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琉球村とは?昔の沖縄、琉球王国を体感できるテーマパーク

沖縄の歴史を語る上で欠かせない、かつての独立国家「琉球王国」。14世紀に尚巴志(しょうはし)と呼ばれる人物が、南山、中山、北山と称する3つの勢力を統一し誕生しました。その後1879年に現在の沖縄県になりましたが、琉球王国である時代から特有の伝統、文化は今でも色濃く残されています。そんな沖縄の昔を身近に楽しむことができる「琉球村」は沖縄旅行で外せない観光スポットです。

2020/07/18

沖縄・琉球村の観光情報

昔の沖縄に訪れているかのような体験をさせてくれるのが「琉球村」。有形文化財として登録されている一般的古民家の見学も可能です。赤瓦の屋根が特徴の伝統的な平屋が立ち並び、その中では伝統芸能や工芸体験を手軽に楽しめます。一日で沖縄を思いっきり満喫できる施設になっているので、特に沖縄旅行が初めてという人にはぜひ訪れてほしいスポットです。まずは琉球村の基本情報を紹介します。

アクセス

琉球村は沖縄本島、国頭郡恩納村(おんなそん)に位置しています。アクセス方法はレンタカー、タクシー、バスになります。

那覇空港からの所要時間

那覇空港から車で向かう場合は、国道58号線を北上し30キロ走ります。所要時間は約1時間です。

路線バスで向かう場合は「那覇空港バスターミナル」から乗車し、「琉球村前」で下車後、徒歩約1分で到着します。所要時間は約1時間30分です。

無料駐車場

レンタカーを利用する場合は駐車場が気になりますが、琉球村には無料の駐車場が併設されているので心配ありません。約200台もの車を収容できます。沖縄にはレンタカーの店舗が点在しておりレンタカーを利用する人も多数いるため、繁忙期には満車になることもあります。

入場料

入場料は大人(16歳以上)1,500円高校生1,200円小人(小中学生)600円です。

6歳未満の子供は入場無料となり、高校生料金の場合は学生証の提示が必須です。

沖縄観光は琉球村
www.ryukyumura.co.jp

沖縄観光は琉球村へ!琉球村は沖縄の文化・芸能・自然を見て体感できるテーマパークです。

前売りチケットの料金

多数のサイトで前売りチケットを割引販売しているので、スケジュールが決まっているなら要チェックです。るるぶが運営しているレジャーチケットサイト「PassMe!」などで前売りチケットが10%割引で購入できます。また、H.I.S.では入園料10%割引で購入できるクーポンを発行しています。当日まで予定が組めない場合も現地でクーポン提示することで安く購入できるので便利です。

営業時間

09:00~17:30で定休日はありません。最終受付は17:00となります。

2020年7月1日より営業時間が30分短縮となり、09:00~17:00、最終受付は16:30です。

滞在時間の目安

約10分、20分と短めのものから約100分かかる長時間のものまでさまざまな体験プランが用意されているので、体験時間によって滞在時間は大幅に変わります。ショーを楽しんで少し食事、写真撮影や短めの体験プランをするなら2時間くらいでしょう。ファミリーで時間をかけて廻るなら4時間程度、一日中楽しみたいなら7時間いても遊び足りないのが琉球村の魅力でもあります。

琉球村の見どころ&過ごし方

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子供から大人まで楽しみ方は本当にたくさん!琉球村に行くなら体験したい見どころを紹介します。思う存分沖縄に浸りましょう!ほとんどの体験プランが雨天時でも楽しるから安心です。

手作り体験

家族連れにもおすすめの手作り体験です。自分で作ったものはより気分が上がりますね!

手びねりシーサー 

テラコッタと呼ばれる茶色がかったオレンジ色の粘土を使用してオリジナルのシーサー作りが体験できます。もちろん作成後はお持ち帰りOK!完成したシーサーをお土産にできます。最初から作るのには少し自信がない人や時間がない人には、すでに型どられたシーサーに色付けする体験もあります。カラフルな色を揃えているので派手めシーサーがお好みな人にもおすすめです。

サーターアンダギー作り

沖縄の定番スイーツとして有名なサーターアンダギーは、砂糖、小麦粉、卵を混ぜ合わせて揚げたドーナツのようなお菓子です。本場の味を自分で作れる楽しい体験です。お持ち帰りは5~6個です。

紅型

400年余りの伝統がある琉球の染め物です。「紅型(びんがた)」のびんは色彩の意、がたは「模様」という見方がある通り、色鮮やかで独特なデザインが特徴です。あらかじめ決められた型に顔料を使って塗る体験ができます。

泡盛ラベル作り

寝かせば寝かすほど熟成し、良い味を出すと言われる沖縄の代表のお酒である泡盛。沖縄の植物「月桃」を使用した月桃紙の専用ラベルを自分好みにデザインし、そのまま泡盛のボトルに貼ってお持ち帰りすることができます。大切な人へのメッセージを書いてプレゼントするのも良いですね。

三線体験

古くから沖縄の音楽に使用され、欠かせない存在である楽器・三線(さんしん)を聞くだけでなく体験できる教室があります。間近で見ることさえなかなか無い三線を気軽に学べる貴重な場所です。三線教室では講師が簡単な曲をレクチャーしてくれます。

