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台湾のおすすめ夜市|屋台グルメやショッピングを満喫!

おいしいものが目白押しの台湾。B級グルメを楽しみたいなら、絶対に外せないのが「夜市」です。この記事では日本人観光客が行きやすい定番から、あまり観光客には知られていない穴場の夜市まで幅広く紹介。全部を回って制覇したくなるほど、どの夜市もそれぞれの魅力でいっぱいです!

2020/02/14

台湾の夜市の基礎知識

最初に台湾夜市の基本情報を予習しましょう。夜市の歴史や注意点についても紹介します。

台湾の夜市の歴史

夜市は主に中華圏や東南アジアなど、熱帯地域を中心に存在する市場です。年間を通して暖かく、湿度の高い台湾では、日中の暑さを避けて夜に外出する人が多いことから夜市が生まれました。歴史の中で発展と衰退を繰り返しながら、台湾の経済を支えてきた存在でもあります。

台湾の夜市の特徴

台湾では観光夜市が有名です。観光客に人気の大型夜市から、地元の人たちが集まる小規模なものまでさまざまな夜市があります。ガイドブックにも多数紹介されており、台湾観光の目玉ともいえる存在です。グルメはもちろん、ファッションアイテムやアクセサリーを売る店などいろいろな露店が並びます。  

営業時間

夜市が開かれる時間帯は場所によって異なりますが、だいたい18時ごろから24時すぎくらいまで開催されます。21時~22時ごろが特に盛り上がるので、夜市の活気にふれてみたい人はこの時間を狙って訪れるのもおすすめです。

注意点

食べ歩きをメインにするなら、ウェットティッシュは必須です。夜市には手を洗う場所がないため、手や口の汚れを拭くのに持っていると役立ちます。また扱うメニューも屋台によって異なるので、つい注文しすぎてしまうかもしれません。食べきれなかったものを持ち帰ったり、ごみを自分で処分したりするのに便利なビニール袋も持参することをおすすめします。たくさんの人が集まりごった返すこともあるので、貴重品の管理にも十分注意しましょう。

台湾のおすすめ夜市①【定番編】

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さっそく台湾のおすすめ夜市を順に見ていきましょう!まずはガイドブックやメディアでもよく取り上げられる定番夜市と、その楽しみ方を紹介します。

士林夜市(シーリンイエシー)

台北市で開催される「士林夜市」は、台湾全土で見ても最大規模の夜市です。MRT「剣潭」駅前から徒歩3分ほどのところにあります。駅から降りたら大勢の人が向かう方向に歩けば到着。アクセスがよく、気軽に立ち寄りやすいのも人気の理由でしょう。メイン会場は「士林市場」という建物で、グルメエリアはここの地下に集まっています。屋内なので衛生面が気になる方も安心です。おすすめは「士林豪大大鶏排(シーリンハオダーダージーパイ)」の特大サイズのスパイシーフライドチキン。ほかにもおいしいお店は行列ができているのでチェックしてみましょう。

士林観光夜市
https://www.travel.taipei/ja/attraction/details/1699

士林夜市は台北市最大の夜市であり、主に二つのエリアに分けられます。一つは、傳統陽明戲院の周辺から、大南路沿いの慈誠宮一帯までの区域です。もう一つは、士林市場に位置し、集中管理されている美食街です。M…

饒河街観光夜市(ラオハージエイエシー)

「饒河街観光夜市」は台北市東部にあります。士林夜市に比べれば規模は小さくなりますが、台湾の伝統グルメを楽しめる夜市です。MRT「松山」駅を下車し、徒歩2分ほどの場所にあります。ここで人気なのは「福州世祖胡椒餅(フーゾウシーズーフージャオビン)」の胡椒餅。これは、黒胡椒をかけた豚肉とネギを小麦粉で肉まんくらいの大きさで包んだ食べ物で、饒河街観光夜市に来たらまずは食べるべき、という人も多いほどの有名グルメです。入口すぐそばにあり、行列ができていることが多いので場所もわかりやすくて安心。

寧夏夜市(ニンシャーイエシー)

地元の人たちもよく訪れるという「寧夏夜市」。最寄りはMRT「雙連」駅とMRT「中山」駅で、どちらからでも歩いて10分程度の場所にあります。臭豆腐の独特の香りが漂ってきたらもうすぐそこ。寧夏路の通り沿いにはずらっと並ぶ店舗が100軒以上あり、グルメ屋台のほかにも地元の子どもたちが遊ぶゲーム台などが並び、見ているだけでも楽しい通りです。ここの人気は「頼鶏蛋蚵仔煎(ライジーダンオアジェン)」のカ仔煎。これは台湾の代表的な料理のひとつで、牡蠣のオムレツのことです。テイクアウト、イートインどちらも可能。

