2015年夏にオープンした商業施設「瀬長島ウミカジテラス」は那覇空港の近く、瀬長島西海岸の傾斜地にあります。多数の飲食店や雑貨、工芸品などのショップがそろい、海に囲まれているのでロケーションも抜群です。この記事では瀬長島ウミカジテラスへのアクセス方法や楽しみ方、周辺のおすすめカフェやレストランを紹介します。
瀬長島ウミカジテラスはヨーロッパの雰囲気漂うアイランドリゾートとして人気の観光スポット。ウミカジとは沖縄の方言で「海風」という意味です。その名の通り絶景を眺めながら海風を感じる沖縄らしい施設になっています。
瀬長島は離島ではありますが、沖縄本島と海中道路でつながっているためアクセスがしやすい島です。周囲1.8kmの小さな島に温泉施設やホテル、ショッピング施設が集まり、たくさんの魅力が詰まっています。特に立地が良いことから日帰りで行ける離島として人気の観光地です。
琉球の創世神アマミキヨが最初に降り立ったとされ、豊見城が発祥したという伝説が残っています。また、城(グスク)もあったといわれています。集落が形成されたことにより、「子宝岩」という拝所が栄えました。
アクセス方法はバスやレンタカー、タクシーでの移動となります。瀬長島ウミカジテラスの駐車場情報もチェックしておきましょう。
住所:〒901-0233 沖縄県豊見城市瀬長174番地6
2019月8月1日より無料シャトルバスの運行は終了しているため、中部観光サービスの有料路線バスに乗車します。那覇空港からは「那覇空港国内線ターミナル1階外1番バス停」より乗車し、「瀬長島ホテル前」で下車します。
沖縄都市モノレール、ゆいレール赤嶺駅からも瀬長島行きバスに乗車可能です。
沖縄旅行では、レンタカーを利用する人も多くいます。空港からの所要時間は約15分で、カーナビでは案内が異なる場合があるので注意してください。瀬長島に入った後は左折、交通標識の案内に従います。
進んでいくと駐車場が見えてくるので、そこから2分ほど歩けばウミカジテラスに到着です。満車の場合は、さらに先に行くと他の駐車場も見えてきます。駐車場は多数あるので安心です。島内は一方通行なのでUターンはできません。
飛行機の時間まで余裕があるときなど、思いつきでタクシーを使って訪れるのも良いかもしれません。時間帯や混雑状況などによっても変動しますが、料金の相場は1,800円ほどです。
お昼頃から夕方までは混雑が予想されるので注意が必要です。特に搭乗を控えている人は時間に余裕をもって行動しましょう。午前中は比較的ゆっくり過ごせます。
施設自体は10:00~22:00まで開いていて、年中無休です。年末年始も営業しています。各店舗で異なる場合もあるので公式ホームページを確認してください。
ショップやレストランが47店舗ほどあり、充実しています。沖縄での時間を満喫できること間違いなしです。お目当てのお店があるなら、先に施設地図などで確認することをおすすめします。
沖縄は亜熱帯地域のため一年中暖かい傾向にあります。降水量も多いので常に雨具は必要です。梅雨はゴールデンウィーク明けの5月~6月で、台風も5月頃から発生し始めて9月~10月頃まで続くことがあります。上陸することが多いといわれる7月~8月は常に天気を確認しましょう。冬は15℃以下になることはあまりありませんが、1月~2月頃は上着が必須です。
グルメとショッピングの集まるウミカジテラスですが、この場所ならではの楽しみ方があります。訪れる前にぜひチェックしておきましょう。
ウミカジテラス付近の小高い丘に展望台があり、美しいコバルトブルーの海を見渡すことができます。駐車場もあるので気軽に立ち寄りOK。空港に近いことから、飛行機が飛ぶ様子も近くで眺めることができます。飛行機好きにはたまらない場所です。
ウミカジテラス付近の瀬長島ホテルに併設している「琉球温泉 龍神の湯」で温泉に浸かることもできます。オーシャンビューの贅沢な露天風呂で天然温泉を堪能できます。旅の疲れを癒やす至福のひとときを過ごせるでしょう。
天然温泉の足湯施設がウミカジテラスのインフォメーション正面に設置されています。無料で利用できるのも嬉しいポイント。歩き疲れたときにぜひ立ち寄ってみてください。
天然のビーチも魅力で、ここでも飛行機を間近に見ることができます。遠浅のビーチで、ウインドサーフィンを楽しむ人が多く見られます。遊泳は禁止ですが、散歩には最適なビーチです。
ウミカジテラスは夕日が綺麗に見えるスポットとしても有名です。オレンジ色に染まった風景はまさに地中海のよう。幻想的な景色に心も落ち着きます。飛行機とのベストショットもぜひカメラにおさめてください。
「ウミカジハロウィン」と題して、仮装コンテストとパレードが10月に行われます。仮装コンテストでは賞品もゲットできますよ。ハロウィン専用の写真スポットなどもあり、多くの人でにぎわいます。また、レストランやカフェではスペシャルメニューとしてハロウィン限定スイーツなども販売されるので要チェック!
