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ハワイ・ダイヤモンドヘッドの観光情報│登山時の服装と見どころ

ワイキキの東側にそびえ立つダイヤモンドヘッド。オアフ島の象徴とも言えるこの雄大な山は遠くから眺めるだけでもリゾート気分が高まりますが、山頂から絶景のワイキキビーチを見渡すのもまた特別な体験です。この記事では、初めてハワイを旅する人はもちろん、何回か訪れているのにまだ登頂したことがない人にもぜひ登っていただきたい、ダイヤモンドヘッドの魅力をお伝えしましょう。

2020/02/14

ダイヤモンドヘッドの基礎情報

ハワイのアイコン的存在でもあるダイヤモンドヘッド。山頂からはオアフ島の風光明媚な景色を一望できるのが魅力です。ここではそんなダイヤモンドヘッドの標高やアクセス方法、日の出・日の入りの時間の目安などを紹介します。

標高

ダイヤモンドヘッドの標高は約230m。場所によっては急な坂道や長い階段もありますがトレイルも多く整備されているため、大人から子供まで安心して登ることができます。

行き方

ダイヤモンドヘッドはオアフ島の最南端に位置します。ハワイの玄関口、ホノルル空港(ダニエル・K・イノウエ国際空港)からは約19km。ワイキキの中心部からは約6.5kmの場所にあります。ワイキキからダイヤモンドヘッドまでのアクセス方法には、以下のようなものがあります。

バス

ワイキキからダイヤモンドヘッドまで「The Bus」で移動するなら、「23番(Hawaii Kai Sea Life Park行き)」が一番便利。「23番」はワイキキ中心部にあるクヒオ通りを走るバスです。ワイキキを代表する政府公認の免税店「Tギャラリアハワイby DFS」のすぐ近くにある「ワイキキトレードセンター」の前の停留所から乗車しましょう。最寄のバス停は、ダイヤモンドヘッド入口にあるバス停「Diamond Head Rd + Opp 18th Ave」です。所用時間は20〜30分程度。片道料金2.75ドル(大人)ですが、1日乗車券(1-DAYPASS)は5.5ドルと大変お得です。ダイヤモンドヘッド以外も観光する場合は、1日乗車券の購入をおすすめします。

※路線番号や乗車料金は変更されることもあります。利用する前に確認してください

トロリー

ワイキキトロリーでは「グリーンライン」を利用します。グリーンラインはダイヤモンドヘッド観光に特化したコースを周遊しており、クレーター内の登山口まで行くことができて便利です。ザ・バスは麓までしか行かないため、登山口まで歩く時間を短縮したいならトロリーをおすすめします。グリーンラインは、「Tギャラリアハワイ by DFS」や「モアナ・サーフライダーウェスティン」「デューク・カハナモク像」「ホノルル動物園/カピオラニ公園」「ワイキキ水族館」などオアフ島を代表するスポット近くに停車。乗り場もわかりやすいので初めてハワイを旅する人でも安心です。また他の観光と組み合わせてダイヤモンドヘッドに行けるのも魅力。チケットは1日2ライン25ドル(大人)、7日間5ライン乗り放題70ドル(大人)など種類も豊富です。チケットは、「Tギャラリアハワイ by DFS」のチケットブース、もしくはワイキキトロリーの公式ホームページから購入することができます。ホームページは日本語にも対応していますよ。

レンタカー

車ではワイキキの中心部からカラカウア通りやカパフル通り経由でアクセス可能です。ダイヤモンドヘッドの手前にある「KCC(カピオラニ・コミュニティ・カレッジ)」を通過し、左手に教会が見えたらそのすぐ右手に「ダイヤモンドヘッド(Diamond Head State Monument)」の標識があります。そこを右に曲がり、トンネルを抜けとダイヤモンドヘッド専用の駐車場に到着します。

駐車料金は1台5ドル。ワイキキからの所要時間は約20分です。レンタカーはホノルル空港(ダニエル・K・イノウエ国際空港)やワイキキ市内で予約することができますが、日本出国前に手配しておいた方がより安心でおすすめです。レンタカーは特に国際免許を取得しなくても、日本の運転免許で利用できるので、気軽にドライブを楽しみたい時にもピッタリですよ。

タクシー

ワイキキ中心部からダイヤモンドヘッドまでタクシーを利用する場合はチップ込みで15ドルが相場です。所要時間は約20分。レンタカー同様に最も早くアクセスできます。車の運転に自信がない方や、出来るだけ時間を短縮させて移動したい場合に便利な手段と言えるでしょう。

日の出時間・日の入り時間の目安

いつ訪れてもダイヤモンドヘッドの頂上からは感動の絶景に出会えますが、日の出と日の入りの美しさは一層格別。夏(4月~9月)の日の出は5時50分〜6時20分、日の入りが18時30分〜19時10分、冬(10月〜3月)の日の出は6時30分〜7時10分、日の入りが17時50分〜18時40分を目安にするとよいでしょう。

ダイヤモンドヘッド登山に適した服装

ダイヤモンドヘッドの標高は約230mと比較的小さいので、一般的な登山用の本格的な服装をする必要はないでしょう。基本的にワイキキと同じ格好でも問題ありません。ただし夏場など気温が高い時は汗をかきやすいので、吸水性が高く乾きやすいTシャツやパンツであれば、より快適に登れるでしょう。また登る距離は短いものの登山道はでこぼこしているため、ビーチサンダルよりもスニーカーの方が安心です。万が一の怪我の防止にもつながります。

ダイヤモンドヘッドから眺める日の出・日の入りの光景はいつ訪れても美しいですが、11月〜4月の朝夕は大変冷え込みます。防寒のため、気軽に羽織れるパーカーやウィンドブレーカーを持参するとよいでしょう。また急なスコールに備えタオル類やカッパなども備えておくことをおすすめします。

ダイヤモンドヘッドの見どころ

毎年世界中から多くの観光客が訪れるダイヤモンドヘッド。いつ行っても感動の景色を楽しむことができますが、特に日の出・夕日の美しさは随一として知られています。

日の出/夕日

ハワイを代表する観光スポットであるダイヤモンドヘッドにはトレッキングコースが整備されており、気軽に登山しやすいのも魅力です。山頂の展望台からは360°の絶景パノラマビューを望めるため、早朝から訪れる人もたくさんいます。

いつ訪れても雄大な自然美を楽しめますが、特に人気が高いのが日の出と夕日。ダイヤモンドヘッドの営業時間と日の出・日の入り時間を考慮すると、山頂から日の出や夕日を眺めるなら12月~3月頃がよいでしょう。日がゆっくりと登る朝の神々しさや、オレンジ色に染まる夕日は心に響く景色になること間違いなしです。営業時間は6時~18時で、最終入場は16時30分まで。入場料は1人1ドルです。登る速さにもよりますが、山頂までは片道30~40分程度を見ておくとよいでしょう。

オアフ島の象徴であるダイヤモンドヘッドは、一度は登ってみる価値大!

ワイキキビーチのランドマーク的存在のダイヤモンドヘッド。街中やビーチから眺めるだけでもハワイらしさを実感することができますが、山頂からオアフの絶景を楽しむのもオススメです。ベルトラではこのダイヤモンドヘッド観光を含む現地オプショナルツアーを豊富に用意しています。日の出や日の入りを楽しむコースもありますよ。オアフ島の名所やご当地名物、アサイーボウルやシェイブアイスを食べられるツアーなども充実!気になる人はぜひチェックしてみてくださいね。

※交通機関や施設の料金、時間等は予告なく変更になる場合があります。最新情報は公式サイトも合わせてご確認ください。

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