雙城街夜市(スワンチェンジエイエシー)

「雙城街夜市」は夜市という名前がついていますが、昼間から営業しているのも特徴のひとつです。夜に出歩くのはちょっと……という人も気軽に立ち寄れます。別名「雙城美食一條街」と呼ばれ、その名の通り一日中おいしいグルメを楽しめる場所です。最寄駅はMRT「中山国小」駅で、駅から徒歩4分ほどで到着します。平日の昼間にはランチを食べに来る地元の人の姿も多く見られます。どちらかというとコンパクトな市場なので、大きな市場を歩くのは避けたいけれど夜市の雰囲気を楽しみたい人、市場の朝食をさっと味わいたい人におすすめのスポットです。

臨江街観光夜市(トンホァジエイエシー)

「臨江街観光夜市」は比較的小規模で、台湾のローカルな雰囲気を楽しみたい人にぴったりの夜市です。最寄駅はMRT「信義安和」駅で、台北のランドマークである超高層ビル台北101(イーリンイー)のすぐ近く。台北101から歩いても15分程度で到着するので、このエリアを観光する際はセットで訪れるのがおすすめです。ここで人気なのは「上海生煎包・鍋貼(シャンハイシェンチェンパオ・グオティエ)」の生煎包。焼き餃子の「鍋貼」もありますが、より人気なのは生煎包。どちらが自分の口に合うか、実際に食べて確かめてみてください。

台湾のおすすめ夜市②【穴場編】

続いて、観光客にもあまり知られていない穴場の夜市を紹介!より台湾らしさを感じたい人、地元の人々の暮らしぶりを覗いてみたいという人はこちらを参考にしてみてください。

南機場夜市(ナンジーチャンイエシー)

「南機場夜市」は台北市の西側にあり、台北市の中でもローカルな雰囲気抜群の夜市で、下町のような街並みが特徴です。最寄駅はMRT「龍山寺」駅で、駅から歩いて20分ほどのところに位置します。駅からは少し遠いですが、街歩きを兼ねて訪れるのがおすすめ。この市場は水餃子ストリート、フレッシュジュースストリートなど通りに名前がつけられており、その名にちなんだメニューを取り扱うお店がまとまって並んでいます。中でも「南機場現搾果汁」は、テレビでも紹介される“名物おばちゃん”が作るフルーツジュースがおいしいと評判のお店です。  

延三夜市(ユエンサンイエシー)

日本人の姿をあまり見かけないほど穴場の「延三夜市」はディープな雰囲気の夜市。MRT「大橋頭」駅から徒歩1分ほどで到着できるという好立地も魅力です。大通りの両脇に並んだ屋台のほとんどが車道側を向いているため、バイクで訪れた現地の人が購入しやすいのも特徴です。また、屋台のほかにちょっとした居酒屋のようなイートインスペースがあるお店も目立ちます。台湾の人々のリアルな食事風景といった趣で、台湾通にはたまらない光景でしょう。おすすめは「黃大腸煎(ホアンターチャンジェン)」の台湾ソーセージ。ビールと一緒に食べたくなる、屋台ならではの味です。  

楽華夜市(ルーフアイエシー)

「楽華夜市」は台北市の隣、新北市に位置する夜市。地元民の舌を満足させる選りすぐりの台湾グルメが食べられることで有名な、知る人ぞ知る美食夜市です。最寄駅はMRT「頂溪」駅で、駅から歩いて10分ほどで到着します。台北市からアクセスしやすいので、観光客でも少し足をのばすだけで遊びに行けます。グルメ屋台のほかに洋服屋や雑貨屋、布団屋、ハムスターなどの小動物を販売するお店まで揃う「何でもあり」の空間は、ほかの夜市とは一味違った魅力があります。ここで挑戦してみたいのが「臭豆腐」。においが苦手という人が多い料理ですが、「方家園」の香酥臭豆腐(揚げた臭豆腐)は食べやすい一品です。

夜市めぐりの移動のコツは、貸切チャーターを利用すること!

アクセスしやすい大型夜市のほか、足をのばして穴場の夜市にも訪れたいなら貸切チャーターがおすすめです。貸切チャーターを利用する場合は、日本で格安専用車をチャーターできるプランを予約しておけば大丈夫。運転手付きなので、終電を過ぎるまで夜市でお酒を飲んでも問題ありません。安心して台湾ナイトライフを楽しみましょう。

※交通機関や施設の料金、時間等は予告なく変更になる場合があります。最新情報は公式サイトも合わせてご確認ください。

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