「Senaga Starry Night 陽が沈む島の星物語」というショーが、イベントスペースにて無料で毎日開催されています。19:30から30分毎に5回行われます。瀬長島の伝統や歴史を元にし、ストーリーを星たちが語る内容になっています。大階段をスクリーンに見立て、星空のように綺麗に輝く演出は大人も子供も楽しめます。
散策だけなら大体1時間ほどですが、お店に入ってひと休みしたり食事をとるなら2時間~3時間ほどあると良いでしょう。時間帯はどれもおすすめです。日中は真っ白な建物が映えて異国情緒な雰囲気が増します。夕方はサンセットによる神秘的な空間となり、夜は空港近くならではの夜景とウミカジテラスのライトアップで魅力的です。
絶品グルメがそろう瀬長島ウミカジテラスでは飲食店の選択も迷ってしまうはず。事前におさえておきたい、おすすめのレストランを紹介します。
南国リゾートの雰囲気たっぷりのハンモックカフェです。全ての席がハンモックになっていて、メキシカンメニューを楽しめます。トロピカルドリンクもとても可愛らしいのでおすすめです。
ハンモックカフェ・ラ・イスラ とはスペイン語で島の意味。 空港から近い瀬長島で海を見ながらハンモックで大切な人と特別な時間を作れる場所を作りました。
チムフガスとは沖縄の方言で「びっくりさせる」や「満足させる」という意味で、店名のインパクトに負けないボリュームたっぷりのハンバーガーを堪能することができます。一番人気の氾濫バーガーは、大きなパティに厚切りベーコン、パリパリチーズに卵ソース、レタスもたっぷりと入っています。テラス席で思いっきり頬張っちゃいましょう。
タコスは、とうもろこしまたは小麦粉から作られた薄焼きのパンに肉や野菜、チーズなどを挟んだメキシコ料理ですが、タコライスはそのタコスの中身をご飯の上に乗せた沖縄発祥のソウルフードです。更にきじむなぁではふわふわの卵を乗せた「オムタコ」が人気メニューです。
空港のすぐ近くで、国際通りや首里城などの観光スポットもある沖縄南部は宿泊施設も多く建てられています。瀬長島ウミカジテラスへ訪れる際におすすめのホテルを紹介します。
ホテルWBFグループによるホテルで、2012年にオープンしました。天然温泉「龍神の湯」が併設されているのをすでに紹介していますが、もちろん宿泊者は無料で利用できます。ウミカジテラスは徒歩2分ほどの近さで、好立地なので渋滞も気にせず訪れることができます。「エアポートビュー」と「オーシャンビュー」で客室は選択可能。施設内にはレストランもあります。
「沖縄アウトレットモール あしびなー」や「豊崎海浜公園」も近くにあるホテルで、滞在中充実した時間を過ごすことができます。ウミカジテラスまでも車で約10分です。落ち着いた雰囲気のホテルです。屋外プールや露天風呂、スパも利用可能です。
ゆいレールの「壺川駅」正面にあるためアクセスも便利なホテルです。ウミカジテラスまでは車で20分ほどですが、レンタカーデスクがあるのでチェックイン後すぐに利用できます。レンタカーを利用しなくても、ゆいレールに乗ればすぐ「赤嶺駅」からバスで向かうことができます。ビジネス利用としても最適なホテルです。
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