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士林夜市の楽しみ方|おすすめ屋台グルメ情報、食べ歩きの注意点

台湾旅行の目玉の1つともいえる夜市。ぜひ観光スケジュールに加えてほしいところですが、台湾にはたくさんの夜市があってどこに行けばいいのか迷ってしまう人も多いでしょう。そんなときは台湾最大級といわれる「士林夜市」がおすすめ。観光拠点として便利な台北市内にあり、日本人観光客も多く訪れるので、まずはここからおさえましょう!

2020/02/14

士林夜市の基本情報

まずは士林夜市の基本をチェックしましょう。最寄り駅やターミナル駅からのタクシー料金などもあらかじめ確認しておくと安心です。

士林夜市ってどんなところ?

台湾最大級の夜市「士林夜市」のメイン会場は「士林市場」と呼ばれる建物です。食べ歩きもできるグルメエリア、美食區(メイシーチュー)はここの地下に集まっています。屋内なので衛生面も安心です。「士林市場」の中にはコインロッカーやお手洗い、授乳室まであるので、荷物の多い観光客や子ども連れにも嬉しい配慮が行き届いています。

「士林市場」の建物以外にも、周辺には屋外グルメ屋台がたくさん出ています。より台湾のローカル感を味わえるので、ぜひこちらも歩いてみてください。衣料品やアクセサリーを売る屋台や、台湾では定番の夜市ゲーム、さらに占いやマッサージを楽しめるお店もあります。台湾グルメを味わうだけでなく、お土産を買ったりお店の人と交流したり、ちょっと変わった体験ができるのも士林夜市の魅力です。

おすすめのアクセス方法は?タクシー料金の目安は?

士林夜市に行くのに一番おすすめの方法は電車です。士林夜市の最寄り駅はMRT「剣潭」駅で、徒歩3分ほどのところにあります。駅の出口は2か所ありますが、夜市に行くなら1番出口へ。17時以降であれば、駅の出口付近からは大勢の人が士林夜市に向かって歩いていくので流れに乗って行けば到着するはずです。

MRT「台北」駅からは紅線(淡水線)に乗ります。「剣潭」までの所要時間は約15分、料金は20元(73円)ほどです。

士林夜市は24時ごろまで開催しているので、満喫しすぎてうっかり終電を逃してしまったという人もいるのではないでしょうか。そんなときはタクシーを利用するのがおすすめ。タクシーは夜市の周辺で比較的簡単につかまるはずです。士林夜市から台北駅近くまでのタクシー料金は、交通状況や時間帯にもよりますが250元(912円)ほどです。

営業時間

夜市が開かれる時間帯は場所によって異なりますが、士林夜市は少し早めの17時ごろから24時すぎまで開催されます。盛り上がるのは20時~22時ごろ。夜市の活気にふれてみたい人は、盛り上がる時間を狙って行くのもおすすめです。

周辺のホテル事情をチェック

士林夜市のあるエリアは台北市内からは少し離れた場所にありますが、アクセスが簡単なので台北市のホテルに宿泊するのがおすすめです。士林エリアは緑が多く、市内に比べて落ち着いた雰囲気なので、喧噪を離れて宿泊したい方は士林エリアでホテルを探しましょう。士林駅や剣潭駅の近くはモダンなビジネスホテルが多く、少し離れると高級感のあるホテルもあります。

士林観光夜市
https://www.travel.taipei/ja/attraction/details/1699

士林夜市は台北市最大の夜市であり、主に二つのエリアに分けられます。一つは、傳統陽明戲院の周辺から、大南路沿いの慈誠宮一帯までの区域です。もう一つは、士林市場に位置し、集中管理されている美食街です。M…

士林夜市のおすすめグルメ

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いよいよ士林夜市で食べられるおすすめグルメを紹介します!ここで紹介する台湾の定番B級グルメは、地元の人たちも通って食べる人気メニューです。

牡蠣オムレツ

まず押さえたいのは、台湾グルメの代表格である「蚵仔煎(オアジェン)」。これは牡蠣入りのオムレツで、レストランや屋台で食べられる定番の小吃(シャオチー/一品料理)です。オムレツの上には台湾風の甘辛いタレがかかっていて、食欲をそそります。士林夜市には蚵仔煎を取り扱うお店が多数ありますが、「士林市場」地下1階にある「大頭龍蚵仔煎(ダートウロンフージージャン)」は行列ができるほどの人気店です。値段は一皿60元(219円)ほどで、気軽に味わえます。

