スペインに行こうと思ったら、たまたまトマティーナと日程があったので、参加してみました。
当日は、朝３時に集合。スペインは、夜中でもタクシーが走っているので、簡単に行くことができました。集合場所に、はっぴを着たツアーの人がいたので、迷うことはなかったです。
バスに乗って2時間ぐらいで休憩所に到着しました。日本でいうサービスエリアで、夜中だったので、食べ物の種類は少ない感じがしました。
そこから2時間で会場に到着。色んな国からのツアーが出ていて、バス乗り場は大変混み合っていました。私たちは、ガイドさんに教えてもらって会場まで行きました。
貴重品については、防水ケースに入れるだけでなく、ガムテープで体に貼り付けると良いことを教えてもらい、みんなで貼り合いました。（それでも、私たちのバス中で1名、貴重品がなくなってしまった方がいたので、要注意です）
会場に入る前に、サングリアやトマティーナＴシャツも売っていました。ちなみにトイレは、簡易式のトイレがありますが、ティッシュがない場合も多いので、持って行った方がいいです。また、中に入ってからはトイレに行けないと思った方がいいと思います。

９時になると、パロハボン（石鹸が付いた木に登って生ハムを取るイベント？的な…）が始まります。石鹸で滑ってしまうため、なかなか登れず、少し登っただけでとても盛り上がります。ただ、それを2時間ひたすら見ているのは、正直、時間が長く感じます。１１時になると、大砲が鳴り、いよいよスタートです。トマトを乗せたトラックが入ってくると、会場は一気に盛り上がりますが、トラックが通るたびに押しつぶされて、友人とはぐれる可能性も高く、息苦しささえも感じます。まさに、ガイドさんの言う通り、戦争です。満員電車なんてかわいいものと思えるような人の多さなので、出たいと思っても、終わるまでは全く動けません。心配な場合は、中心部（パロハボンの近く）から少し離れたところで待っているのがいいと思います。
１時間後に、終わりの合図の大砲が鳴り、一瞬でお祭りは終了です。ここの切り替え、とっても早いです。
ここからは、皆さん、撮影タイムという感じです。人波に乗って出口まで向かいます。
このツアーでは、昼食・着替えのために、大砲が鳴ってから１時間半程度、時間がとってありましたが、
①出口に向かうのに時間がかかる。
②シャワーを、見つけるのに時間がかかる。
③シャワーの待ちが半端ない。
④シャワーの場所が毎年変わるそうで、どこにあるか、事前の確認ができない。
などの理由で、時間が足りませんでした。集合時刻が迫ってきていたので、ペットボトルの水を買って、身体に付いたトマトを洗い流しました。でも、帰り道に民家で、有料で洗ってくれる家もありました。シャワーについては、全く情報がないので困りますが、こればかりは運だと思います。強いていうならば、終了から集合までの時間をもう少し伸ばしてもらえると、焦ることなくシャワーを探したり浴びたりすることができると思います。
帰りはとてもスムーズで、行きに寄ったサービスエリアに行きました。朝と比べて食べ物の種類も豊富になっていました。
渋滞もなく、予定より３０分ほど早く解散場所に到着しました。
全体的には、１度は体験してみたいお祭りだと思いますが、思った以上に過酷なお祭りでした。余談ですが、私と友人は、その日の夜から身体中、蕁麻疹が出ました。結構多いそうです。