琉球衣装の着付け体験

本格貸衣装で琉球人になれる特別な体験です。高貴な人達しか身につけられなかった伝統ある衣装です。男性用もあるのでカップルでも楽しめます。琉球村園内を廻るとタイムスリップしたかのような気分になります。

エイサー演舞

約400年の歴史を持つ、沖縄の代表的な伝統芸能であるエイサーを目の前で見ることができます。エイサーは本土で言うと盆踊りにあたる演舞で、旧盆(旧暦7月15日)にかけて先祖の霊が問題なく天に帰れるように、そして、家内安全、健康を祈願し踊られます。琉球村では1日数回行われるショーで、迫力のある太鼓や三線、そして踊りで盛り上げてくれます。琉球村の必見イベントです。

道ジュネー(パレード)

パレード形式で沖縄の年中行事にみられる伝統芸能を楽しめる、琉球村目玉のイベントです。村に繁栄をもたらしてくれる神様や獅子舞が登場したり、中国唐の拳法が融合した独特な琉球空手を見ることができたりとにかく見どころ満載です。最後にはカチャーシーと呼ばれる、テンポの速い沖縄民謡の演奏での踊りをお客さん参加で楽しめます。

ハブショー

ハブといえば沖縄ではハブ酒が有名です。園内の池付近にあるセンハブセンターではハブ取り名人がハブの驚くべき生態を紹介してくれます。希望すれば蛇を首に巻いてくれるかも!

製糖工場

サトウキビを原料とした砂糖を作っている工場です。半月形の大きな角を特徴に持つ水牛が働く、昔ながらの姿を近くで観察することができます。記念撮影にもぴったりです。 

きじむなー食堂

沖縄で古くから言い伝えられている精霊「キジムナー」の名がついた食堂ですが、食堂の前には無料で楽しめる芸能・民謡ショーを行っている舞台、チャンプルー劇場があります。ランチメニューは豊富で、沖縄そばやタコライスといった定番のもの、子供も好きなとんかつ定食などを揃えています。入園料のかからない無料エリアにあるので、食事だけでも利用可能です。

ポーポー屋

軽食と飲み物を提供している売店です。目の前で絞ってつくるサトウキビジュースが人気です。100%フレッシュのサトウキビは甘さ控えめでリフレッシュした気持ちにさせてくれます。沖縄風クレープであるポーポーや、ヒラヤーチーと呼ばれる沖縄風お好み焼きも堪能できます。

夏祭り

夏には通常の営業の後に事前予約した人対象の盛大なお祭りが開催されます。屋台ゲームや芸能ショー、園内に自生するホタルの観賞などが楽しめます。ワンドリンク付きのブッフェスタイルで食事も用意されており、充実した時間となること間違いなしです。

琉球村付近のおすすめレストラン

村内での食事も良いですが、琉球村付近にもぜひチェックしてほしいレストランがあります。琉球村観光の前後に立ち寄れる、おすすめのレストランを紹介します。

山田水車屋

テレビ番組「何コレ珍百景」にも登場した、ユニークな店主が手作りしたバンジーブランコが屋外に設置されている沖縄そばのお店です。沖縄でも人気の「照喜名製麺所」の麺を使用したこだわりの沖縄そばが人気です。

ゆんたく亭

手頃な価格で沖縄料理が食べられるお店です。地元の人にも人気があり、より沖縄の雰囲気が感じられる場所です。安い、ボリュームがある、美味しいと常連さんが多いのも頷けます。

沖縄でおすすめの体験型観光スポット

琉球村は伝統工芸や貸衣装体験などができる観光施設ですが、沖縄にはその他にも体験しながら楽しめるスポットがあります。興味がある体験を見つけて、旅行中にどこか1箇所には訪れることをおすすめします。

体験王国むら咲むら

沖縄を最大限に感じられる琉球王国時代の町並みを再現したテーマパークです。NHK大河ドラマ『琉球の風』のセットに使用されたことでも知られています。施設内には工房が30以上あり、ガラス工房やシーサーの色付け、伝統工芸、沖縄料理の調理などの体験メニューが目白押し。アメリカンビレッジから北上し、車で30分ほどの場所にあります。

冬には琉球ランタンフェスティバルが行われ、プロジェクションマッピングや和紙燈籠などの光で来場者を癒やしてくれます。

おきなわワールド

沖縄の魅力をすべて堪能できる観光施設です。約30万年の時を経てできた全長約5kmの鍾乳洞・玉泉洞世界唯一のハブ博物公園ハブ酒やクラフトビールを製造している「南都酒造所」などが楽しめます。国・登録有形文化財にも登録された「琉球王国城下町」の古民家では琉球ガラスの制作体験もできます。5万4千坪(東京ドーム4個分)の県内最大級の観光テーマパークで沖縄を知り尽くしちゃいましょう。

海も良いけど、沖縄の伝統に触れる旅行もおすすめ!

現地の人から教わる伝統芸能や文化は旅行以上の体験となり格別です。ベルトラでは気軽に文化体験できるアクティビティも販売しています。人気な観光地なだけにたくさんのツアーも販売されている沖縄ですが、自由時間の多いパッケージツアーやあえて宿泊施設だけ予約して、後からオプションを追加する気ままな旅もおすすめです。ぜひ旅行前に一度チェックしてみてください。

※交通機関や施設の料金、時間等は予告なく変更になる場合があります。最新情報は公式サイトも合わせてご確認ください。

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