麺線(ミェンシェン)

麺線(ミェンシェン)は、そうめんのような細い麺をとろみのある出汁のきいたスープで煮込んだ台湾のB級グルメ。豚の大腸やパクチーが具としてトッピングされています。牡蠣がのっているもの、イカが入っているものなどさまざまあり、セルフで黒酢やこしょうなどを足すことができる味変コーナーがある屋台も。ぜひ現地で自分好みの味を試してみてください。値段はお店やサイズによって異なりますが、だいたいの相場は小サイズで25元(91円)ほどです。

さつまいもボール

「小皇地瓜球」と書かれた黄色いカプセル型の屋台を見つけたら、ぜひ立ち寄ってみてください。ここではさつまいもをボール状にして揚げたお菓子を購入できます。外はカリカリ、中はモチモチの台湾ではよく見かけるスナックで、食べ歩きの箸休めにもぴったり。こういったデザート感覚の屋台が多いのも士林夜市の楽しいところです。マンゴーのかき氷やジューススタンドもたくさんあります。

さつまいもボールは味が選べて、プレーン、チョコ、海苔、梅、レモンペッパー、胡椒の6種類。サイズは3種類あり、大が27個入って50元(182円)、中が15個で30元(109円)、小が10個入りで20元(73円)ほどです。

胡椒餅(フージャオビン)

ゴマをまぶしたパリパリの生地に、胡椒がきいた肉の餡を入れた台湾の定番小吃「胡椒餅」。街中などいろいろなところで食べられますが、士林夜市で人気のお店は「丞祖(チョンツウ)」という屋台です。200℃の熱で焼き上げる胡椒餅はスパイシーで、お肉とネギのバランスが絶妙!日本人にも人気の小吃、どんな味がするのかぜひご自身の舌で確かめてみてください。

ちなみに、胡椒餅を買うときのコツは、あえて混んでいるお店を選ぶことです。一番おいしい揚げたてが食べられますよ。

ほかにも、「香腸(ヒョンチョン)」と呼ばれる台湾ソーセージや「臭豆腐」、台湾フライドチキン「雞排(チーパイ)」など、屋台ならではのグルメがたくさんあるので、現地の人にならってチャレンジしてみてください。

士林夜市の注意点

士林夜市に行く際は、①ウエットティッシュ②ビニール袋③ポケットティッシュ、この3つが必需品です。士林夜市では手を洗う場所があまりありません。ウエットティッシュを持っていると、手や口の汚れを拭くのに便利です。食べ歩きをメインに考えている人はビニール袋やジップロックを持参しましょう。ついつい注文しすぎてしまったとき、食べきれなかったものを持ち帰ったり、ごみを処分したりするのに使えます。また、士林夜市は広大なこともあり、紙のないトイレもあります。そんなときのためにポケットティッシュも必須です。

また、台湾は治安のいい国ですが、人がごった返す士林夜市では貴重品の管理にも十分注意しましょう。荷物が多い時は「士林市場」内のコインロッカーを利用するなどして、対策をとるのがおすすめです。

屋台で注文をする際は、日本語が通じるお店もありますが、念のため最低限の中国語をメモして行くのがおすすめです。ローカル気分も味わえますよ。

士林夜市を含む台北市周辺観光ならツアー参加が便利

台北市には夜市以外にも歴史的な史跡や近代的な観光施設が多いのが特徴です。士林夜市は17時からなので、午前から夕方まで台北市内を観光し、夕食がてら夜市へ向かうのがおすすめルートです。台北は見どころや観光地が多すぎてスケジュールを組むのが大変という人、電車に乗るのが不安な人は現地オプショナルツアーへの参加がおすすめ。士林夜市を含む台北市、台北市周辺の観光地をくまなく散策できます。ベルトラにはニーズに応じた台北ツアーがたくさん用意されているので、ぜひチェックしてみましょう。

※1元=約3.65円(2020年1月23日時点)

※交通機関や施設の料金、時間等は予告なく変更になる場合があります。最新情報は公式サイトも合わせてご確認ください。

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