた亜熱帯の森。広さは約14,500坪もあり、専任のガイドと一緒に約80分の「探検」を楽しめます。見どころは「大主(ウフジュ)ガジュマル 」高さ約20mもの大ガジュマルの荘厳な姿は、フォトスポットとしても人気です。

瀬長島(せながじま)

那覇空港から一番近い離島である瀬長島。周囲約1.5kmの小さな島で、沖縄本島南部の約1kmに位置し、本島とは海中道路でつながっています。気軽に行ける離島でありながら美しい海に囲まれており、ウィンドサーフィンやバーベキューが楽しめる他、ショッピングや飛行機を間近で見られる展望デッキ、夕景など見どころが多い島です。

斎場御嶽(せーふぁうたき)

御嶽とは南西諸島に分布している「聖地」の総称。その中でも斎場御嶽は琉球王国最高の聖地で、国家的な祭事が行われてきました。御嶽内には6つのイビ(神域)があり、今でも日々の祈りを捧げる場所となっています。

沖縄本島のおすすめホテル

沖縄本島には本格的なリゾートホテルから、コスパが素晴らしいファミリー向けホテルまで、さまざまなホテルがあります。ビーチでのんびりするのか、観光やグルメとアクティブに動くのか、滞在タイプに合わせて選びましょう。

ハイアットリージェンシー 瀬良垣アイランド 沖縄

沖縄本島北部、恩納村の瀬良垣島にあるリゾートホテル。本島と瀬良垣島は橋で結ばれており、ホテルのまわりは360度海に囲まれています。全客室にオープンエアのバルコニーがある「ザ・アイランド」、キッチン完備で長期滞在に嬉しい「ザ・ビーチハウス」、ラグジュアリーな「瀬良垣アイランドスイート」など、ニーズに合わせて様々な滞在スタイルを楽しめます。

[公式] ハイアット リージェンシー 瀬良垣アイランド 沖縄|沖縄のビーチリゾートホテル

ハイアット リージェンシー 瀬良垣アイランド 沖縄は、沖縄本島屈指のビーチリゾートである恩納村の美しい海に囲まれた瀬良垣島を舞台としたリゾートホテルです。その類まれな環境と美しい自然に依存することな…

 

ホテル日航アリビラ ヨミタンリゾート沖縄

スパニッシュコロニアル調の外観に、絵画やオブジェ、照明など館内インテリアが素晴らしく、満ち足りた気分にさせてくれるホテル。朝食は全国のホテル朝食ランキングで入賞するほどハイレベルです。目の前に広がる「ニライビーチ」は県内屈指の透明度を誇ります。干潮時には多くの海の生き物に出会えますよ。

 

ベッセルホテルカンパーナ沖縄

ファミリーにおすすめなのがこちらのホテル。「もっと気軽に家族旅行を楽しもう」をスローガンに掲げており、子供向け設備やサービスが充実しています。嬉しいのが「18歳以下の子供の添い寝が無料」な点。両親2人分の宿泊費で子供も一緒に泊まれます。更に12歳以下であれば朝食も無料です。

ベッセルホテルカンパーナ沖縄|公式ホームページ

沖縄県北谷のホテル(全室禁煙)。地上10階に開放感あふれる展望浴場があり絶景をお楽しみいただけます。サンセットビーチが徒歩圏内にあり、ショッピングやグルメが楽しめるデポアイランド内に立地した沖縄の旅…

 

沖縄本島の人気グルメ

独自の食文化が根付く沖縄。定番のチャンプルーやソーキそばのほかにも、海鮮やステーキなど、美味しいものが多く迷ってしまうほどあります。ここでは沖縄旅行の際にはぜひ訪れたい、人気のグルメスポットを紹介します。

ソーキそば専門店 田舎

国際通りから徒歩5分ほどのレトロな雰囲気の路地裏にあるお店です。特徴はその価格で、ソーキそば一杯がなんと390円と格安。しっかり炊き上げられた軟骨ソーキがトッピングされ、シンプルで昔ながらの美味しさを味わえます。

ジャッキー ステーキハウス

ステーキハウスの多い沖縄本島でも老舗のお店です。ステーキは「テンダーロインステーキ」「ニューヨークステーキ」「ハンバーグステーキ」の3種類。人気店で行列ができていることも多いため、待ち時間を減らしたい方はピーク時間をずらしていきましょう。

 

百年古家 大家(うふやー)

築100年超の古民家で、滝の流水音を聞きながら食事が楽しめるお店。おすすめは「アグーのしゃぶしゃぶ」。口の中でとろけるような上品な味わいのアグー豚の肉質を、存分に楽しめるメニューとして人気です。

沖縄・名護 沖縄そばと琉球料理の店「百年古家 大家」
沖縄・名護 沖縄そばと琉球料理の店「百年古家 大家」

沖縄名護市に構える。沖縄そば・琉球料理の「百年古家 大家」公式ホームページ。

 

島酒と肴 しまぁとあて

国際通りに接する屋台村にあるこの店では、「ゴーヤーチャンプルー」「じーまみ豆腐」といった沖縄定番のメニューが味わえます。また店には常時50銘柄以上の泡盛が並び、泡盛マイスターでもあるオーナーにオススメの泡盛を選んでもらえます。

 

見どころ満載な沖縄本島は、オプショナルツアーで効率的に

観光地もグルメスポットも多く、見どころ満載な沖縄本島。観光スポットも北部・中部・南部とあちこちに散らばり、面積も広いため、限られた時間で効率的に回るにはオプショナルツアーに参加するのもひとつの手です。ベルトラでは沖縄本島を楽しむ多彩なオプショナルツアーを用意しています。ツアー専用のバスなどで移動するため、自分で車の運転ができない場合も安心ですよ。

 

※交通機関や施設の料金、時間等は予告なく変更になる場合があります。最新情報は公式サイトも合わせてご確認ください。

この記事に関連する記事はこちら

この記事に関連する旅行記はこちら